シン・コンセプト(仮) ver.2 〜得意じゃないけど、好きなこと〜
こんにちは。ひとつ前の記事に続いて、シン・コンセプト ver.2に辿りついた経緯をお送りします。一応単独でも読めます。
拙い文章ですがよろしくお願いします🤲
シン・コンセプト(仮)ver. 2は
「謎に満ちた自然を愛する現代写真家」になりました🎉🎉🎉
(先に発表するスタイル)
今後また変わっていくと思うのですがよろしく(よろしく??)お願いします。じゃあゆるゆると経緯書きますね!!!!
きっかけ
きっかけ1:コンセプト ver. 1でしっくりこない部分があった
私の仮コンセプト ver.1は、「アクティブ情報収集してじっくり考え、理工書の独特な品揃えで周囲をワクワクさせるお茶目な本屋さん」です。
このコンセプトに登場する「本屋」というキーワードは、主に私の「似合う」から導き出されたものでした。リラックス感があるけれど完全にナチュラルではない街中の風景、というイメージです。
そのイメージは確かに正しかったけれど、このコンセプトで生活するうちに違和感が出てきました。
じゃあ本屋さんではないけれど、本屋さんに居そうな人たち?作家?編集者?などと考えたけれどもあまりピンと来ませんでした。
きっかけ2:「私の好きな私」にもっと光を当てたくなった
いろいろあって、「私が好きな私」のうち、これまでスポットライトが当たってこなかった部分にも注目しようと思うようになりました。
詳細は一つ前のnoteに書きました。
「私の好きな私」とは?
では「私の好きな私」とはどういう部分か?3つほど考えてみました。
感性をはたらかせることが好き 〜考えつつ、感じろ〜
私は、色々な考えごとをするのが好きだし、(自分で言うのもおかしいけど)得意なほうでもあると思います。「考えごとが得意」という私の特徴はそれなりに社会に適応していたので、自然と表に出るようになりました。
でも、本当にそれだけなのか?「考えること」の影で目立たなくなっている私のパーツはないか?
考えることと感じることは、よく対で語られます。これまでの自分を振り返ると、考えることと同じぐらい、感じることも好きだったんじゃない??と思い当たりました。
でも、私には際立ったセンスは全くありません。誰も私の感性には期待していない。そんな中で感性を大切にする私はどこかへ追いやられがちでした。でも自分ではそういう自分も嫌いじゃない。
「私が好きな私」だけど光が当たっていなかった部分、とりあえず一つ発見です。
「考えるな、感じろ」というセリフは有名です。しかし私は考えることも好きだしどうしてもウダウダ考えてしまうので「考えつつ、感じろ」かもしれません😂
謎と付き合うことが好き 〜自分の無知を忘れないことが、幸せ〜
私が本当に好きだと思っているのは「この世の謎と向き合うこと」です。大人になるとどうしてもこの世の全てを知っているかのような気分になりがちなのですが、実のところ謎はその辺に転がっています。例えば、水辺で微動だにせずに獲物を狙っているサギが、ずっと同じ姿勢なのになぜ筋肉が凝らないのか、運動不足にならないのか、などは今の私には説明できません(いきなり変な話をしてすみません)。
身の回りの小さな自然現象さえ自分には説明しきれないのだとわきまえておくと、「この世界に絶望するのはまだ早い!私は何も知らないのだから」と思えたりするのです(私の場合です)。
ひとつ前の「感性をはたらかせることが好き」と合わせると、(私の場合)「現代アートが好き」に繋がるような気がしました。
現代アート、全く詳しくはなく審美眼もないのですが見に行くのは好きなのです。それは多分、現代アートに抽象的な表現が多くてこちらが作品の謎に向き合わざるを得ないからかもしれないと思っています。私にとって、「感性をはたらかせつつ謎と向き合える」のが現代アートなのかも。
結局、自然を愛してる? 〜夢だけは枯野をかけ廻る〜
最近香水にハマって、色々な香水の購入を検討するようになりました。そこでやっぱり実際に嗅いで考えたい!と押しかけたnose shopで店員さんに気になる香水を話したら「全部自然を題材にした香水ですね!」と言われました。無自覚でしたが確かにそうでした。
あと、久しぶりに美術館に行ったら、「これ好き!」と思った作品がほとんど自然と人間の関わりをテーマにしたものだったのです。
さらにpinterestの好きな画像集には、大自然の写真がたくさん。
これらのこともあって、私はやっぱり自然が好きなのかも?と考えるようになったのですが、腑に落ちない部分もありました。
私は確かに大自然が好きかもしれないのですが、アウトドア向けなどのアクティブウェアはそこまでピンとこないのです。
そこで転機になったのがDior展でみた映像作品です(?)
