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2021BRM522日本橋400 終着駅巡り(東関東)完走

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2度の延期の末、N2BRM方式で開催されたブルベです。10/23(土)に出走し、完走しました。400kmは初出走、初完走です。

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お召し物は、上は初冬用の薄い長袖インナーとメリノ混長袖ジャージ、下は春夏用レーパンに初冬用レッグウォーマー。雨の予報はなかったので雨具はウィンブレ兼でモンベルサイクルドライシェル。最高20度最低10度の予報にはこれでちょうどよかった。

スタート~通過チェック1~PC1(73.4km)

11:00に木場公園スタート。江戸川を越えるまでは信号峠を覚悟していましたが、予想通りでした。
江戸川を越えた後は、通過チェック1まで川沿いに北上ですが、交通量が多いのと向かい風で走りにくい。ここまでは我慢。

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通過チェック1、流鉄流山駅。到着時間はほぼ計画通り。ドリンク補給して再スタート。

しばらく走ると利根川沿いの農道とサイクリングロード。ここはちょうど追い風で、ほぼパワーを入れずにスイスイ進むボーナスステージ。後々まで予定より早く回れたのは、ここで平均速度を稼げたおかげだと思います。
ボーナスステージが終わるとまた北上、向かい風の苦しいエリア。途中、龍ヶ崎市森林公園でトイレを借りていると、「今日はどこまで行くんですか?」と声をかけられました。ブルベあるある。

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牛久大仏。牛久はブルベで夜中にしか来たことがなくて、初めて明るいところで大仏様を拝みました。
PC1到着は、追い風ボーナスステージのおかげで予定より30分前倒し。

PC1~通過チェック2~通過チェック3(166.7km)

PC1からしばらく南下、寂しい道を進みます。追い風ですがだんだんペースが落ちてきました。
成田が近くなると車も街並みもにぎやかになってきます。いつも思いますが、町と町の間には何もなくてドラクエの移動みたい。
成田空港の脇の道は車の往来も速くてちょっと怖いのですが、流れに乗って進むと通過チェック2 芝山鉄道芝山千代田駅に到着。

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埴輪にゆかりのある町なのでしょうか。AR日本橋のコースはいつもテーマがあって楽しいのですが、ブルベ中にそれを楽しむ余裕があなく・・・
とりあえず、日のあるうちに通過チェック2にたどり着けて良かった。
近くのコンビニで休憩している間に日が落ちて、すぐに暗くなりました。
ここから銚子までひたすらまっすぐ東へ。いつの間にか街灯もない真っ暗な道を進むことになりました。前回の600ではこの状況の激坂で心が折れましたが、今日は平坦、覚悟も決めていたので頑張って進みます。追い風基調だったこともあり、暗がりに目が慣れてきたら気にならなくなってきました。
銚子駅の手前あたりで、15分後スタートの方に追いつかれましたが、ちょうどトイレに行きたかったので、銚子駅近くのコンビニに避難。
ほどなく通過チェック3 銚子電鉄外川駅に到着。予定より1時間早い、いい感じ。

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この辺は日中なら海が見えてさぞいい景色なんでしょうが、何も見えません。

通過チェック3~PC2~休憩ポイント(246.1km)

何も見えない中、ドーバーラインを南西に。真っ暗で波の音だけ聞こえるのは、正直言って怖いです。
九十九里ビーチラインはただただまっすぐで、コンビニもなく単調。
200kmあたりでようやくコンビニを発見、トイレに駆け込みます。(そればっか)
コンビニ前にいた若者サイクリストに声を掛けられました。今日の出走者かと思ったら、房総半島一周の途中とのこと。お互い頑張りましょうと話してスタートしたら、寒いのなんの。慌ててウィンブレを着て落ち着きました。
PC2の辺りでトラブル発生。どうやらGarminに設定したウェイポイントが間違えていたようで、キューシートの説明と景色が違う。キューシートを引っ張り出してよく見ると、本当のPC2は4km先の交差点だった。ここで間違えてて4km引き返すのはやだなぁとドキドキしていましたが、本当のPC2はすぐ見つかりました。よかった。

