episode1〜「背水の陣」から「自分史上最高」の人生へ!〜
お盆明け直後の「縁(En)-Couragement Cafe」。
記念すべき1人目のお客様がやってきた。
素敵なお祝いのバーチャル背景画像のサプライズとともに。
お越しくださったのは、Cafeの開店に至るまでにも何度もお世話になった、予祝講師のおかっちさん。
ご自身も日々いろいろなことに挑戦しながら、周りの方々の夢や想いもどんどん引き出し、温かく応援されている、とても素敵な方である。
そんなおかっちさんが、
「今が自分史上最高!」
そう笑顔で言い切れる背景にあるストーリーを、今回は伺ってみた。
「背水の陣」で飛び込んだ、「起業」の道!
31〜32歳の頃だっただろうか。
おかっちは、自分の行く末を案じていた。
会社に勤め始めて9年目。
鉄粉が舞う環境のなかで、日々仕事をすることに対する健康面での不安、多忙な日々で、なかなか家に帰れず、削られていく家族との時間。
それでも、仕事は嫌いじゃなかった。
ただ・・・「一体、俺はなんのために生きているんだろう?」という疑問が、いつも頭のなかで渦巻いていた。
そんな頃だった。
妻がエステサロンでダイエットに成功し、「私もエステサロン、やる!」と言い始めたのは。
最初は正直、「おぉっ・・・マジか!大丈夫か?」と思っていた。
でも、一緒に話を聞きに行ったり、数々のセミナーを受けていくなかで、「この道に進むのも、ありかもしれない!」と思うように。
いや・・・今改めて振り返ると、歩いてきた道をそのまま歩き続ける選択肢は、そもそもなかったのかもしれない。
すでに子供が4人いるなかでの決断。
正直、ワクワクした気持ちよりも不安の方がデカかった。
それでも、今、目の前に新しく現れた道に振り切って、進むしかない。
「行くぞ!」
そんな思いで、脱サラし、起業する道へ飛び込んだ。
まさに「背水の陣」である。
それが、おかっちにとって人生の転機となった。
失敗だってたくさんある! それでも事業を軌道に乗せられた”理由”とは・・・?
今振り返ると、事業は順調に軌道に乗ったと言えるのだろう。
でも、当時はとにかくがむしゃらに働き続けていたし、失敗したことや苦労したことだって数知れず。
たとえば、広告。
もともと、知識なんてまったくない。
広告会社の方と話をしたり、セミナーに出て学んだりしながら、実際にいろいろな広告を集めてきて、手元で眺めながら「こんな感じが良いかな?」とか「こっちかな?」と、夜遅くまで妻と2人で何度も話し合った。
あるときは、お店の名前を決めて、看板や印鑑、Webサイトなどを作っている最中に、近隣の別の事業主の方が同じ名前で商標登録を先にしてしまったことで、決めていたお店の名前が使えなくなり、すべて作り直す羽目になったことも。
ほかにも、初めて雇ったスタッフが約50万円を持ち逃げしてしまう・・・など、「ヤバい!」と思う瞬間は、幾度となくやってきた。
特に、スタッフに持ち逃げされたときは、本当に凹んだ。
ただ、おかっちはそこで落ち込むだけには留まらなかった。
「これは俺が悪い。自分を変えなきゃ!」
そう思ったおかっちは、自分の仕事のあり方、人との接し方・・・を見つめ直しはじめた。
その過程で、鴨頭嘉人さんのことを知り、「話し方の学校」に通ったことで、大きくマインドが変わった。
ひとつは、「仕事」に対する考え方。
それまでは、仕事は「作業」であり、ツラかろうがなんだろうが、時間を掛けてでも必ずやり切るものなんだと考えていた。
でも、「貢献するからこそ、価値の交換としてお金が返ってくる」のであり、「人の役に立つこと・価値提供が仕事」なんだと気づいた。
もうひとつは、コミュニケーションに対する考え方。
かつては「人から自分がどう見られるのか」や「自分は変じゃないかな?」と考えてしまっていて、カフェで注文すらできないぐらい、話すことに苦手意識があった。
今では毎日ほぼ欠かさず、LIVE配信を続けているおかっちからは考えられないかもしれないが・・・!
