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コミュニティを辞めかけて、結局辞めなかった話

※途中までわたしが書こうとしていた文章の再掲です。コルクラボは結局卒業していないです!念のため。

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1.コルクラボで得られたのは経験ではなく、自分のなりたい姿の認識


こんにちは。みよです。12月末をもって所属しているコルクラボを卒業することにしました!まる4年いました。のでつらつらと想い出と、みんなへの感謝をつづろうとPCに向かっています。4年間って大学と一緒の長さではないか。あっという間に過ぎていったけどそんなに経ったのか…。

2018年12月に5期生としてラボに入会。ずっと一緒にいた人は耳タコだけど、婚活をその時頑張っていて、超しんどかった時期です。友達が欲しくて入ってみたという、そんな動機でいいのかねという軽いもの。
コルクラボでは、新歓のリーダーやったり、カラオケ部立ち上げたり、運営メンバーに入ったり…色々な経験ができた。

でも自分の中で、1番ラボに入ってよかったのは経験そのものではなかった。ラボでの経験をすることで自分の感情の変化を観察でき、自分の本心に気づけたこと。そしてそこから自身の本心に従った決断ができたことだと改めて感じている。

1番大きな決断が結婚だった。1度ラボブログに書いたけど、50人以上会った中で、2人同時に好意を寄せていただいた。だが2人とは結婚できない。どうしようと言ったときに、わたしはラボメンを呼んでどちらがいいか?を一緒に考えてもらった。今考えたらそんな大事な選択を迫るわたし何者。そんな1人目はわりとイケおじ、バツイチだけどエスコート完ぺきなひと。2人目は素朴な好青年、エスコート?え?みたいなひと。試すわけではないけど、ゴールデンウイークに2人それぞれデートプランを企画してもらった。1人目の方は箱根の日帰り旅を提案してくれて、ロマンスカーまでおさえてくれる紳士ぶり。もう1人は井之頭公園集合(当時わたしは武蔵小杉に住んでいて激遠)で、しかもお勧めだよと連れて行ってくれた店は閉店していた!笑。

どう考えても前者が素敵である。けど、ラボメンと話していて、言ってくれたのは「井之頭公園の話してるほうが楽しそうだよ」と。言われるまで全然気づかなかった。自分は世間の憧れにのっかろうとしていただけだと。エスコートしてくれる男性と結婚してお姫様のように扱ってもらうことが世間で評価されることが幸せだと思っていた。でも自分は本当はエスコートされるよりも一緒に何かを考えて、冒険のように突き進んでいく方が好きなのだ。世間の正解より自分の正解を選ぼう。そう決断できたのはラボメンのおかげだったし、ラボのおかげだった。実際に今も結婚生活は楽しい。エスコートは確かにそこまでないけど、わたしをとても大事にしてくれる。それでいいのだ。自分らしい選択ができるようになった。それがラボでの1番の財産だ。

2.2022年のコルクラボでの挑戦

今年はコルクラボ新たな挑戦をした。自分が興味をもった歴史作家の伊東潤先生の読書会をやりたい!と自分で企画をしてみた。

こちらの読書会を企画しました!

といっても読書会どころかイベント企もしたことないわたし。何を自分が1番伝えたいのか、なぜ読書会をやりたいのかも言語化できなかった。コルクラボのメンバーと、コルクのまいとさんと読書会の話をしていく中で、少しずつ自分の想いをことばにしていった。

「自分は伊東先生の作品に出会って、大河ドラマにハマったり、歴史の人物の背景を知ることが楽しくなったり、少し新しい世界が開けたと思っている。その経験を、まだ歴史小説を読んだことない人に伝えたい」

自分の、やりたいことを口にできた。これって会社では難しい。やりたいことを口にするのはいいけれど、それが仕事内容と乖離したところで自分がしんどくなるだけだ。でも、コルクラボでは

「じゃあ、みよがやりたいことに沿って読書会組み立てようよ!」と周りが後押ししてくれた。

自分のやりたいことは?何があっても実現させたい想いはなんだろう。

コルクラボにいる限り、何度もこの問いに戻れる。自分に戻れる気がしている。

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3.なぜ辞めるのを辞めたのか

上記の文章を下書きでコルクラボに公開しようとしたけれど、まだ最後の締めの言葉が思いつかなくて、投稿できなかった。

そしてその後コロナに罹り、コロナ後に出勤したら来月より異動だよと上司に言われた。仕事は楽しそうなのだけど、立ち上げて間もない部署だから、自分のポジションは自分のみ。こりゃ孤独だ。あー自分これからずいぶん我慢が必要そうだなあ…吐き出すところあるかなあ。

と思いだしたとき、自分の上記の文章を見つけた。

自分のやりたいことを思い出させてくれるのが、コルクラボ。

わたしはまだ辞めるべきじゃない、と直感でぴんときた。その瞬間、コルクラボのとあるスラックで「辞めるのをやめるかも」と恐る恐るつぶやいてみた。平日にも関わらず、いろいろな人から返信をもらって、やっぱり辞めるべきじゃない!と感じた。

そしてわたしはしれっとまだコルクラボに居続けている笑。

長い間、当たり前のようにいる場所だとどうしてもマンネリが訪れるときがある。飽きっぽい自分は、他の場所にいくべきじゃないかとかやめどきなのでは?とすぐ感じてしまう。
でも想いを棚卸しして、その場所がどんな場所なのか?を言語化し続けることで大事な場所だと気付くときもある。もちろん逆もあるだろう。ここは去らないといけない、と決意を新たにすることもあるに違いない。

来年は自分が関わっている場所や人々とのコミュニケーションの中で、自分の感情の動きや本当に自分がやりたいことを定期的に言語化して、自分が明るく、前向きに自分らしく張り切れる環境を作り続けたい。

来年はコルクラボでどんな挑戦をしようかな。





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