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自分に寄り添う

気がつけば、あっという間に4月が来ていました🌸
慌ただしかった3月を駆け抜け、ホッと一息ついたりしていて、本格的に記事を書くのはちょっと久しぶりな気がします。

2月末から通い始めた、現場変革リーダー養成コースも3月末でちょうど半分の6日目までが終了!
こちらもあっという間に過ぎていき、本当に時の流れの速さに驚くばかり。

通い始めてから、随分と軽やかに、いろいろなことにチャレンジできるようになりました。
なぜなら、周りのみなさんがどんどんチャレンジしていくし、「失敗OK! ナイストライ!」を合言葉に、安心してチャレンジし、成長しあえる場所があるからです。

これまで学んできたこと、気づいたこと、感じたことで、書きたいことはたくさんありますが、今日はなかでも私にとって大きな気づきだった、Day5−6の「自分に寄り添う」をテーマに書いていこうと思います。

本当の意味で「自分に寄り添う」とは?

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よく「まずは自分を大切に」とは言われますが、本当の意味で「自分を大切に」できていますか・・・?

これまでの私は、表面的に「自分を満たす」ことはしてきた気がします。
思いっきり寝る、ネイルやマッサージに行きたいと思ったら行く、欲しいと思った洋服を買う、などなど・・・。

そして、大体こういった「欲求」に晒されるときは、少し日々の生活にモヤモヤしていたり、仕事や人間関係にストレスを感じているときが多かったりします(私の場合)。
表面的に満たすだけではなく、結局根本的なところを解決しないと、同じことを繰り返すばかり。
そんなときは、その”モヤモヤする自分の気持ち”をきちんと感じて、受け止めてあげることこそが大事なことなんですよね…!

でも、私はなぜか”モヤモヤ”やネガティブな気持ちを無理に押し込めたり、見てはいけないもののようにフタをしてきた気がします。
もちろん、誰かに対しては、そうせざるを得ないことやそうした方がいいことだってあるかもしれません。
でも、自分ではちゃんとその気持ちを整理して、受け止めてあげればよかったんだなぁと。

そんなことを思わせてくれたのが、現場変革リーダー養成コースのDay5−6で行われた、「自分に寄り添う」実習でした。

実習は、写真のような要領で行います。
椅子やクッション、座布団などがあると良いとされていますが、私は生憎4脚分の椅子を用意できずで、紙に書いて、そのときどきその位置に立っていました。

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思い浮かべるシーンは、「価値観が結構よく似ていて、方向も同じ方向を向いているけれども、ぶつかってしまった」というシーン。
*「売り言葉に買い言葉」のような感じです。

まずは、「自分」の立ち位置に立ってみて、そのとき「本当に」言いたかったことをどんどん吐き出します。
そのうえで、今度は「自分に寄り添う」立ち位置に立ち、自分が吐き出した気持ちや本音にとことん共感します。
そして、同じことを今度は相手になりきってやった上で、そんな相手に対しても寄り添う。
そして、最後はそんな2人の様子を俯瞰する立ち位置で、改めて眺めてみる。
そんな実習です(「ポジション・チェンジ」と言われています)。


実習後。
あんなに「許せない!」とか「信じられない!」って思っていた出来事でも、まずは徹底的に自分の本音を吐き出し、受け入れ、寄り添ったうえで、相手の立場に立って考えてみると・・・

「相手は〇〇な状況で〜だったのかもしれない」
「自分も、相手も結局はお互い”分かってほしい!”って思ってたんだね」

とか、いろいろな気持ちや思いがふっと軽くなって、最後に出てきたのは、相手に対する温かで、優しいような、ちょっと愛おしいような気持ちでした。
*扱った出来事やそれに伴った変化は、残念ながら書けないので、伝わりにくいかもしれませんが、「俯瞰視点」で見たときの気づきも、かなり大きかったです…!!

この体験から、

「まずは自分に寄り添うこと。そうすることで、本当に誰かに寄り添えるし、誰かに対して優しくもなれる」

当たり前かもしれないですが、そんな大切なことが、ようやくストンと腑に落ちたんです。
おかげで、ちょっとモヤっとしていた関係性が少しずつ変わっていったり、相手に対する感情が変わりました。


そして、講義の後の練習会で講師の先生がお話してくださった言葉も個人的に印象的で、心に残っています。

「大事なのは、その人のことをこれだけ思った時間があるということ。」

私は、小さなことでも、よく悩むし、迷います。
人間関係も、自分がしてしまった細かい言動ひとつひとつを振り返って自分を責めちゃったり、誰かの何気ない一言にすぐに傷ついたり。
そんな自分は「ダメだ!」ってずっと思い続けてきた節があります。

でも、きっとそうじゃない。
その人が大切な存在だからこそ、「もっと良い関係でいたい!」と思って悩むのであり、誰かのことで悩み迷う時間もまた、愛おしい時間なのです。


たとえ普段は同じ方向を向いていても、人間なので、ときにすれ違ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、まずは自分の本音やモヤモヤした気持ちを徹底的に吐き出してみる。
←「書き出す」のもオススメです。「こんな風に思っていたのか!」と改めて気づくきっかけになります。

そのうえで、そんな気持ちを「持っちゃいけない!」とか「こんな風に思う自分はダメだ!」と思うのではなく、ただ受け止めてあげる。

それだけでも、きっと何かが変わるはず。
そして、それができたうえで、「相手の立場に立って」考えることで、見えてくることもあるのではないでしょうか。


当日の講義も、後日講師の先生が開催してくださった練習会も、自分にも、誰かにも・・・いつも以上に優しくなれる、そんな素敵な時間でした。
これから迷うことがあったら、こんな風に、自分に寄り添いながら、向き合っていこうと思う時間でもありました。


今回は「自分を寄り添う」をテーマに書きましたが、毎回いろんな気づきがあったうえで、必ずひとつは”ドカン”と心揺さぶられる気づきがやってくる、そんな日々です。

かれこれずっと記事にしたいと思っているうちに、もう金曜日。
そして、あっという間に明日はDay7−8と、どんどん終わりが近づいていて、ちょっと焦る気持ちがあるのも嘘ではないけど、「次はどんな気づき・発見があって、そこから自分がどんな風に変化するのか」と、ワクワクする気持ちは変わっていません。

素敵な学びや気づきをもっとシェアできるよう、もっともっと吸収していこうと、記事を書きながら改めて思いました。

今日もお読みいただき、本当にありがとうございました!!


▼音声で聞きたい方は、こちらの2本をどうぞ! このテーマは、気づきが大きくて、2回も喋ってしまいました…!




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