あおり運転の恐怖

昨日、twitterであおり運転を受けた話をツイートしたけれど、ご存知ない方もいるので、あらためて記憶を辿って、今後の「あおり運転」についての参考にしてほしい。

いつも、持病の通院日は病院が走らせている送迎バスを利用している。最寄駅に定期的に送迎をしてくれるありがたいサービスだ。
昨日は、実家に立ち寄る用事があったので、病院に父が迎えに来てくれて、実家へ行く途中に買い物をして行く予定だった。

スーパーへ行く道を走っていたのだが、後ろからチカチカする光がするのに気づいたので、後部座席に座っていた私は、後ろを振り向くと、50台以上の男性が、かなり近距離に車を詰めて来て、「パッシング」をしていた。

2車線のところだったので、うちの車を抜かそうと思えばできるが、それは道交法違反の道だからダメ。そして、あおっては離れて、パッシング、あらためてあおりをする。もう激突されてもおかしくない距離だった。

正直、もう死ぬかと思った。
そこは冷静に父が、地元民でしか走らない抜け道に気が付いてくれて、そこへ逃げ込めた。あおりをした車では、車の大きさの都合で入れない、秘密ルートだったのだ。

なんとか行きたかったスーパーにたどり着いたものの、ものすごい形相で追いかけて来た後ろの人の顔を思い出すと、怖くて、震えながら買い物を済ませた。

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父曰く、「最近は、道だけじゃなくて駐車場でもある。絶対に相手にするとあかんぞ」と言われた。父は、たまに足のリハビリ(運転は大丈夫)で病院へ行った帰りに、母に頼まれた物をイオンモールといった大きなショッピングモールに買いに行くことがある。

その時に、何度も狭い駐車場なのに、「あおり運転」をされたことがあるという。よく「あおり運転」による事故が報道されていて、高速道路や一般道での事故と思っていたけれど、実は駐車場でもあるのだ。

しかも、駐車場なので、無理な追い越しができないし、あおりをする人が「なぜそういう行為に走る」かは知らないけれど、狭いところですれば、自分も大怪我をすることになる。

パッシングをされたからと、車を脇に止めて、話し合いをしようとすると、
殴られたりする危険はある。
以前、高速道路で車を止めて、犠牲になった人は、殴られたりしてふらっとした時にはねられた。

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もはや、あおり運転は、どこで起きても不思議ではない。
しかし、あおり運転をされたとしても、絶対に相手をしてはいけないし、立ち寄る予定の場所があっても、あおり運転をされていると、追跡される。

冷静な判断力は求められるけれど、あおられたら予定を変更して、とにかく振り切る。振り切れない時は、警察に助けを求めてもいい。

そして、この頃は「ドライブレコーダー」の存在が、何か事故が起きた時の証拠になるけれど、ほとんどの人が前方のみである。
自動車会社で働いている知り合いに聞くと、「最近はあおり運転の記録のために後ろにもつける人が増えている」という。

父の車は前方しかつけていなかったけれど、最近は、話し合いを録画するためにスマホから遠隔操作できるタイプのものも登場はしているけれど、今後は後方にもつけた方が安全かもしれない。

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でも、絶対あおられたり、パッシングをされても、相手にしてはいけない。
身の危険を感じたら、なんとか振り切るか、警察に連絡してもいい。

身近な場所でも、「あおり運転」が起きている。
「狭い日本、そんなに急いでどこにいく」という標語があるぐらい、狭い道を急いで走ると、事故になるじゃないか?

「あおり運転」のために、尊い人命が失われている例もあり、厳罰化が進んでいるので、絶対にあおり運転はしない、あおられても冷静な判断をして、助けを求めるか逃げる。

あおり運転、絶対に許してはいけないし、許されないことなので、やめて欲しい。

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