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ペンギン酒店の『周年企画』は「モノより思い出」がポイントです

ペンギン酒店のろくちゃんです。妻のはなちゃんといっしょに鹿児島の騎射場で居酒屋をやってます。
今回はお店の周年企画について書いています。
(はじめましての方へ、ペンギン酒店はこんなお店です)

【お店の周年企画ってなんのためにやるんだろう】

ペンギン酒店をオープンして最初の一年が終わろうとしていた2020年1月。ぼくら夫婦は「1周年どうする?」という会話をしていました。

僕は独立前に10店舗以上の飲食店で働かせてもらっていた経験があったので、その時のことをいくつかはなちゃんに話しました。

常連さんを集めて1日パーティーしたり、特別な料理を作ってスペシャルプライスでメニューにのせたり。ビールを割引したり(3周年だから300円!みたいに)

ただそこで、そもそも周年企画ってなんのためにやるんだっけ?とはなちゃん。
お店に来てくれた人たちへの感謝だよね。じゃあその感謝をあらわすカタチって?うーん。。。
しばし考えました。

【ぼくらがやりたかった『周年企画』】

考えていて出て来たのは、ペンギン酒店らしいカタチにしたいねということ。
感謝を伝えたいみんなに喜んでもらえるもので、いつまでも残るもの。
 
じゃあ期間はどうする?
1週間まるごと周年お祝い期間にしよう。
そうすると来たい人たちは来たい日に来ることが出来る。
いくつか企画を用意しておけば複数日来ても楽しいかもしれないし。
 
周年当日の、その日をまるごと写真におさめよう。
開店から閉店までお店にプロのカメラマンさんに入ってもらって写真を撮ってもらおう。
撮ってもらった写真はお店のFacebookページで公開すれば、好きな写真だけダウンロードして使ってもらえるよね!
 

【ペンギン酒店1周年と2周年】

こうやってペンギン酒店の周年企画ははじまりました。
 
1周年の日を撮影してくれたのは、しげさん
開店当初から僕たちを応援してくれた須部さんが引き合わせてくれた人。
鹿児島大学そばの喫茶店地中海で聞いた破天荒な人生の話はめちゃくちゃおもしろかったし、彼のチームが企画する大人の遊びはいろんな人を巻き込んで毎回たくさんの人たちを楽しませる。そんな人です。
 
1周年の写真はこちら

2周年は、2日間撮影に入ってもらいました。
 
1日目は、かいせいくん
鹿児島大学の水産学部に入学する前からペンギン酒店に来てくれてる人。魚や海の生き物、川の生き物が好きすぎて一人暮らしのユニットバスで大量のザリガニを泳がせてたこともありました。ペンギン酒店でイベントしたときはたくさん友達が来てくれたり、テレビ局の人が取材に来てくれたり、いつも周りをにぎやかにする人です。
 
2周年、1日目の写真はこちら。

 
2日目は、こうだいくん
東京と鹿児島の2拠点を行き来しながらペンギン酒店にもたびたび来てくれる人。鹿児島のすてきなものを掘り出して、それをどんどん明るく楽しく伝えていってる。自分の好きなものを周りの人たちに愉しんでもらうのが得意な人です。
 
2周年、2日目の写真はこちら。

どちらもほんとに楽しい周年になりましたし、写真を見返すたびにその日のことを思い出します。
 

【周年企画をやってみて】

 
なによりやってみて率直に思ったのが、周年をきっかけに会いに来てくれる人たちの顔が写真に残ることが、誰よりも僕たちにとっての大きな喜びになるということです。
 
家族写真が増えるごとに家族の思い出が重なって愛着がわくみたいに、
お店に来てくれる人たちの写真が増えるごとに、お店への愛着がわいてくるのを感じます。
 
思いつきから始まった企画だけど、やってよかったなーと思うし、これからも続けていきたいと思っています。
 

【ちなみに3周年は…】

 
2022年3月21日で、ペンギン酒店は3周年を迎えます。
 
3周年のカメラマンさんは、りょうちゃんです。
お店に来てくれるお客さんであり、お互いに独立したばかりで刺激しあうことができる仲間。スタッフのみんなもりょうちゃんが大好き!いっしょにひまわりマルシェでイベントやった時にもステキな写真を撮ってくれました。当日もきっと楽しい写真をいっぱい撮ってくれるんじゃないかと思います。楽しみにしててくださいね!

 
3周年記念ウィークは3月20日からの1週間!
りょうちゃんが写真を撮ってくれるのは3月21日の3周年当日!
みんなぜひぜひ遊びにきてねー♪待ってまーす!

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振り返りnote

子育てしてる大人たちが心からリフレッシュできる飲食店を作っていきたいと思っています。応援してくれたらとってもうれしいです。