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「みんな違って、みんな良い」を実践できるひとになりたい。

こんばんは。サンペイです!

本日は夕飯に大根おろし×しらすのおかずを作ったのですが、大根を切ったら中が青くてびっくり。
調べたらカビじゃなくて、青あざ症という生理現象で、味には期待できないけれどちゃんと食べられるようです。良かった〜

そんな今回は、自分の「普通」を押し付ける人になりたくないね、という話。

無意識に「普通」を意識している

「国公立大学卒なのに臨時職員なのですか?」
「結婚されたのに働かれるのですか?」
「1年も仕事続けられないならどこでも無理だよ」

上記の言葉は、それぞれ違う職場で上司に掛けられたものです。私も一生懸命生きておりますので、しっかり傷付きます。

私は働きたいのに、結婚すれば周囲から赤ちゃんを期待されます。

こうした生き辛さを感じると、「なんで私だけ・・・」と思ってしまいますが、実はそれって私が「普通」から逃げられなかった結果なんですよね。

日本だけではないと思いますが、幼少期からの義務教育で、子供達にはマジョリティ(多数派)思考が刷り込まれます。
道徳では、マイノリティ(少数派)に対する模範的な行いを学びます。

真面目に学校に通って大人の言うことを守っていた人ほど、歳を経て自分が「普通」のレールから外れ、マイノリティ側になった時に、どうすれば良いのかわからなくなってしまうように思います。

私に当てはめれば、「とりあえず大学を出て、企業に就職し、3年くらい働いて、結婚して・・・」というような思考がいつも頭の隅にあり、
新卒で就職した会社を半年で退職した時は自分を情けなく思ったし、
収入が不安定になってしまったし彼氏も公務員だから結婚しちゃうかな、で入籍した面もあります(もちろん結婚の理由はそれだけではありませんよ!笑)。

そうした思考から逃げきれなかった結果、
気がつけば私の周りは「普通」のことを言う人で固まっていました。

類は友を呼ぶとでも言うのでしょうか。
自分の周りの人は、自分を写す鏡です。
「普通」を嫌っても、私はどこか「普通に生きれている自分」を拠り所にしていたのでしょう。

人間関係はいつでも構築できる。必要なのはきっかけと勇気だけ。

きっかけはそこら中に転がっているものだと思います。

将来の夢はあっても、大学卒業後に就職すべき職が全く見えず、適当に就活を進めていた頃、就活フェアである会社の人事さんに出会いました。
彼はのちに私の恩師とも呼べる人物になるのですが、それはまた機会があった時に・・・

その人事さんは、就活フェアの熱気に疲れて(人混み苦手)早めに帰路に着こうとした私を引き止めてくれました。
一度はお断りしたものの、熱意に負けてその会社のお話を拝聴・・・。
すると案外、その就活フェアで一番興味深い事業内容で、数週間後インターンシップに伺うことになりました。

インターンシップを終えると、その人事さんは遠方から来た私を気遣ってすすきのへ夕食に連れ出してくれました。
彼のチョイスするお店がまた素晴らしく、店主さんだけではなく訪れるお客さんまでも意志がハッキリして独立的で、たまらなく魅力的でした。

その人事さんは、私が独立したいことを分かっていてそうした場に連れ出してくれたんだと思います。
一人でも、友達同士でも、それまでの私だったら絶対に行けない、眩しい世界でした。

結局、それがきっかけとなって、以前の投稿で書いた北海道一周に出かけたり、新しいコミュニティに躊躇なく飛び込めたりできるようになりました。

就活フェアに行って、その人事さんの話を最後まで聞いていなければ、今の私はいないかもしれません。
独立したいなら、独立している人と話すのが一番良い。
そのきっかけを逃さなくて、本当に良かったと思います。

それまでは勇気が出なくて、事業をしている方と話す機会があっても完全に受け身でしたが、自分から積極的に交流するようにしたら、学べる事も増えたし、人間関係も変わりました

こうして培った人間関係が、既存の人間関係とは別にあるから、以前よりも格段に「普通」を意識することが減り、楽観的に生きられています。

多様性を理解し、間違っても相手の心に土足で踏み込むような発言をしない。

「あなたって、こうだよね」「あなたのためを想って言っているのよ」って、めっちゃ発言者側のエゴだと思うんです。
その人がこうあって欲しい、という期待がこもっちゃっている。

時には相手の背中を押すかもしれないけれど、時には不快だったり、プレッシャーを与えてしまうかもしれません。

子供の頃にこんな言葉にまみれて、一度人格が形成されてしまうと再構築は難しい。そして、自分の子供にも・・・
だから私は、特に子供や後輩には決めつけや否定を絶対にしないようにしています。

その人の一生を背負う覚悟がないなら、必要以上に踏み込まない。
あなたの言葉は、その人の心に一生の傷を残すかもしれません。

私はキャパがないのにそういうことを意識して人と話しているので、どれだけ楽しくてもかなり気力を消耗します。
それでも話したい、と思える人とお付き合いをするようにしています。

育った環境や、体のつくりは人それぞれ。
皆同じように生きる事はできません。同じように考える事もできません。

分かっていても、いざ自分の「普通」とは違う価値観に出会うと構えてしまいますが、ちゃんと理解して受け入れた上でコミュニケーションできる人間になりたいものです。

さいごに

なんだか今回はサンペイさんの哲学みたいになってしまいました。
まだまだまとめるのが下手なので、文章のお勉強をしなきゃな・・・

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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