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「未完」のキモチを残さない

4月もあっという間に、半分が過ぎました。
時の流れの速さに、日々驚くばかり。

前回の現場変革リーダー養成コースDay7−8もまた、気づきが大きく、心揺さぶられる時間となりました。
タイトル通り、悲しい、寂しい、腹が立つ・・・そんなマイナスな気持ちも含め、きちんと感じ切り、「未完のキモチ」が残らない生き方をしていこうと、強く決意した2日間となりました。

そこから感じたことを2つ、今日は書こうと思います。

感情は、感じきるまでずっと残る

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Day7の夕方。
「止めてる自分、行きたい自分」というテーマで、ワークを行いました。

・変わりたいけど、変われない
・〇〇にチャレンジしてみたいけど、できない
・自信を持ちたいけど、持てない

などなど、「前に進みたい!」と強く願っているのに、なぜかできないことってないでしょうか。

実際にその状況を思い浮かべながら、身体を動かしながら、「行きたい自分」と「止めてる自分」になりきってみます。
すると、もう忘れかけていた中学時代の記憶が蘇ってきました。


正直・・・驚きました。
なぜなら、私はその記憶を「笑えるネタ」として、度々取り扱っており、今となってはすっかり忘れていたものだったからです。

でも、その頃の自分に戻ったかのように、その状況を1コマずつ辿ってみると、自分の本当の気持ちは、全然笑えないものでした。

・悲しい
・なんで分かってくれないの!
・もどかしい

上手く言語化できませんが、そんな気持ち。

そして、元来感情豊かで、比較的喜怒哀楽も表現してきた私が、自分の感情(特に、マイナス感情)をあまり表現しなくなったのは、この頃だったのかもしれません。
*正確にいうと、その出来事だけではなく、同時期に起きたいろいろな出来事が積み重なった結果だと思われます。

たしかに、私は今でも悲しいとき、ツラいとき、苦しいとき、腹立たしいとき・・・周りに伝えることが苦手です。
「いい子」でいたくて、心配や迷惑をかけたくなくて、どうしても言えないんです。
なので、何事もなかったかのように、「大丈夫!」と言い続けて、涼しい顔をして走り抜けてしまいます(どんなに心の中で葛藤していても)。
本当は泣きたいぐらい苦しいときでも、それを笑いのネタにしてしまっていたこともよくあります。

そうやって、自分のネガティブな感情にフタをし続けて、うわべだけポジティブだと、表面上はあらゆる手法で変えられたとしても、心の根っこ(奥底?)のところにその感情は残っていきます。
感情は、感じきるまでそこに留まってしまうからです。


Day7 終了後、やや自分の気持ちに混乱していた私ですが、サポーターの方のサポートもいただきながら、今一度状況をゆっくり思い出し、そのときの感情をじっくり思い出して、感じて、味わう時間を取りました。
そして、何度も何度もその情景を思い浮かべているうちに、胸の奥からぐっと悲しさが込み上げてきたんです。

「そっか、悲しかったんだね・・・。」

そんな風に、過去の自分に寄り添って、語り掛けてみたら、涙が止めどなく溢れてきました。

翌日のDay8でも、同じ状況をもう一度思い浮かべながら、思いっきりそのときの感情を吐き出しました。
そして、新しく出てきた感情に対しても、徹底的に寄り添い、共感し、受け入れていきました。

その過程で、「あ、分かってくれたんだね」と言われたように、すっと心が軽くなったんです。
まさに、「感情は感じきるまでずっと残る」を感じた瞬間でした。


このワークがきっかけで、本当は悲しいとき、腹立たしいときに、取り繕ったように涼しそうな顔で笑ったり、強がるのではなく、素直に、その気持ちを感じていこうと思いました。
そして、もしそのとき、誰かに「力を貸してほしい!」と思ったら、素直にそう伝えてみる勇気を持とうと思いました。
もちろん、いきなりは難しいかもしれないですが、私のペースで、ゆっくりと。

悩みや苦しみの大小を比較しない

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そして、Day8最後に行われた「人生まるごと承認」の実習。
3人1組で行われたこの実習ですが、1人がまるで自分が自分の守護霊になったかのように、自分の人生を「過去→現在→未来」の順でお話していきます。
その間、残りの2人は、ただただうなずき、共感しながら、そのお話を聞いていくんです。

まず、他の方のお話を伺いながら、どんな人も山あり、谷あり、いろんな経験をしてきているんだと、しみじみ感じました。
同時に、そのひとつひとつが本当に尊いものであり、現変期間中、ずっと言われ続けてきた「誰もが人生の主人公である」という言葉が、自然とストンと落ちた瞬間でした。

そして、ついつい

「他の人と比べて、何も話せるような人生じゃないし・・・。」
「なんでそこまでどん底って訳でもないのに、こんなに小さなことで、悩み苦しんでしまうんだ、私は・・・!」

と、自分の頑張りをなかなか認められなかったり、自分を責めがちだった私でしたが、他のお二人がずっと頷きながら、温かく聞いてくださっていて、ときに「頑張ったね・・・!」と声を掛けたりしながら聞いてくださったおかげで、最後まで話し切ることができました。

そして、

「そっか。たしかに、上手くいかなかったこともあるけど、自分なりに、いろいろ頑張ってきたよなぁ」

と、終わった後に思えている自分もいました。

悩みや苦しみの大きさを、他の誰かと比べる必要はない。
そして、少しのことで悩んでしまう自分を責めたり、悪く思う必要もない。
きっと、自分にとっては、大切な悩みなのだから。
そこに自分のペースで、全力で向き合っていけばいい。


そんなことを思いました。
不思議と、そう思えたら、今まで以上に、他の人のことも「応援したい!」という気持ちが、より大きくなってきている今日この頃です。


いやはや・・・いろいろ書いてみましたが、自分の気持ちを文字に起こすのは、なかなか時間がかかりました。
ちょっと上手く言語化できていないところもあるかもしれません。


伝えたいことは、

抱いてはいけない感情なんてないし、どんな感情も感じきること。
そして、どんな思いや感情を持つ自分も受け入れ、共感し、寄り添うこと。
そうすることで、自分に優しくなれるのはもちろん、心から誰かに対して優しくもなれる。

です。


「強い人でいなきゃ!」ではなくて、自分のネガティブな感情や弱さ、苦手なことも、すべてまるごと受け入れていく。
そんな風に、素直で、しなやかに生きていこうと思っています。

ときどきポンコツな部分もあるかもしれませんが(苦笑)、これからもどうぞよろしくお願いします!
←(ちょっとどうでも良い話ですが)今日も、夕方まで服を前後逆に来ていると気づかず!!!笑

今回も読んでいただき、ありがとうございました!!


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