ペンギンのウィリー
『ペンギンのウィリー』
ロバート・ブライト さく
こみやゆう やく
好学社、2024
3分45秒
新刊案内に載っていたので即購入したのですが、古めかしい雰囲気。
原書は1962年の発売、作者はすでに1988年に亡くなられているようです。
時間を経て、翻訳出版してくださってありがとうございます。
ペンギンのウィリーは南極に住んでいますが、似たようなペンギンがいっぱいいて、見分けがつかないのがイヤ。
自分を変えようと街へ出かけて行きます。
街ではウィリーはすぐに見つけられます。
でも注目されすぎて、目立ちたいわけではなかったウィリーは蝶ネクタイを買ったり、帽子を買ったり、革靴を買ったり。
オペラを見に行って気づくのです。
似たような人がいっぱいだと。
ウィリーの繊細な気持ちすごくわかるなぁ。
みんなと一緒はイヤ。でも目立ちたいわけではない
ウィリーはやっと気付くのです。
そういう時期もありますよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?