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平手友梨奈ちゃんを好きになって、私は私でいられなくなった。

「一秒も同じ瞬間がない!」
勢いあまって、小さく叫んでしまった。
平手友梨奈ちゃんが好きな理由を聞かれたからだ。

平手友梨奈。アイドルグループ、元欅坂46のメンバー。
1stシングル『サイレントマジョリティー』から8thシングル『黒い羊』までセンターに立ち続けた女の子。

▼欅坂46 『サイレントマジョリティー』MV


私が平手友梨奈ちゃんを好きになってから、自分の言動に驚くことが増えた。「自分ってこんなこともできちゃうんだ」と感じるような、自己認識との乖離がどんどん生まれた。
好きな理由を聞かれて、小さく叫んでしまうなんてことだって今までなかった。しかも、20時のしずかーなカフェでの出来事。ごめんなさい。

平手友梨奈ちゃんの魅力を語るにあたって、いろいろ話せることはある。ダンスのキレがありすぎるとか髪型がシングルごとに違って一曲ごとの思い入れを感じるとか狂に入ったときの猟奇的な表情に飲まれるとか笑顔がはちゃめちゃにかわいいとかまじキャロてちさいこーとかばぶすぎて尊いとか。

でも、そういったことは他の人もいくらでも語っています。素敵な表現で紹介しているインタビュー記事もたくさんあります。

私は私だけの切り口で平手友梨奈ちゃんを語りたい。だから、平手友梨奈ちゃんを好きになって、自分の身に起きたことを紹介してみることにしました。彼女を好きになって私は私でいられなくなったんです。このnoteで彼女が私をどれだけ狂わせたか、きっとわかると思います。

1.TPOに合わせて変わる呼び方

まずは、呼び方。なぜか、TPOに合わせて呼び方を変えてしまう。
友達の前では、愛称の「てち」と呼んでいるのだが、SNSでは「友梨奈ちゃん」と呼んでいる。

友達の前だと、「友梨奈ちゃん」と呼ぶと、馴れ馴れしいと思われそう……と勝手に思ってしまって、恥ずかしくなってみんなが口にする「てち」という呼び方でしか呼べない。

一方で、SNSでは「てち」という呼び方が、クラスメイトノリみたいで恥ずかしくなる。そんな、友達でもないのに愛称で呼べない! みたいな気持ち。だから憧れのお姉さんを呼ぶ気持ちで「友梨奈ちゃん」と呼んでいる。(実際には年下なのに)

恥ずかしい理由が違う。なんで違うんだ。わからない。
わからないのに、呼び方を間違えることもない。不思議です……。

▼『ガラスを割れ!』特典映像より。
カワウソと対面し、デレデレな友梨奈ちゃん。

2.会える可能性があるなら、喜んで休みを取る

平手友梨奈ちゃんに会いたい気持ちが募りすぎて、少しでもその姿が見れる可能性があるなら全部行く! という気持ちで行動していた。

・友梨奈ちゃん見たさに人生で初めてライブに参戦、しかも一人
・友梨奈ちゃんが主演の「響」の試写会に応募(外れた)
・ファンクラブ限定の音楽番組観覧の募集に何度も応募(外れた)
・大阪での3周年ライブに何度も応募(外れた)
・武道館3周年ライブに何度も応募、最終的に演目によっては後ろ姿すら見れない席(ステージサイド席)で参戦(ある曲でめちゃくちゃ近くに来て大興奮)
・大雨予報の野外ライブ、欅共和国に参戦(カッパ着ててもびしょ濡れ)
・全国ツアーの公演に何度も参戦(神奈川、福岡、仙台、東京)

友梨奈ちゃんに会うためなら、何度だって身を削る……という気持ちで、平手友梨奈休暇を何度も取っていた。

昔は、アイドルを追いかける友達の話を聞いて、なんでそこまでするんだろう……? と不思議だった。
嵐のコンサートに行くために、北海道や福岡まで遠征しているのを聞いて「なんで関東でもやってるのにわざわざ遠くまで行くんだろう……」とか、乃木坂の東京ドームライブでモニターしか見れない席をなんでわざわざ取るんだろう……と思っていた。

でも、今ならわかる。わかるよ。
もし同じセットリストだったとしても、何度でも観たいから全国ツアーに行き尽くしちゃったりするんだよね。
基本見れないとわかってても、同じ空間に居たいし、実際に姿を見れる可能性が0%じゃないなら行きたいよね。

会える機会があるなら、何があっても行きたい。「目に入っただけでうれしい」なんて感覚は欅坂のライブに行って、友梨奈ちゃんを好きになってはじめて知った。

ちなみに去年の全国ツアーは、抽選後に友梨奈ちゃんは欠席することが発表されていた。ああ、会えるチャンスだと思ったのに……と思ったが、それでもキャンセルしなかったのは、「もしかしたらどこかの公演で復活するかもしれない」という希望を持っていたからだ。

そもそも欅坂の世界観が好きだから、友梨奈ちゃんがいないパフォーマンスでも観たいと思えた。でも、正直な気持ちをいうと「戻ってくる」という期待があったから追いかけ続けられたように思う。

少しでも、数秒でも観れるなら、観たい! その気持ちだけでどんどんお金も時間も使っていく行動力と友梨奈ちゃんへの執着は自分でも恐ろしい。

▼ツアーファイナルの舞台、東京ドーム公演のダイジェスト映像。
友梨奈ちゃんから目を離せなかった……。最高。

3.出演するなら、朝の情報番組も録画する

ZIPやめざましテレビを録画するようになった。
今まで聴いたこともないラジオを聴くようになった。

なぜなら、友梨奈ちゃんが出る可能性があるから。

ライブの後はたいてい朝の情報番組でライブの様子がレポートされる。それがあるかないかを見極めるために使うのは、めざましやZIPの公式Twitterアカウント。前夜に出演情報ツイートをしてくれるので、「欅坂46」や「平手友梨奈」の名前を探す。見つけたら、即録画!

