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#12 「平成最後の主張」 僕ら夫婦はこんなお店を作ります。

3月21日に開店して、10日が過ぎました。いろいろと思うことがあり、さらにたまってしまったやるべきことをやるために昨日から3連休をいただいています。

カタチが整わないまま走り出し、スピード出しすぎないようにしてたのですが、やはり人間どうしてもアクセルを踏みたくなってしまうものでして。はなちゃんの指摘でハッとして、いかんいかんと思い、強制的に一度ブレーキを踏むことにしました。

止まってみるとやはり周りがはっきりと見え始めます。僕らはなんのためにお店をはじめたのかを落ち着いて考えることもできました。

開店してから一番たくさん聞かれたのは、ワインや日本酒、焼酎のことではなく
「どうしてペンギンなんですか?」という質問でした。

はなちゃんも、ぼくも、最近ではこう答えています。
「ペンギンというのは、人間の比喩なんです。
ペンギンみたいにかわいくて、好奇心が旺盛で、ステキな人たちが
たくさん集まってくれる場所になりたいと思ってるんです」

もちろん、美味しい料理作ります。美味しいお酒用意します。
ただ、僕らのお店が存在する意義は『出会う』というところにあるんです。人と人が出会うというのはもちろん、お酒との出会い、料理との出会い、本や映画や、もうありとあらゆるものが出会える場所として、ペンギン酒店は存在したい。

ペンギンみたいな人たちが、入れ替わり立ち替わり来てくれて、楽しいねって笑ってくれてる毎日が僕たちの理想です。そのためにどんなふうにお店を作っていくかを僕たちふたりだけじゃなく、まわりのみんなと話しながら作り上げていきます。

あ、まわりのみんなっていうのは、まず、これを読んでくれてるあなたのことです笑。
これからいろいろと仕掛けていきますので、ぜひぜひ「こうしたらいいんじゃない」とか「こんなおもしろいことやってる人いるよ」とか、教えてください。お待ちしてます!

(つづきます)

子育てしてる大人たちが心からリフレッシュできる飲食店を作っていきたいと思っています。応援してくれたらとってもうれしいです。