【 Vo.そうまの曲解説01】星のひと
ごあいさつ
こんにちは、ボーカルのそうまです。
「Vo.そうまの曲解説」第1回になります。
PEKEのWebサイトでは2018年8月現在、いくつかの音源とYoutube動画を公開しております。活動開始(2016年5月の初ライブ)以降、曲の内容について演奏以外で発信することがありませんでした。
今のところPEKEの活動は数か月に一度のライブ活動が主軸になっていますので、せっかくだから、皆さまには僕たちがライブで演奏している曲についてもっと興味を持って欲しいと思うのです。
※解説していく曲について音源をご用意できない場合が多いだろうこと、申し訳ないです。。興味を持たれた方はライブに足を運んでいただけると大変うれしく思います。
曲解説
第1回でご紹介するのは「星のひと」という曲です。
爽快感のあるメロディから始まる、とても聴きやすいミドルテンポの曲かなと思います。
※歌詞はこのページの下の方にあります
宇宙とかUFOとかがキーワードですね。
「異星体についての微かな記憶を持っている僕が、知っているんだけれど思い出せない対象への憧れを追い続ける」という構図です。
語り手は終始「僕」になります。ここでいう僕は「=そうま」ではなく歌詞中の主人公になります。
右脳の半導体という表現は比喩ではなく、「機械が脳みそに物理的にぶちこまれている状態」を言っていますね。「僕」に異星体についての記憶があるのは、UFOに拉致されて何かしらの器具をインプラントされたからです。
これを「キャトられた(キャトルミューティレーションされた)」という歌詞で説明していますが、後で調べたところ誤用だったことがわかりました。。
僕は宇宙とかオカルトとかの分野が少しばかし好きで完全に知った気になっていたのですが、UFOによる連れ去りは「アブダクション」といい、「キャトルミューティレーション」はUFOによって家畜などが体液や臓器などを持ち去られることを指しています。(参考: キャトルミューティレーションとアブダクションの違い)
自分の記憶に欠ける何かが、どうやら星も見えない空の向こうにあるらしい、その正体をこれから突き止めるべく期待を馳せる。
さて、多少言葉に不自由がありますが、表現したいことは「未知」と「期待感」になります。
曲を作るにあたっては、期待感を演出するためにわかりやすく明るい進行を基本形として、未知を感じていただくために不安定なコードや展開を点在させています。
Bメロでは映画『未知との遭遇』で使用されている交信メロディ(Youtube)をモチーフとして浮遊感のある編曲を行いました。
「未知」「期待感」をテーマに作った曲だけあり、ライブでは1曲目に演奏することが多い曲です。その後にどんな曲が待っているのかワクワクしながら楽しんでいただけると嬉しいです。
歌詞
星のひと
曲: そうま / 詞: そうま
F G
高く飛べ 記憶の残響追っていけ
C Am F G A#
駆けていくんだどこまでも 青い空の果てへ
F G C Am
撃ち落とせ巨大なUFO 存在を証明するんだ
F G Am
光り出す僕の右脳の半導体
F G C B Am
キャトられた 朝の頭痛が今も記憶の中 場所をとっていて
F G A#
君の名も思い出せない
F Am F Am
星のない空の その先が見たい 小さなころから 憧れていたんだ
F Am F Am
広い宇宙の隅で 誰かを探してる 名の知らぬ君は 孤独な生命だ
A# F C G
だからヒットアンドアウェイで 僕を連れ去ってさ
A# F A# Am
メスでサッて切ってさ さみしい記憶植えつけるのさ
F G C Am
ざわつく感情吹っ切って 飛び出したいよ今すぐに
F G Am
君の待つ星へ
F G C B Am
僕たちの宇宙は環状 いつかめぐりあえるどこかで
F G A#
ほら今も星は光っている
F G C Am
撃ち落とせ巨大なUFO 存在を証明するんだ
F G Am
この胸に閉ざした感傷も
F G C B Am
僕たちの宇宙は環状 いつか 君と会える星の夜を
F G A# A
ほら今も僕は願っている
F G A#
ほら今も星は光っている
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?