でも・・・
それは「自分」に目線を向けているのであり、誰かに対する優しさではないのだ。
自分が話すことは、相手へのプレゼント。
「相手がどう感じるか」に目を向けて、自分が思ったことや感じたことを伝えるんだ。
そう気づけたことで、コミュニケーションのとり方がガラリと変わった。
とはいえ、それからも「背水の陣」は続き、死に物ぐるいで動き続ける日々が続いた。
いや、先程も話したが、いろいろありながらも、実績自体は初年度からずっとプラスだったし、右肩上がりで伸びていた。
でも・・・おかっちの感覚では、ずっと「背水の陣」だったのだ。
なぜなら、なかなか貯金をするまでの余裕が出てこなかったから。
新しい店舗を購入したし、遠方で開催されるセミナーや勉強会への参加で、お金はどんどんなくなっていく。
「ヤバい・・・!お金がなくなる!」
「どんどんお金がなくなって…ツラい」
と思ったことは何度もあった。
それでも、おかっちは「投資」を続けた。
その背景には、
「自分にとっての良い・悪いで判断するのではなく、言われたことはやりなさい」
という師匠の教えがあった。
師匠の教えをしっかり守り、動き続けることで、自分のコンフォートゾーンを超えてきた。
そこに、「成長」があったのだ・・・!
気がつけば、いつの間にか「背水の陣」は脱していた。
最近では、自分のブレない軸に気づき、さらなる夢も見つけて、本当にワクワクした毎日を過ごしている。
「いやぁ・・・良い選択したね!
いいよ、いいよ〜頑張れ!」
人生の転機にいた、当時の自分自身に対して、そう声を掛けたいそうだ。
あの日からの選択の積み重ねが、「自分史上最高!」といえる人生をつくっているから。
そして、5年後には、きっと今日の話も同じように、懐かしく振り返っているのだろう。
そんな風に、素敵な笑顔で語りながら、おかっちはカフェを後にした。
マスターあとがき
いかがでしたか・・・?
・覚悟を決めて新しい道に飛び込む勇気
・知識も経験もないところから、試行錯誤しながら積み重ねてきた経験
・自分の先を行く人から学び、「素直に実践する」姿勢
学びや気づきだけでなく、勇気とパワーをもらえるお話だったのではないでしょうか。
特に、コミュニケーションに対する考え方が変わったところで、
「自分」に目線を向けるのではなく、「相手がどう感じるか」に目を向ける
のお話は、私自身も課題に感じていたので、ハッとしました。
つい自分に意識が向いてしまいがちですが、「伝える言葉が相手へのプレゼント」と思えば、「相手が喜ぶには?」を自然と考えながら伝えられそうですよね・・・!
本筋から逸れてしまいそうだったので、今回はやむなく省略しましたが、ハッとしたお話をもうひとつ。
会社員時代のおかっちさんは、「仕事を休む」ことに対してずっと罪悪感を感じていたそうです。
▼この動画でもお話されています
休日が来ても、自分のなかで「もっとやった方がいいのに」と思ってしまったり、何かをチェックしようとすると、無限にチェックすることが出てきたり…。
「自分が仕事をしなくて、会社の売上が上がらなければ、会社に迷惑が掛かるかもしれない」
「もっと営業成績を上げないと、会社が俺を雇う意味がない」
「休んだことで、トラブルになったら、信頼を失うかもしれない」
当時は、そう思う気持ちがなかなか拭えなかったそうです。
今、振り返ると・・・
「自分はまだまだ何もできない小童だ。自分には価値がない」
と思っていたそう。
ただ、最近はそう思わなくなったという、おかっちさん。
その背景を伺ってみたところ、
自分の価値は自分が決めることではなく、相手が決めること。
自分で自分の価値をとやかく言うのではなく、ただ日々頑張って、自分の価値を高めるだけ。
まだ足りていないと思うことも、もちろんあるけど、だからこそ”伸ばそう!”と思える。
そう捉えられるようになったと、お話しておられました。
お話を通じて感じたことは、自分自身に目を向け過ぎず、「目の前の誰かに対して何ができるか」に目を向ける大切さ。
つい自分で自分をジャッジしてしまうこともあると思いますが、それよりも誰かのためにできること・周りの人が喜ぶことを積み重ねていくことで、自然と人の役に立ち、それが「価値」になっていく・・・。
そんな気がしました。
などなど・・・あとがきの方が長くなりそうなぐらい(笑)、素敵なお話の引き出しを持っている、おかっちさん。
まだまだ素敵なお話がたくさん伺えると思うので、続きはぜひ会いに行って、聞いてみてくださいね!
そして、ちょうど記事公開という素敵なタイミングで、おかっちさんが「予祝講座」をどんどん開催していくことになりました!!(拍手)
私も以前受けさせていただきましたが、とってもパワフルで、夢への一歩が加速する時間になるので、気になるかたはぜひCheckです👇
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