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土地探訪シリーズ 茨城県利根町編  58坪 角地 520万円?!

今回は東京圏で最近東京圏からの移住で注目されている茨城県利根町について調べました!
地域振興課の方からの移住の勧め記事はこちらhttps://jsbs2012.jp/date/tone-ibaraki-iju

利根川土手

どうせならこだわりの住宅に住みたい。家族の価値観を思い出しましょう。


まずぶつかる壁は全部でいくらくらい必要になるの?
どこに住んだらいいのだろう?
住宅を建ててくれる会社ってどうやって探したらいいのだろう?
様々な壁があり、大変そうだな。。。
皆さん思うところは一緒の様です。
まずは情報収集。
そして比較検討をしていくとあまりにわからないことだらけで恐怖すら感じるでしょう。

大切なのはご家族の価値観をどこに置いているかを思い出すことです。
きっと答えはご家族の中にあったはずです。様々な情報や状況によりわからなくなってしまうご家族がほとんどです。
住宅についての価値観を思い出すにはどこにすみたいのか?どんな住宅にすみたいのか?をどちらかに決めることが大切です。両方を成立させるのではなくどちらかです。そうすることで住宅計画における重心を土地と建物どちらにおくかがわかります。
建物に重心を置く方のみこの先進んでいただけますとお役に立てると思います!

建物に重心を置くと決めると限りある予算の中で、どうしたら土地代を下げるられるかがポイントとなります。

それでは移住で注目されており、東京圏で土地価格の下落率がナンバーワンといわれている利根町について調査してみましょう。

とにかく土地代がー!


どの販売チラシをみても50坪越えの土地が400万円!500万円!
場所によっては250万円という金額が目に飛び込んできます。
?!
道路の関係か、がけ条例?市街化調整区域?43条但し書き道路?
再建築不可?ハザードマップが真っ赤?
一体何がこの金額の理由なのでしょうか。
道幅も問題ないです、市街化区域です、備考欄にも特に記載はなし。
たまに地目が畑のものが紛れているので要注意でしたが基本は宅地です。
利根川沿いなので台風や地震時などの緊急時に避難警報などが発令される可能性があるかもしれません。

兎にも角にも現地を見に行ってみよう!

ということで妄想よりも行動派の私は、子どもたちとドライブだー!帰りは梨狩りして帰るぞー!とレジャーを絡めて現地確認へ行きました。

利根川を栄橋という橋を渡るとすぐに利根町です。日曜日だったからか橋は全く混んでいませんでしたが平日の通勤、帰宅ピーク時は混みそうです。
最寄り駅は利根川を渡ったところにあるJR成田線 布佐駅です。利根町には電車は通っていません。
街中は静かで人気がありませんでしたが車とはよくすれ違います。
公園は雑草が多い茂り子どもが遊んでいる様子もありませんでした。

子どもの気配はありませんでした


約40年前に開発された地域の様で新しい家は少ないもののリフォームや外壁を塗り替えた住宅が目立ちます。

リフォームされたきれいな住宅が多い町並み
ご近所の方にお話をうかがいました

利根川沿いの町役場のすぐ近くの土地をサンプルにリサーチします。東南角地58坪 前面には桜並木と三方道路の角地 日当たりも最高です。価格は520万円(2023年9月10日現在)JR成田線 布佐駅より徒歩30分程度地目は宅地で市街化区域インフラ完備、前面道路の3方とも道幅は6mとても静かで風の音や鳥の声がよく聞こえます。エンジンをかけて車を停めているとエンジン音が申し訳なく感じ、止めたくなりました。ハザードマップは土砂災害警戒区域に入っています。

素晴らしい日当たりと環境
ここで野球をやったら怒られるそうです

近所でお庭の手入れをされていた方がいたのでお話をうかがってみましょう


この辺はすごく土地代は安いですね。なんでなんでしょうか。
A.とても高齢者が多くなってきているので若い人を誘致したいのかもしれません。固定資産税は非常に安いですね。子どもの姿も最近近所ではみかけなくなりました。大きくなると多くの人は都内や千葉、柏などの方へ移住してしまいます。

確かに子どもを見かけませんね。買い物などはどのあたりでされるのですか?
A.この辺にスーパーはないから印西牧の原の方に買い物している人が多いと思います。車で行けばすぐだから不便は感じませんよ。

町の様子はどのように感じられていますか?また利根川の近くということで危険性など感じたことはありますか?
A.高齢者が多くなってきていて年金生活をしている人が多いので穏やかな人が多いですね。あと病院は多くあるように思います。
40年近くこの町に住んでいるけど警戒レベル4の『避難指示』は台風が来たとき発令されたが、実際に川が増水して被害を受けたりしていないので危険性は感じたことはない。
静かで穏やかなまちなので住みやすいですよ。でも役場で町の情報はいろいろと確認した方が良いと思いますよ。

とのことでした。
お話をうかがった後土手に上がりました。
まー気持ちの良いこと!ジョギングやサイクリングをしている方が多くみられました。

土手からの町の風景
奥には栄橋があります


年齢構成比を基にもう少し情報を調べてみましょう

ちなみに、、、2022年町の幸福度ランキング(茨城県)6位、住み続けたい町ランキング10位にランキングしています!

利根町と私の勤務地のある船橋市と私の住んでいるさいたま市で年齢割合を中心に対比してみました。

ご近所の方のお話の通り高齢の方の割合が非常に多いです。
ってことはやり時は緩やかに過ぎ、子どもはじめとして移住してくる方たちをすごく大切にしてくれるのではないでしょうか。

感想と提案

立地ではなく建物に重心を置き、豊かさの本質を感じながら過ごすことができる土地だと感じました。
移住・定住支援の助成金も4人家族の場合条件によりますが300万円支給されます。https://www.town.tone.ibaraki.jp/page/page004552.html
川や田んぼ、桜並木などの自然を大いに感じながらの生活をしつつ都内、千葉、埼玉へ1時間程度で行けるこの土地を終の棲家というライフスタイルもありではないでしょうか。
この地で建てた住宅での朝ごはんはとても美味しいでしょうね。








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