実は、欅坂の曲や平手友梨奈ちゃんの声がテレビから聞こえると、飛び起きる習性になってしまったから見逃すことはない。だけど、じっくりみたいから録画する。ライブの映像はなかなか円盤化(DVDやBlu-rayになること)されないのでとても貴重なのだ。まさか朝の情報番組を録画する日が来るなんて思いもしなかった……。

そして、友梨奈ちゃんの声を聴きたくてラジオを聴くようになった。今年の3月に卒業してしまったのだけど、「SCHOOL OF LOCK!」という番組の三週目担当で出演していた。

私はラジオでの友梨奈ちゃんがとても好きだった。無理やり欅坂や彼女自身のことを語らせるようなことがなく、自由に好きなことをやる番組だったから、友梨奈ちゃんがとてもリラックスしている様子を垣間見ることができたからだ。

お手紙紹介したり、料理をしたり、クイズ大会したり、ほんとうに自由な番組。このラジオで友梨奈ちゃんはよく笑っていたし楽しそうだった。いたずらっ子な側面を知れたのもこのラジオだった。

そんな自然な姿を知れる番組、聞き逃すわけにはいかないよね。
今日もたのしくてよかったねえ、と謎の親戚のような気持ちで聴いていた。
友梨奈ちゃんが幸せなら私も幸せです。

▼友梨奈ちゃんも、メンバーもとっても楽しそうで幸せすぎる映像。
『黒い羊』の特典映像、KEYAKI HOUSE より。

4.「友梨奈ちゃん」フォルダができる

あまりにも友梨奈ちゃんが好きで、カメラロールに平手友梨奈ちゃん専用の「友梨奈ちゃん」フォルダが出来た。ライブで撮影された写真がレポートで上がった写真、ファンクラブ限定でアップされた写真、担当していたラジオ番組での写真は即保存。音楽番組で歌っているところは録画して3周見た後、携帯でも動画を撮って保存。

何かの拍子で友梨奈ちゃんの写真を見つけるたびに保存してしまうので、同じ写真が何回も入ってしまうこともある。でも、「一秒も同じ瞬間がない!」とライブで友梨奈ちゃんを観て思って以来、たとえ静止画でも何か変わっている部分があるんじゃないかと思って保存してしまう。

雑誌や宣伝、インタビューなどで動画がアップされた日なんかは、「あ~~~動いてるうううう」と幸せを噛みしめ、しっかり保存する。
あのですね、静止画やライブの写真だとキメキメのかっこいい表情をしているときが多いんだけど、日常の動画とかだとぼんやりしてたり、にっこにこしてたりするんです。かわいすぎるんです。ギャップに撃ち抜かれて心臓が貫通してしまうぜ……。

は~~好き。(友梨奈ちゃんフォルダを眺めながら)

▼だいっすきな友梨奈ちゃんと、だいっすきな新江ノ島水族館のコラボなんて幸せすぎてしょうがない……と大騒ぎした映像。芽実ちゃんとのいちゃいちゃも注目。
『アンビバレント』の特典映像より。

5.待ち受けが平手友梨奈ちゃんになる

これが一番の衝撃だった。
だって数年前まで、有名人とかアイドルとかを待ち受けにしている友人のスマホを見て、ちょっと引いてたから。

今は、スマホの待ち受けもホーム画面も平手友梨奈ちゃんになっている。
どちらもしっかりこっちを向いている写真なので、設定した日はスマホを起動するたびに照れてしまっていた。(たぶんにやけてた)

でも、今思うと自然な流れだった。カメラロールに友梨奈ちゃんが溢れていて、見るたびにちょっと元気が出るとわかった。それなら、待ち受けにしたらいつでも見れちゃってハッピーじゃん!?ってなるよね。

うん、かわいい。(待ち受けを眺めながら)

▼歌詞を聴くたびに心をぎゅっと掴まれるような気持ちになる。
友梨奈ちゃん主演の『響』の主題歌、『角を曲がる』のMV。





……はい。まだまだあるけれど、今回はこのくらいにしておこうと思います。昔は引いていたようなことをしていたり、有給を使いまくったりとずいぶんと狂わされた様子を感じていただけたでしょうか。

平手友梨奈ちゃんは、今はもう欅坂を脱退してしまっています。だから、ここに書いたいくつかの言動はもう起きない可能性がある。今こうやって狂った自分の言動を残しておいているのは、欅坂の友梨奈ちゃんを追いかけていた頃の自分が好きだったからなんだろうな、と思います。

もちろん、脱退したあとの友梨奈ちゃんのニュースはずっと追いかけているし、先日の『さんかく窓の外側は夜』の企画の友梨奈ちゃんを見て、あまりのかわいさに卒倒しそうになりました。

でもやっぱり、欅坂の平手友梨奈ちゃんを追いかけていた頃とはどこか違う自分で応援しているような実感があります。

だから、忘れないうちに欅坂の平手友梨奈ちゃんを応援していた自分をこうやって書き残しておきたかった。そんな時、好きなことを語りつくしていいキナリ杯の企画が募集されたのです。絶好のチャンスでした。書けて良かった~。

この先、欅坂の友梨奈ちゃんを応援している自分が懐かしくなったら、きっとこのnoteを読み返すだろうな、と思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


▼先日のめちゃかわいい平手友梨奈ちゃんはこちら

#キナリ杯 #平手友梨奈  

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