2014年12月、メキシコでの日記

冬のニューヨークから飛行機でメキシコのカンクンへ。そこからキューバまで往復して、カンクンに戻り再び南へ。サンクリストバルデラスカサスという標高2100mにある街へ。そこからグアテマラを目指しました。ここには食べ物のことしか書いてませんが、いろんな旅仲間と出会えたのもこのメキシコでした。

うめーな！メキシコ！
SO DERICIOUS,MEXICO!!

明日でメキシコともお別れ。うすうまビールのソルに青いレモンをたっぷり入れたり、ちょい濃いめのボヘミアをゆっくり飲んだりもいったんおしまい。グアテマラにてスペイン語の勉強に入ります。

とにかくメキシコは美味しかった！

極寒のニューヨークから常夏のカンクンに入って、最初に食べにいったのは
「トムクルーズの”カクテル”はここで撮影して”いません”」と描かれたメキシカン。
さっきまでフロアでサービスしてたスタッフがご機嫌なダンスをステージで踊るというお店。
ヤルダとよばれるでっかいプラスティックグラスに注がれたフローズンカクテル。
仕上げに目の前で火をつけたテキーラ入れます。
担当してくれたRobertoくん。２人の子供のお父さん。テキパキしたサービスが気持ちよかったです。

ホテルゾーンからセントロ（中心街）に移動して日本人宿「カサ吉田」へ。

ここの近くで偶然見つけた豚一頭まるごと煮込みのタコス屋さんが絶品。

サルサも緑野菜がたっぷり入ったやつが激うまでした。おじさんがうまいだろ？という感じでこっち見て笑っててそれがなんだか嬉しくなって２回行っちゃいました。豚肉のタコス1個130円。

グランセノーテというたっぷりと水をたたえた天然洞窟。
カンクンからバスで２時間ちょっとのトゥルムという街にあります。
そこでたまたま一緒になった同じ大学の後輩さんたち。

せっかくなので一緒にトゥルムの街でご飯。タクシーの運転手さんオススメのこのお店で食べたエビのタコスがやばかった！
エビをフリットにしてるんですがサクサク感が絶妙でした。エビタコス５個、シーフードパスタと豚肉のタコス５個、４人でビール飲んで5000円弱。

イスラムヘーレスというカンクン沖にあるリゾートアイランド。
泊まったバイアチャクチーというホテルの裏手にある「La Lomita」というレストラン。

女の子たちはみんな楽しそうに料理してました。
名物「Sopa de Lima レモンのスープ」を食べたくて行ったのですが
タコのセビーチェ、エビのココナッツ揚げ。

そして辛くない！唐辛子のチーズ詰め。丸揚げにした唐辛子にチーズクリームたっぷりかかってます。

カットするとこんな感じです。チーズたっぷり！
オーナーっぽいホールのおばちゃんのオススメに従って頼んだのですがどれも大当たり。めちゃうまかったです。
レモンのスープは、澄み切った鶏胸肉のスープにスライスの青レモンがたっぷり。鶏肉もごはんも入ってスープ雑炊みたいな感じでした。トルティーヤチップスがクルトン代わり。

夜風が気持ちいいので軒先で食べたのですがカラフルな光のミラーボールが回っていてこんな写真になってます。食べきれずに持ち帰り、翌日のご飯になりました。生ビール２杯飲んで、小豆のスープもついて、5000円弱。死ぬほどお腹いっぱいです。

最後はメキシコ南部、サンクリストバルデラスカサス。カンクンからバスで20時間。山道をごとごと登った標高2100メートルの街。バスの中から見えた風景。雲？霧？が峡谷にたまっていました。

冷え込んだ夜、がっつり厚着してから宿で教えてもらった屋台へ。

牛肉をブロックで煮込んだものを、オーダーもらってからスパイシーなスープをかけてまな板で刻んでタコスに。さらにそのスパイシーなスープにお肉たっぷり入れて熱々で飲ませてもくれます。

ご主人のロペスさん。穏やかな空気の中にも揺るぎない自信。自分の中で完璧な一品を作り上げて、それをちゃんと提供してるからこそ生まれるこの自信。頭が下がります。タコス４つとお肉がたっぷり入ったスープにトルティーヤ10枚以上ついて一人前400円。

翌日はでっかい市場をぐるぐる歩いて大束のパクチー30円、青レモン６個50円、鶏肉1/2羽350円などなど買って帰って晩ごはん。たまねぎ2個とかじゃがいも2個とかしょうがひとかけとかでも売ってくれるのが嬉しい。で作ったのは鶏肉と山盛りパクチーのスープ仕立て。最終兵器ゆずこしょう仕上げ。

メキシコはどこに行っても、とてもカラフル。それは服とか街とか市場の野菜や果物とかだけじゃなくて、イキイキとしたメキシコの人たちが生み出す空気そのものなんだろーなと感じる日々でした。さあ、明日からはグアテマラ。どんな人が、どんな景色が、どんな料理が、どんなお酒が僕たちを待っててくれるのかめちゃ楽しみです！

メキシコに入っていきなりラテンなノリがそこかしこで見られるようになりました。そして、英語が通じなくなりました。メキシコでも、キューバでも、「スペイン語が話せたらなー」と思うことがしょっちゅうで、2人で話し合って『スペイン語を勉強しよう！』と決めました。勉強するのであれば、静かなところ＝誘惑が少ないところがいいということで、グアテマラのサンペドロ・ラ・ラグーナを目指しました。