アナトールパリの空をとぶ
『アナトールパリの空をとぶ』
イブ・タイタス さく
ポール・ガルドン え
石津ちひろ やく
好学社、2024
8分30秒
新作ではありますが、原書は1961年の発売だそうで。
3部作の昨日だそうです。
アナトールと妻のドーセット、子どもたちと友人ガストンの大冒険。
アナトールが拾ってきた凧を直して絵を描いていたら、ライオンのうなり声のような風で飛ばされてしまいます。
ライオンのうなり声のようだった風は、むじゃきな子犬のようなそよ風に。
この比喩表現がとてもよいですね。
頼りになる父と信じきるお母さん、そして子どもたち。
アナトールがいればなんだって大丈夫という強い家族の絆を感じます。
長いので読み聞かせというよりもじっくり読みたいお話。
アナトールの他の作品も読んでみたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?