いつも何かを迷っている

 2022年、明けましておめでとうございます。

 朝は初日の出を見るために早起きをしたのに、もう昼になっている。自分の時間にしようとパソコンの前に座ってからはや20分。傍らに置いた、まっさらなスケジュール帳に何か書こうか迷っている。

 仕事でも使うから、あまり内省とか個人的なことは書かないほうがいいだろうか。見られても困らないが、相手の目にうっかり入ったときに不快ではないか。あーこいつ、こんなこと考えてるんだ、と思われるのではないか。そもそもなぜそんなに他人に忖度して自分の行動を決めてしまうのか。自問自答が止まらない。

 昨年11月ごろに、物は増やさないと決めた。整理整頓能力が低い私は、欲しいものを手に入れてばかりだと秩序を保てないと感じたからだ。以降ある限りのもので満足している。だが一層物を買うときに迷うようになった。特に「自分が多少手間をかければ(我慢をすれば)なんとかなるモノ・コト」にお金を使うことをものすごくためらう。これに迷う時間は人生で一体どれくらいの量を占めているのだろう。

 即決をしたい。軽やかに、自由意志で動きたい。まだそこまで行けていない。今は、半ば仮言命法的にnoteを書いたけれど、頭には今年やりたいことの構想たちが入場待ちの列をなしている。人生は巻き戻せず、終わりも定かでないのに、欲はふくらむ。だから迷うと思う。迷えるだけの欲を持てることも幸せである証拠かもしれない。ただ、目的地さえ決めていれば、迷いたい放題で進んでもいいかもしれない。たまに頭を空っぽにさせながら。

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