歩行分析　足関節

下肢の複数箇所にマーカーを付けた患者の歩行中の動画を作成し、マーカーを追跡して各フレームで座標を出す。
その座標を元に、足関節の角度が経時的にどのように変化するのか調べてみた。

リハビリ開始前は足関節角度の変化が小さく、関節が上手く使えていないことがわかる。リハビリ介入後は足関節の可動範囲が広がっており、関節が上手く使えていることがわかる。
これは筋電図でのwavelet coherence解析で、リハビリ開始前では前脛骨筋とヒラメ筋の拮抗運動が上手くできていないためにcoherenceが本来は低くなるところなのに高くなってしまっているが、リハビリ介入後はcoherenceが下がり、左右差がなくなっている所見と一致し、新たな発見だと思う。