【日記】2022年 8月1日~8月31日
8月1日
突如、ホットペッパービューティーより「2000円オフクーポン券」がメールで届く。せっかくなので、出先近くの台湾足裏マッサージを利用する。3000円が1000円になる。
ゴリゴリやられるたびに「そこ痛い」と言うと、施術している女性から「これ、胃」と淡白な返事が返ってくる。
「ここも痛い」「それ、耳ね」
「これは坐骨神経、あと睡眠不足」
8月8日
美学校を卒業してから初めてマンガ(4ページ)を描く。
8月14日
練馬美術館を覗いたついでに古書クマゴロウに立ち寄る。
比較的新しい古本屋なのだが、外出しの廉価コーナーからして良いものが並んでいる。店内はもちろんより充実しており、
赤瀬川原平「超芸術トマソン」(第5版)
週刊朝日「アクショングラビア'83」
色川武大「怪しい来客簿」
を購入できた。
週刊朝日はカラー写真多数なうえ、勝田清孝のテレビ出演時の資料もある。
8月16日
神保町のレコード店を次々とはしごする。収穫あり。
8月17日
(偶然)
伊藤潤二さんの扉絵に触発される。毛沢東をモデルに描いたつもりが前田武彦そっくりになる。前田武彦といえば共産党に絡んだ「バンザイ事件」があり、彷徨える亡霊を見た気持ちになる。
8月18日
元町・中華街へ行く。先日は足裏マッサージを受けて気持ち良かったし、中華街の整体というのはどんなものだろうか…と気になったが、この日は猛暑。汗だくで整体を受けると気持ち悪そうだな(そして向こうもそう思うだろう)、と思いその場を後にした。
8月20日
ずいぶん前に買っておいた「トニー谷、ざんす」(村松友視 毎日新聞社)を再読する。20年以上前に図書館のものを読んでいたが、その後いっこうにトニー谷関連の本が出ないので購入しておいた。
8月21日
「キン!コン!ガン!」(渡辺和博 文春文庫)を読む。
「(憧れの外車について)妄想を実現する前の段階で、冷静に「(車の)下をコスる」「意外とフツー」という判断をしてしまうと、社会の"角度"がユルくなってしまう。」
との言葉が残る。
8月22日
(偶然)
家人より「江原はホンモノだと思う?」という話が出る。新手のプロ野球選手、または高校野球の話だろうか、と考えたが、よく聞くとスピリチュアル?の江原啓之氏のことだった。
彼の名前はその数日後、いま売れている本の紹介で再び名前を見かける。タイトルは「金霊」とのこと。
(偶然)
先日、サン・ラーの映画「Space is The Place」を観ていたばかりだったが、さらに翌日、偶然YouTubeで見つけた水晶の舟(バンド)のドキュメンタリー映像には「宇宙」という言葉が何度も……。
水晶の舟における宇宙とは、すなわち侘び寂びの世界であり、万物に宿るインナースペースというものだったと思うが、サン・ラーのそれは実体としての宇宙でもある。宇宙が世の理、すなわち円環を維持するエネルギーだとすれば、どちらの宇宙も実に納得のいくものだ。
8月27日
家人にカラオケに連れて行かれる。ふと壁を見るとゴキブリの子どもがいた。
以前、コロナ空けにリモート会議で使ったときには巨大なゴキブリが現れてひとりスピーカー。大騒ぎしていた。ここのカラオケはよく見ると全然掃除ができていない。
8月28日
ダメ元で発注しておいた「The Delfonics live in concert」のDVDが数ヵ月の難産で届く。2007年物の新品。
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