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とてもとてもダウナーな日

それは急に訪れる。

女性特有のホルモンバランスなのか、ただの疲れなのか。

気分がとてもとても滅入ってダウナーな日。
家事のことを考えるなんてもってのほかだし、仕事も集中できない(してはいるのだけど、120%のものができている、とは断言できない)。

年を重ねて大人になるのは、楽しい。
自分が好きなことも分かるようになるし、心地いい状態をたいていは作れるようになる。
でも、いろんなことを知るのと比例して、周りは色褪せていく。薄ぼんやりした自分を見るのが嫌できっとダウナーな気分になるのだ。

予定がないのがいけないんだ、と気晴らししてみる。白い手帳を、塗りつぶすように予定を詰めてみる。
その時は楽しい。忘れることができる。
でも、心が疲れているから人と遊ぶこと自体に疲れてしまう。心から笑顔でいられない自分にさらに嫌気がさす。

とことんダウナーな気分に浸ってみる。
自分はダメだ、疲れてしまった、と思いっきりダウナーな気分になってみる。
曲も暗い重いものを聞いてみたり、暗い部屋でぼーっとしてみたり。全然ダメ。余計ダメ。
気持ちが浮上するキッカケが作れないので先が見えない。絶望してしまう。

私にとっての一番は、自分を満たすこと。
美容院にいってヘッドスパをする、漫画喫茶に行ってキュンキュンの少女漫画を読む、映画を観てヒくほどに泣く、大好きなスープを丁寧に作ってゆっくり飲む、12時間でも15時間でも目が覚めるまでめざましをかけないで寝る。

メンテナンスをしたり、涙を流したりして、自分を満たす。意識するのは心よりも身体のスッキリを選ぶこと。
世間的にどうか、よりも自分自身が満たされることをする。(めっちゃイケメンとキュンキュンしたら一瞬で直りそうな気がするけれど、それは契約上もう試すことができない。)

あの羽生さんも、「不調は必要な充電期間なのです」と言っている。

ダウナーな日も、ハイな日も、きっと自分にとって必要な時間。充電期間。

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