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ガラス細工のムラーノ島編〜ヴェネチア島巡りpart1

2019春のヴェネチア家族旅行(お兄ちゃんは勉強のため、ドイツで留守番)、今回の目的は島巡り。本島からは水上バスでも行けるそうですが、乗り継ぎが面倒なので、現地で英語の島巡りツアーを探しました。

海岸付近では、大抵、翌日以降のツアーをいくつものスタンドで募集しています。私が申し込んだのは、ヴェネチアングラスのムラーノ島と、色とりどりの家があるブラーノ島に行くツアー。

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当日はドゥカーレ宮殿そばの申し込みした場所に集合。色々な国からきた40-50人が、ゾロゾロと船に向かう。他のスタンドの人も混じり、何だか大勢!

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少し待って、船に分乗して、出発。(国籍様々でゆるくまとまってる感じ。ちゃんと目的地別に振り分けているか心配したけれど、大丈夫でした!)

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サンマルコ大聖堂から、左に、島を周りこみます。海からの景色も全体が見れて、開放感があります!

島を少し離れると、干潟があるゾーンに。ヴェネチアは何百年も前に干潟に杭を立てて作られた島ですが、元は、このような状態だったというのが分かります。浅瀬があるので、船の運航は今でも気を使うそう。

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ムラーノ島近くの沖合に墓地の島もあります。ペストの時代に隔離に使った話を、船のアナウンスで聞きました。その時(2019春)は、遠い歴史上の話として聞いていました。コロナが流行り、さして変わらない状況になるとは、想像もつきませんでした。

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ヴェネチアのカーニヴァルのマスクの中には、鳥のくちばしみたいな仮面もあります。昔に、ペストの医師がつけていたマスクの形だそうです。1年後、マスクが日常になるとも考えもしませんでした。

よく聞く話と思いますが、検疫の意味の英語quorantine は昔の検疫期間40日の意味のイタリア語が語源です。ヴェネチアは、今も観光で人の出入りが多いですが、遠い国から来た船が出入りする貿易で栄えた頃も、検疫が必要不可欠だったのですね。

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さて、話は戻り、ムラーノ島に着く前です。写真の遠くに連なる白く見える山々は、イタリア、オーストリア国境のアルプスです。意外と近い!

第一の目的地、ムラーノ島に到着!ヴェネチアングラスの工房がいくつもあり、海から船を横付けして中に入ります。

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10分ちょっとの実演ショーをみました。あっという間にガラスを曲げて、馬や器が出来ます。おじさんが作ったウマは上手かった!

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横には直営のお店があって色々売っていますが、裏口から島の街にも出る事ができます。

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ムラーノ島、街歩きも楽しい島でした。ヴェネチアングラスだけでなく、ガラスのアクセサリーやモダンな置物を探すのも楽しみ。運河の周りに、カフェや良さそうなバルもあって、もう少しゆっくりしたかったです。

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ガラスで出来たツリーがランドマークで、素敵でした。

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色とりどりの家のブラーノ島編に続く!


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