自然を意識したイメージが登場しはするのですがーーー
値段が付けられなさそうなほど貴重な、アウトドア活動に絶対に向かないであろうドレスで!水たまりに!川に!飛び込む!?!?!?(実際の撮影ではどこまで飛び込んでいるのでしょうか…?)
私は石の女性が好きです。気高くて。
実際に大自然に繰り出すための格好と、大自然を夢見るときの格好は違う。当たり前のことですが、やっとわかりました。
私は、後者を身に付ければOK!そう思えたことが一つの収穫でした。
(Dior展はもちろん他にも収穫がたくさんあって楽しかったですよ〜〜!)
ともかく
1. 感性をはたらかせる
2. 謎を忘れない
3. 自然を愛する
が揃いました。これらをまとめると、「自然を題材にした作品をつくる現代アーティスト」になるかな??
仮コンセプト ver.2 決定
どんなアーティストになりたい?
ではどんなアーティストになりたいの?現代アートだとして、どんな表現方法がいいの?
私自身が何かを表現するとして、実はあまり、キャンバスに向かっている姿や彫刻を彫っている姿が思い浮かばないのです。
それより私は、被写体を探し回ったり、実験室のような暗室に籠ったりしているイメージが似合う(妄想)。「写真家」、いいんじゃない???
ある時はありふれた風景のようで実は不可解なものを撮り、ある時は何なののかぱっと見わからないが人の心を動かすものを撮って、世界に潜む謎に目を向けたい。
そこで、「謎に満ちた自然を愛する現代写真家」というコンセプトが誕生しました🎉
過去のコンセプトに込めた想いは拾えているの?
前回のコンセプトからの飛躍があるので、前回のコンセプトに込めた想いは今の自分の中でどのようになっているのか考えました。
都会的かつナチュラル:新コンセプトにも「自然」は含まれている。都会的にしたいなら、街で個展を開くときのイメージにすればいいかな?
中性的:現代アーティストのイメージは特にジェンダーを限定しないので、男性的でも女性的でも中性的でもその他でも矛盾はなし。
常識では捉えきれないものを大切にしたい:アートは常識を問い続けているので◎
親しみを持って愛されたい:以前の私の「愛されたい」は孤立への恐怖から来ていたような気がする。今は、「アーティストになったぐらいで周囲からは孤立しない」と考えているのでコンセプトに入れなくても大丈夫かな。
防水性のある靴しか履かない→フットワークは大事?:私が防水性のある靴が好きなのは、もちろん機能面もあるけれどその「強さ、タフさ」に引かれている側面もあるのかも。ここら辺について自分の感覚が揺らいでいるので、今後の検討課題。
理系っぽい話が好き:「自然の謎を問う」「暗室で薬品を使うイメージ」あたりで拾えたかな。必ずしもコンセプトに入れなくてもいい気がしてきた。
前回のコンセプトとは全く別の方面から考え始めたけど、大体回収できている気がします!よかった。
まとめ
今回のコンセプトが写真家になったのは、前編に書いた「うらみ」の話を意識してのことではありませんでした。偶然?です。
でも、(例え短い期間でも)このコンセプトで過ごしていくことが、されるがままに被写体になるだけだった過去の私のわだかまりを少しでも溶かしてくれたらいいかもね、と思っています。
最近はこのコンセプトで服探しを始めました。今まで見てこなかった価格帯(当社比高い)の服も試着しているので、次のシーズンには1セット以上のコーデを、妄想でも現実でも見つけたいです✨
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました🙌
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