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「もっとバカに生きよう」と思える映画

最近よく、U-NEXTで映画を観ています。

自分が幼い頃は、まだwebで気軽に映画を観れるような環境はなく、TSUTAYAにDVDを借りに行くような時代でした。また、両親が映像よりも活字派だったこともあり、あの青色のバリバリとするテープが付いたレンタルビデオを借りた回数も数えるほどでした。

さらに、育ちが田舎だったため、自宅から一番近いの映画館まで車で45分以上かかる距離がありました。そのため、映画の鑑賞は年に1回程度でした。

そんな環境で育ったので、自分の中では、映画というのは貴重なもの、気合を入れてみるもの、という概念をもって大人になりました。社会人になってお金を時間に少し余裕ができてからは、その反動なのか、映画を見る頻度がとても増えています。

何十本も映画を観ると、良いと思える映画にたくさん出会えます。ジャンルも好みも人それぞれですが、この記事では「もっとバカに生きよう」と思える映画を紹介したいと思います。

大人になるにつれて、感性よりも理性が強くなり、波風を立てないための努力を日々するようになりました。でも、努力をしたけど、波風立たないことが嬉しいわけではなくて、むしろ、猪突猛進でおっちょこちょいな友人の話を聞いていて、羨ましく思う。

そんな自分に、そして、あなたにぴったりな映画を2つご紹介できればと思います。


①イエスマン “YES”は人生のパスワード

日本での劇場公開日は、2009年3月20日と15年ほど前のもの。

主人公は、友人からの誘いをことごとく断るような、"ノリの悪い"タイプで、友人の結婚パーティーすら欠席しようとする始末。しかし、ひょんなことがきっかけで、彼は問われたこと全てに「YES」と返事することになります。

ホームレスからのお金の無心に「YES」
韓国語の習得レッスンに「YES」
おばあちゃんからの夜のお誘いに「YES」
etc…

序盤は、嫌々ながら「YES」と答えてハプニングに巻き込まれますが、これらが終盤で物語を好転していく伏線になっており、とても面白い映画でした。

ちなみに、原作は、イギリス人のダニー・ウォレスさんという方の実話を元にしているそう。
https://www.amazon.co.jp/-/en/Danny-Wallace/dp/1416918345


で、この映画を見終わって思いました。

最近、自分、誘いを断りがちじゃないか?と。せっかく誘ってくれているのに、明日早いからなぁ、とか今日は眠たいからなぁ、と理由をつけてデフォルトが断るモードになっているな?と。

人間30代にもなると、後先のことを考えるようになるんだなぁと成長を感じつつも、好奇心や目の前の気持ちに素直にしたがって、なんでも即「YES」と答えていた子供時代が輝かしくて、眩しく見えます。

思い返せば、大学3年生くらいからバカを全くしなくなった気がします。とても中途半端に大人になった風に思えてきました。

とはいえ、明日から急に全て「YES」というのは、映画の主人公すぎるので、まずは3回に1度は「YES」というところから、スタートしようと思います。


②ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

こちらも10年以上前に公開された映画です。

映画のタイトルの通り、最悪の二日酔で、昨晩のことを全く覚えていない3人組が主人公の物語です。

物語は、一緒に飲んでいたはずの友人が行方不明になる場面から始まります。その友人は、結婚式を明日に控ており、挙式のタイムリミットが迫り来る中、イチ早く友人を見つけなければ!という訳です。設定ですでに面白い。

主人公たちは、友人を見つけるため、覚えていない間にしでかした奇行?愚行?を、自分たち自身で呆れながらも、必死で辿っていくのでした。


個人的には、海外のドラッグをきめた酔っぱらいだと、現実にあり得るのでは?とギリギリ思えるラインである点も面白かった。

酒を浴びるほど飲んだ翌日、記憶はないがいつの間にか家に戻ってはきていて、ポケットからコンビニで買ったパンがでてくる、みたいな話は、身近でもよく聞きます。
それが、この主人公たちの場合は、記憶はないがホテルには戻ってきていて、虎を持ち帰ってたり、ギャングから大金を奪っていたという具合です。(さすがに現実にはないって?

実際、そこまでの奇行だと困りますが、いい意味で遊ぶ時はもっとハメを外してみたい、外した方が面白い。そう思えるコメディ映画でした。

上映時間も104分と短めなので、わりと気軽に見れるのでオススメです。


以上、自分的には好きな映画の紹介でした。もし、この記事をきっかけに映画を見たら、是非コメントで教えてください!

また、似たような読後感(?)の映画をご存知のかたいらっしゃったら、それもコメントで教えていただけると嬉しいです。


最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。



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