見出し画像

ヒロアカがついに完結しましたね(コミックス派の感想文)

こんにちは。
つーです。

遂に完結したヒロアカ。
10年という長い歳月を費やして、こんなに素晴らしい作品を描ききってくださった堀越耕平先生には感謝の気持ち以外ありません。コミックス派は映画とアニメを楽しみつつ12月4日を心待ちにするだけです。
映画の方は奇跡的に公開初日のチケットが買えたので初日に行ってきました。

みんなめっちゃかっこよかった!!


ヒロアカの凄いところは映画のオリジナルストーリーやオリジナルキャラクター、設定をしっかり原作と違和感なくリンクして作って下さっているところなんですよね。
これこそ私をはじめ熱烈なファンを獲得する大きな要因のひとつではないでしょうか。
あれだけのハイクオリティ作画で週刊連載しながら映画やあらゆる作品までも監修するなんて堀越先生は神かな?神だな?神だ。
ありがたや。
キャラクターデザインもヒーロー、ヴィラン、一般市民までもがみんな個性的でトガっていてかっこいい!かわいい!!
そしてただ見た目がいいだけじゃなく、そのスーツや武器、小物までの細かなひとつひとつにまで読者が納得できる具体的な設定をしっかり盛り込んでくれているという親切さ。
そう、ヒロアカは「親切」「努力」の塊なのだと私は考えています。

コミックス最新刊を読んだ後、再度1巻から読み直しました。
そして常にかっちゃんがキャラクター人気投票において一位を掻っ攫う理由を私なりに考えてみたので暇を持て余している方はどうかお付き合い下さい。
私が読み取ったかっちゃんの特徴をまずは3点箇条書きにします。
・努力家
・相手の良いところがわかる(わかってしまう)鋭い観察眼
・常に向上心を忘れない

まず1点めの「努力家」。
この根拠は1巻からハッキリと描かれています。
生まれながらにヒーロー向きの恵まれた個性をもちつつも、中学生の時に模試で偏差値75、倍率300倍の雄英高校ヒーロー科のA判定をとったところから始まります。
一度でも受験を経験したことのある人間にはこの結果をもぎ取るために並々ならぬ努力をして勉学に励んだことがわかると思います。
学力は彼の個性とは全く関係ありませんよね。
また入試においてもヴィランポイントがダントツの1位であることから常に自身の強い個性をどうやって実戦で活用するかを考えていたかが分かります。更には料理の手際が良かったり、ドラムも叩けたり。どちらも一朝一夕では身につかないものです。
努力家というとデクくんが一番に浮かびますし、実際デクくんは凄いです。
しかしかっちゃんも実はデクくんと遜色ない努力家であることがここから読み取れます。
この世には誰1人、生まれながらの「才能(だけでどうにかなる)マン」なんていない。才能も大切だけれど、それを磨く努力を怠ったらどんなに素晴らしい才能でもすぐに錆びついて、使い物にはならなくなります。
かっちゃんは才能にも恵まれた努力家なんですね。

2点目。
「(ヒーローは)命をかけて綺麗事実践するお仕事」「余計なお世話っていうのはヒーローの本質」
幼い頃に川に落ちた彼を他の友人は何の心配もせずに笑いながら「早く戻ってこいよ」と促します。彼は強い。才能マンだから、心配なんてする必要性など感じられないと友人らが思うのも無理はありません。
しかしその反面でデクくんは同じ人間としてかっちゃんの心配をして躊躇なく「大丈夫?」と川に足を踏み入れて彼に手を差し伸べます。
かっちゃんは1点目で述べたようにただ高い戦闘力を誇るだけではなく高い学力、思考力を備えています。つまり、かっちゃんはその時にデクくんの中にある「ヒーローの本質」を見たのではないでしょうか。
時は流れて無個性でありながらも雄英のヒーロー科受験をするデクくんに対してクラスは大爆笑に包まれます。
みんなが「無個性のデクくんなんて雄英ヒーロー科になんて合格するわけがない」と嘲笑う中で唯1人笑わなかった人間がいます。かっちゃんです。
みんなの嘲笑をよそにかっちゃんはデクくんに対する「怒り」を顕にします。「無個性のクソナードくん」と言いながらも「念の為、雄英は受けるな」とデクくんの受験そのものを断念させようとします。デクくんの大切なノートを爆破して、その心をどうにかへし折ろうとします。
それはなぜでしょうか。
かっちゃんが、無個性なのにヒーローとしての本質を持つデクくんの強さを見出して対等なライバルだと感じていたからに他ならないからではないでしょうか。
本当に彼がデクくんのことを見下しているなら他のクラスメイトと同様に笑い飛ばして終わるはずなのです。
でも、彼はそれをしなかった。
他のクラスメイトよりもはるかに賢い頭脳と洞察力がそうさせたのだと私は考えました。

3点目に関しては読んでれば誰でもわかると思いますので読みましょう。

オールマイトをはじめかっちゃんとデクくん、エンデヴァーがここまで原作において掘り下げられたのは堀越先生こそが「努力の神」だからではないでしょうか。

かといって読者に対して努力を強要するような押し付けがましさは全くない。それどころか作品そのものはエンターテインメントに特化しているとすら思えます。
そのおかげで、うちの子も小学校低学年の時から夢中で楽しんで読んでいるのです。

本当に、本当に素晴らしい作品です。
コミックス派なのであえて過去形には致しません。まだ終わっていませんので。

ネタバレに気をつけつつ最終巻と画集、その他の情報を楽しみにしています!!

1-A最推しの砂藤くんファンアート描いた
昨年UT発売日に3着買いました
てんこくんのファンアート描いた
くれえぷ半分この難易度に気がつくデクくん
こんな微笑ましいデートをしていてほしいものですね
生まれて初めて一番くじを大人買いしました
どうしてもラストワンのスターが欲しかったんです。
そして私はフィギュアは即開封、飾る派です。
発売日に運試しにと引いた2枚で奇跡的に当てたナガン。嬉しすぎて帰り道でいつも以上に車に気をつけました。
フィクサー!!


それではまた。
つーでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?