”いら立ち”に隠れているパートナーシップ
日本中の人々が、日ごろの体験に引き当てながら「パートナーシップ」について深められるフィールドとして、noteマガジン「パートナーシップを磨く」を発行しています。
わたしは、パートナーシップのあるコミュニケーションが日本中に広がり、イキイキと働く人が増え、しあわせに生きられる人を増やすことを目指しているコーチ&トレーナーのHOSUです。
連投85日目。
仕事仲間、特に同じ職場の同僚との間に、パートナーシップが感じられない状態が続くと、本当にストレスが大きくなります。
・質問したいことがあるけれど、質問しづらい
・何度もリクエストしていることなのに、一向に変わらない
・言っていることとやっていることが一致していない
・自分のことは棚に上げて、人の揚げ足ばかりをとる
鼻につくことばかりが目立って、通勤中も、眠りにつく布団の中でも、来る日も来る日もその人のことが頭に浮かび、イヤな気分を散々味わって、仕事を辞めたくなる…。
「相手が理解できない」あるいは「相手に理解してもらえない」というのは、人のエネルギーを奪いますよね。わたしも好きな仕事なのに、その人がイヤで仕事辞めようかなって考えた経験がありましたからね。
でもね、思うんです。
「通勤中も、眠りにつく布団の中でも、来る日も来る日もその人のことが頭に浮かぶ」
これって、何かに似てると思いません?
そう、恋いこがれている相手がいる時にも、同じような現象が起きるでしょう?
その時も、相手のことをあれこれ勝手に想像しながら、一喜一憂していたはず(笑)
で、本来、同じ職場の同僚って、仕事で一緒に働く仲間だから、やっぱり良好な関係でいたいし、わかり合える間柄でいたいと思っているわけですよね。それが叶わないから、いらいらするんですよね? これが他部署だったら、愚痴をぶちまけて終わりだけど、そういうワケにいかないんですよね。
この「そういうわけにいかない」というのが、あなたのどこかにあるから、わかってもらえないことにいら立つんですよね。だとしたら、その相手とパートナーとしていい仕事がしたいし、パートナーシップのある関係を築きたいと望んでいるのですよ、きっと。
仮に、「あの人が辞めてくれたら楽になれるのに」とか「もうわたしが辞めようかしら」という考えが、頭の中に浮かぶのだとしたら、よほどその相手とわかり合いたいという望みがあるんでしょうね。
ただ、とても不運なことがあるとしたら、そういう相手とどうパートナーシップを組むか?ということを、誰からも教わったことがないということでしょう。
考え方も、やり方も知らないから、相手を排除する(辞めればいいのに)か、自分が排除される(わたしが辞めてやる)かの二択しかみえなくなり、その二択にしばられて、ず〜っと苦しいんでしょう。
その相手を好きになれとは言いません。嫌いなままで結構です。ただ・・・
『まずは、その人とわかり合いたいという自分がいることを認めること』
ここから始めてみましょう。
記事に価値があると認めてもらえることは、何より嬉しいですし、とても力づけられます。いただいたサポートはパートナーシップの価値が大きくなる使い方につなげます。