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【30日間note5日目】コロナ禍の結婚式で気づいたのは、自分のほんとうの味方の存在だった

※これは結婚式が終わった後に、自分の気持ちを正直にしたためたものを少し加筆修正しています。

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こんばんは。今日は2021年2月15日。昨日結婚式が無事終わりました。結婚式が終わった後の正直な気持ちを、書いてみようと思います。

ステッキでかけられたような、あっという間の魔法みたいな1日でした。

今更になって感傷的になっているのですが、ここに来るまで本当に大変でした。大変だったねと自分をなでなでした位に。苦しくて旦那さんの横でさめざめと泣いた日もありました。
私と夫が結婚式の延期を決意したのが2020年3月。まさかコロナ禍前は、結婚式を延期するという選択肢そのものがなかったと思います。今回その延期をするという、自分が想像も出来ず、また前例もなかったイレギュラーの選択をし、決断をしたというのが辛かったことでした。
また詳しくは伏せますが、私たち夫婦が思いもよらない決断をするときに、味方になってくれるだろうと信じていた人に手のひらを裏返されたこと。これはかなり大きな精神的負担でした。
一方でこれは大きな学びに繋がったとも思っています。前例にない大きな決断や選択をした際に本当の味方が分かるのかもしれない、と。
自分が助けて欲しい・辛いと思った時に助けてもらえなかったという記憶は結構許せないというか、もう二度と信用したくないって気持ちになり、かなり修復不可能だということを今更知った気がします。許せるようになればいいのだけども、私はまだ未熟で許せないです。大人になったら許せるのでしょうか。大人の意見を聴いてみたい。

結婚式のお礼の手紙には書き親に感謝の意を伝えたことで、母が小学校の卒業文集に私に寄せた一言があります。


「心の目で人を見ることができる賢い女性になりましょう」

お金があるとか、見た目がいいとかスペックではなく、自分にとって心地よくて自分らしくいられる人を見極めて、傍に置きなさいという教えでした。私人間関係で辛い時、いつもこの言葉を思い出しています。

家族が大事だなぁと思ったのは、やっぱり自分が1番へこんだ時でも見捨てないでいてくれるという安心感でした。新卒の時に会社を辞めたいって言ったら、普通は止めるだろうけど辛いんだったら逃げたほうがいいって見捨てないで守ってくれた。自分のことをいつも考えてくれるのが嬉しくて、私はそういう人を周りに置いてきた。若い時から母がちゃんと見極めなさいってずっと言ってくれたから、そういう人をずっと周りに置いてきたし、そういうコミュニティを自ら率先して探していた。そうやってオンラインサロンのコルクラボに辿り着いたのだなということも思い出せました。

だから自分らしくいられる環境で自分らしく恩返しをするという自分の忘れかけていたモットーも今回の一連の流れではっと気づけました。そういう人たちじゃない人に自分の時間を割くということを、自分としてはやりたくないなという本音も察知出来ました。


とてもネガティブなことを書いてしまったので、ポジティブな面で言うと結婚式を行うことで、新鮮な気持ちになりました。ちゃんと区切りをつけるのは大事だと思った。
特に私の場合は出会ってから結婚まで半年とかなり短かった中で、とりあえず入籍して速攻一緒に暮らそうといった、なし崩しなところも多かった。しかもコロナで全然出かけられなくて基本的には思い出はかなり少なかったと感じていたので、このタイミングで結婚式を挙げられたことにとても感謝をしています。
神父さんがいてくれて、「誓います」とお互いに指輪を交換する。ゲストは色々あって3人だけでしたが、ウェディングプランナーの人や当日の介添人の方、後準備してくれたスタッフの方々が証人になってくれるという事は、もともとお互いの知り合いがほぼいない私たち夫婦にとってはありがたいことだなと思った。2人で無理やり生きて行かなくていいんだな、必要な時は誰かに見守られながら皆に支えられて生きていっても良いのだということをしみじみ思ったのです

そろそろ終りにしたいと思うのですが、こんな陳腐な事しか言えない自分にびっくりしました。一生に1回しかないのにね。それが等身大の気持ちなのかもしれない。でも、結婚式はやって良かったというのが自分の今の素直な気持ちです。
魔法のような1日で、あそこに私の憧れが詰まっていて。それはなんだろう。お姫様のような見た目でいられることだけではなく、頼れる人に見守られていて、更に自分の味方がすぐ傍にいるという状況が結婚式には詰まっていて、それが自分の理想の生き方だと気づけたのが1番良かったと感じています。

これからは新たな気持ちで夫を支え、自分らしく周りに恩返しをしつつ生きていきます。
最後に、今まで結婚式について色々聞いてくれたり、相談にのってくれた人たちに感謝の言葉を伝えたいです、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

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