【Twitter研究日誌】魅力的なプロフィールの書き方とは? 【人気アカウントのプロフィール構成5例を分析】
Twitterアカウントを作ったものの、こんなことで悩んでいませんか?
毎日発信を続けているのにプロフィールすら見てもらえないと、「Twitterやめようかな......」なんてくじけそうになりますよね。
やり方がわからないときは、その道の先駆者を真似するのが一番!
そこで本記事では、Twitterを上手に活用しているライター/ブロガーのプロフィール文構成を分析・紹介してみました。
筆者がライター業で月20万円を稼ぐまでにフォローしていた中から厳選しましたので、発信内容も有益なアカウントです!この機会に知った人はぜひフォローしてください。
■魅力的なプロフィール文
それでは早速、プロフィール文5選を紹介します。
アカウント規模で運用方針が変わると思いますので、フォロワー数5000人未満とそれ以上の方どちらも取り上げました。
プロフィール例1)ゆらり(@yurarigurashi)さん
プロフィール1例目は、フォロワー2000人超えのWebライター『ゆらり(@yurarigurashi)』さんです。ライター歴9ヶ月目に月収20万を達成し、そのノウハウをまとめた電子書籍をKindleで出版されています。
引用元:https://twitter.com/yurarigurashi
ゆらりさんのプロフィールは、自己紹介からはじまり信条・実績などが続く構成です。職業や年齢だけでなく人柄にかかわる情報が書かれていることで、どんな人なのか一目で伝わります。
ゆらりさんのように人柄が伝わるプロフィールが書ければ、近い考え方の人や発信内容に興味がある人を集められそうです。「フォロワー数を増やしたい」という目的なら、実績を並べるよりもマインドやポジショニング重視の方がいいかもしれませんね。
プロフィール例2)たなざわ(@tanazawa35)さん
2例目は、ライター/ブロガーの『たなざわ(@tanazawa35)』さんです。動画教材やブログでライター/ブロガーとしての稼ぎ方を発信しています。
引用元:https://twitter.com/tanazawa35
たなざわさんのプロフィール文は、シンプルイズベストの構成です。自分が何者でどんなバックグラウンドを持っているのか、今は何をしているのかについて簡潔にまとめられています。
「ポートフォリオから仕事の依頼が来ていた」との発信を過去にされており、依頼までの導線の引き方には気を使っているはず。案件獲得を目的にTwitter運用をするなら、たなざわさんの構成を参考にしてみるとよさそうです。
プロフィール例3)とうふ(@onikudaisuki19)さん
3例目はとうふ(@onikudaisuki19)さんです。ライター収入は月60万を突破しており、案件を打ち切ろうとすると単価を上げてでも引き留められるとのこと。
引用元:https://twitter.com/onikudaisuki19
とうふさんのプロフィールは、趣味・嗜好についての記載が多めなのが印象的です。堅苦しい感じがなく親近感も湧くので、気軽にフォローしてもらえそうですね。
仕事依頼についての説明は文字単価のみでさらっと書かれています。「たくさん仕事ほしいです! 」というガツガツした書き方は避けた方がいいのかもしれません。(忙しすぎて積極的に募集していないだけという可能性もありますが)
プロフィール例4)ガオ(@gaolifehack)さん
4例目のガオ(@gaolifehack)さんは、20代前半にして月収7桁を誇るブロガーです。
引用元:https://twitter.com/gaolifehack
実績豊富なガオさんのプロフィールは、人物像に関することよりも実績が多くの割合を占めています。書籍出版や最高27万PVなど圧倒的な実績があれば、それを載せておくとアカウントの権威性が上がりそうですね。
仕事依頼については「DMへ」のみのシンプルな文言。それでもDMから毎月問い合わせが絶えないとのことなので、アカウントがここまで育ったら強い訴求は不要なのでしょうか?
プロフィール例5)マナブ(@manabubannai)さん
ブログ・アフィリエイト・プログラミングを軸に発信しているマナブ(@manabubannai)さんは、フォロワー数驚異の33万人超え。人の心を動かすセールスライティングテクニックに精通しているため、プロフィールの書き方は参考になりそうです。
引用元:https://twitter.com/manabubannai
マナブさんのプロフィールは少々変則的で、実績については経歴で少し触れる程度と割合がかなり少なめです。ただ、固定ツイートがSEO実績の紹介になっており、そちらで権威性が補強されています。
最初の一文にキャッチコピーのようなものを採用しており、人物像や発信内容がイメージしやすくなっていると感じました。うまく自分の活動内容や信条を表す表現が思いついたら、プロフィールにこうしたキャッチコピーを入れてみるのもいいですね。
■プロフィールに入れるべき要素とは?