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コロナ禍だからか、PC2とPC3がコンビニではなくフォトチェックでした。
ここから休憩ポイントまで20kmが妙に遠く感じたのですが、1時間近くかけて休憩ポイント「スパ&リゾート太陽の里」になんとか到着。疲れた…

休憩ポイント~通過チェック4~通過チェック5(298.9km)

温泉についてらリラックスルームへ直行。緊急事態宣言明けの土曜日の夜中ですが、1/3くらいのシートが埋まっていました。換気のためドアを開放しているせいかなんとなく寒い。1時間ほどウトウトした後、インナーを着替えて、滞在時間は1時間40分くらいで退出。マッサージチェア(15分300円)使えばよかったと思うも後の祭り。海沿いを南に向かって再スタート。
走り始めは寒かったのですが、しばらく走っていたら体が温まってきました。ここで銚子駅で会った方に再度抜かれました。
1時間ほど走って通過チェック4 JR/いすみ鉄道大原駅に到着。待合室のベンチで休んでいるランドヌールの方がいました。

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休んだ効果か、1時間はそんなに長く感じなかった。後日『孤独のグルメ』再放送で大原駅周辺が舞台になっていて感無量。明るいとお店いっぱいあるんですね。夜中の3時半だと駅前のセブンイレブンしか見えませんでした。
そのセブンイレブンで暖かいものを補給して、ライトの電池を交換して出発。ここからはアップダウンが続くはず。
ここから進路を西に変え、いすみ鉄道沿いに進みます。Googleストリートビューでは人通りのない山中の道というイメージでしたが、途中、大多喜駅あたりまではそんなに起伏のない普通の町中、コンビニもあった。
大多喜を過ぎてからいよいよ真っ暗なヒルクライムに突入、と思っていましたが、意外とすんなりとアップダウンをクリア。大休止を入れておいてよかった。
通過チェック5 JR上総亀山駅が近くなってくると、先行している二人のランドヌールの背中が見えました。聞くと私の1時間半遅れスタートの方で、大休止なしでここまできたそう。すごい。
上総亀山駅着は予定より1時間15分早い。上出来。

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通過チェック5~PC3~ゴール(400.5km)

上総亀山駅の後のピークは路面が悪いと聞いており、最悪この区間はずっと押しでもしょうがないと思っていましたが、意外と登れました。登っているうちに日も昇ってきて、明るい時間にここを通過する目論見は達成できました。
下りは道が悪いのと、前回のブルベ後輪行でリムに傷をつけてしまったせいか、後ろブレーキが盛大に音鳴りして効きが悪い感じで、かなり怖い。
慎重に下ると、朝日に照らされた田園風景が広がっていました。感動。

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コンビニで朝食休憩。
このペースなら後はダラダラ走れば時間内完走できそう、もう登りはないし。と思っていたら、この後のうぐいすラインの登りが辛かった。ここは地元サイクリストの名所なのか、ロードバイクの人とたくさんすれ違いました。
町中に入ってからも登り基調で地味に足が削られます。PC3近くで先ほどの二人に抜かされ、そのままついていく形でPC3 千葉都市モノレール千城台駅に到着。予定より1時間とちょい先行。

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あとはゴールまで46kmを4時間半以内で走ればよいだけ。そう思って毎回ラスト50kmでペースガタ落ちするのですが、今回もご多分に漏れず。
幕張から千葉街道に入ってからひたすら真っ直ぐ、船橋、西船、市川と見覚えのある地名を過ぎるたびに信号も交通量も増えて、ダルくなってきます。江戸川越えて東京に入ってからはママチャリのおじさん(信号無視)と競争するくらいのペースで、両国を抜けていよいよ日本橋到着。

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到着は予定より35分速い12:35、25時間35分で完走でした。
今回は天気と風向きと獲得標高に救われましたが、初の400完走で自信がついたと思う。
自走の帰り道で少し道に迷ったのはここだけの話。

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