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タバコとTwitter、依存のメカニズムについて考えてみた

長らく非喫煙者だった友人が突然タバコを吸い始め「やめられない」と言っていたのをキッカケに、依存のメカニズムについて調べてみたことがあるのですが、興味深かったので共有しようと思います。
しかし調べたのは数年前のことで、今となってはソースも分からなくなってしまったので、素人のたわごとと話半分に読んで頂ければ。

1.タバコを吸いたくなるメカニズム

人間は、脳内でセロトニンとかドーパミンとかノルアドレナリンといった神経伝達物質が分泌されることで、ストレスなどをコントロールし、精神を安定させています。
通常の状態でもそれらは十分に分泌されるのですが、タバコを吸うと、その脳内伝達物質がもっとたくさん分泌されるんだそうです。そうやって喫煙による分泌を繰り返していると、だんだんと自ら脳内伝達物質を分泌する機能が弱まっていい、タバコを吸わないと、脳内伝達物質が足りなくなり、ソワソワしたり、イライラしたりするんだそうです。
この状態がいわゆる「依存」で、禁煙するためには、脳内伝達物質の分泌機能が回復するまで、イライラやソワソワに耐えなければなりません。

2.Twitterとタバコの類似点

実はTwitterでつぶやきが「リツイートされる」ことでも同じようにドーパミンとかアドレナリンとかがドバドバ出るそうです。
どこで読んだかソースが今や不明ですが、自分でも脳内物質が出てるのを結構感じます。
Twitter依存という言葉もたまに目にしますが、Twitterもタバコと同じメカニズムで依存しうるものだということですね。
「パクツイ」という、ウケている他人のつぶやきをパクって、自分のつぶやきとして投稿する行為がありますが、これはもしかしたらTwitter依存の末期症状なのかもしれません。
最初は数RTで満足だったのに、一度RTが爆発的に伸びてしまうと、ちょっとしたRTでは物足りなくなって…

3.依存のメカニズムは大体一緒

要は、脳内物質が過剰に分泌される行為には全て、依存の可能性があるということですね。
ギャンブルなんかは特に、当たった時のアドレナリンの分泌量が半端ないでしょうから、競馬やパチンコ、やめられないのも納得です。スマホゲームのガチャなんかも同じですよね。
「ツムツム」なんかはうまく作ってあるなあと思っていて、たまに高得点がバーンと出るんですが、やはりこの時に脳内物質が出る体感があります。
そしてコツコツ続けているとアベレージが上がっていって、最高得点がちゃんと更新できるようになってるんですよね。同じくらいの得点ではだんだん満足できなくなってくるので、これはうまい仕組みだなと思います。
電車に乗っていると、わりと年配のおじさま方がツムツムされていて、興味深いです。

4.禁煙したい人はスマホゲームをやってみる…?

仮説ですが、依存が上記のメカニズムで起こっているのならば、禁煙したい人は、タバコを吸いたいときに別の依存行動をする事で、タバコを吸わずにすむのでは…?
ツムツムは、一回のプレイ時間も適当で、体感として脳内物質出やすい気がするので、ちょっとやってみると良いと思います。
パクツイもタバコの代替になりそうですが、モラル的にはばかられますので…

5.おわりに

依存って、実際はもっと難しくて複雑な要因が重なり合っているものかもしれませんが、個人的な経験や体感も合わせて、納得感のある仮説だったので、わりと信じています。
これを調べて考察したことで、お酒・タバコ・ギャンブルをやめられない人や、パクツイしてしまう人たちへの理解が生まれました。

スマホゲームやなんらかのコンテンツを作るときは、いかに脳内伝達物質を分泌させるかを考えると、依存性の高いものを作ることができるかもしれませんね。

たわごとにお付き合いいただきありがとうございました。
noteをスキされるとアドレナリンがドバドバ出るのでよろしくお願いします。

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