ここまでプロフィールの構成例5つを分析してきました。これらのプロフィールから見えてきた、プロフィールに盛り込むべき要素についてまとめます。
やはり運用目的によらず、「自分は何者なのか? 」というアカウントの紹介は入れるべきでしょう。発信内容についても触れている人が多く、こちらもあった方がユーザーの興味を引きやすいはずです。
アカウントの説明のほかには、経歴・実績もあると権威性や人物像が伝わりやすくなります。とくに発信内容に関連するものがあれば書いておいて損はありません。
その他の要素はアカウントの目的に応じて追加しましょう。信条については職業や経歴・発信内容などの項目にも含まれるため、必ずしも改めて書く必要はないかもしれません。
仕事依頼については、全く書いていない人や一言だけの人も多いです。案件獲得が主目的でない場合やリンク先のブログ等に連絡先が載っている場合、無理に書かなくても大丈夫でしょう。
■筆者アカウントでの実践例
今回の分析をふまえて、筆者アカウントのプロフィールを書き換えてみました。(良好な結果が出れば後日追記しようと思います。)
実践1)現状の課題整理
まずは現状および方針の整理を行います。変更前の筆者アカウントのプロフィールは以下の通りです。
開設当初からほぼ変更していないこともあり、本人すらお世辞にも「ぜひフォローしたい! 」とは思えません......。構成を抜き出してみると以下の通りです。
書いている要素自体が的外れな訳ではなさそうですが、割合と内容は見直すべきだと感じました。とくにスキルばかりで人間味が乏しいため、「どんなアカウントなのか」について補強したいですね。
経歴についてもより具体的かつ簡潔にまとめた方がよさそうです。資格の名前が長いので、別の実績や表現を模索します。
また、発信内容について触れていない点が気になりました。ターゲットと内容を絞り切れずに書くのをやめていたので、ひとまず仮決めしてみようと思います。
ちなみに先月(2021年4月)のTwitterアナリティクス解析結果は以下の通りです。プロフィールへのアクセスに対するフォロー率は2.0%で、絶対値の少なさを考えると改善したいところ。
実践2)使えそうな情報・書きたい情報を整理
続いて、使えそうな情報をリストアップし、書きたい情報を選んでいきます。
だいぶとっちらかっているので、情報を削るためアカウントのブランディング・運用方針について考えてみます。
筆者のTwitter運用では、案件の獲得が最終目標です。クライアントが喜ぶ内容というのは広すぎて難しそうなので、まずはライター活動を知ってもらうことを目標にします。
具体的には、ライター活動や得意ジャンル情報(専門性)の発信を行い、「どんな人で何が書けるのか」を認知してもらいます。これが伝われば、ライター探しの時に候補に残りやすくなるはずです。
実践3)プロフィール文のリライト
上記を踏まえて、プロフィール文を以下のように書き直してみました。
スキルはライター関係のものだけに減らし、その分経歴や発信内容を入れてみました。完璧にはほど遠いでしょうが、何をやっているアカウントかはわかりやすくなったと思います。
仕事依頼の募集についても入れておきたかったのですが、「現在地」の項目に入れてあるので省きました。その分シンプルにまとまったのでよしとします。
■プロフィールには「人物像」と「方針」を入れよう
筆者が尊敬するTwitter巧者のプロフィール構成を分析した結果、下記は優先的にプロフィールに盛り込むとよさそうです。
「人物像」がイメージしやすくなる自己紹介や経歴、運用の「方針」がわかる発信内容は必ずと言っていいほど入っていました。
プロフィールを適当にしていると、せっかくプロフィールまで見に来てくれたユーザーが「やっぱりいいや」と離脱してしまいます。(筆者アカウントのように......笑)
プロフィールを見てもらえるのであれば、発信内容やアイコンには問題なく、フォロワー獲得まであと一歩ということです。プロフィールがイマイチなだけでフォロワーが増えないのは、あまりに勿体ないと思いませんか?
あなたの魅力を最大限に伝えるプロフィールを書き、発信を見たユーザーに「ぜひフォローしたい! 」と思ってもらいましょう!
(↓筆者の情報:下記記事をご参照ください)
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