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#10 「自分のお葬式に集まってくれた友達同士の会話の中で、自分の事をどんな風に言われたいか」っていうか俺、先に死なないぜ。

『おくりびと』っていう広末涼子が、わっぜかわいい映画がある。
まあ、今回の話とは特に関係がない。

友達より先に死ぬのはなんとなくいやだ。
でも友達に先に死んでほしいわけではない。
かといって一緒に死にたいとか考えるわけもなく。

自分の葬式にわざわざ来る、いや、来てくれるような友達。
せっかく来てくれるならついでにうちの近くのおいしいお店に寄って、おいしいものを食べてほしい。通夜や葬式の案内に、近所のグルメ情報を載せて送ってもらいたい。

せっかくなので、なにかサプライズも仕掛けたい。
芳名帳の筆ペンが全然書けない。
念仏が微妙にリズミカル。
焼香してたらいきなり棺桶のふたがバーーーーーーン!!!
お坊さんが水着。
霊柩車が空き缶いっぱい引っ張ってる。

友達に泣いてなんかほしくない。
友達にはニコニコ笑っててほしい。
ニヤニヤだとちょっとムカつくけど、まあ、こっちは死んでるし。

思い出してちょっと笑っちゃうような葬式に出来たらいいなー。
葬式が終わった後に「すごくたのしかったね」って言ってもらいたい。
そんなことワイワイ話しながら、帰りに寄った居酒屋で香典返し開けた時、
何が出て来たらおもろいかなーって考えるのがたのしい。

(つづきます)

子育てしてる大人たちが心からリフレッシュできる飲食店を作っていきたいと思っています。応援してくれたらとってもうれしいです。