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ちょっとだけドッペルゲンガーな話



3年前の、ちょっと奇妙な話です。
(こちらもアメブロ投稿記事を修正加筆しました。)


仕事帰りによく、最寄り駅のコンビニに寄ってちょっと買い物するのが楽しみなんですね。

スタッフさんとも仲良くなって、ちょこっとお話したりして癒されております。


そんなある日、お菓子を買ってレジでお金を払っているときに、

「あれ?今日はタバコ買わないんですか?」と、
ニコニコ顔で大学生のバイト君に言われました。

「え?タバコ?私吸わないですよ〜」

「ええっ?そんな…だってこないだ買ってはったし…
それに…」


そこに仲良くして下さってるお姉さんがササっと来て、

「吸わないよね~! ごめんなさいね、うちの若い子が変なこと言うて」

お姉さん、大学生さんの腕をバシッと叩き、変なこと言うたらあかん、的な雰囲気を醸し出していました。

「うん…。でも…」

釈然としない表情の大学生くん。

「あ!そっくりさんが買ったんちゃいます?
多分そうですよ!」

と、笑ってその場を修めたのですが。


実はだいぶ前にもそんなことがありまして。

一番ゾォッとしたのが、ある所へ電話をかけていたもう1人の自分、という出来事がありました。


当時、ある資格を取るために某法律系スクールに通っておりまして、そのスクールの自習ブースを予約しようと電話をしました。

すると、電話受付して下さった職員さんが、

「あ、○○麻弥さんですね! 
確か3日前にもお電話いただきましたよね。」

「え?いえいえ、今日初めて電話したんですけど」

「いやいや、3日前の2時くらいに確かにお電話いただきましたよ~」

「え…そんなはずは…」

「アハハ!だって僕すごい覚えてますもん、
そのお声とか。
○○麻弥ですが、っておっしゃってましたし」


3日前のもう1人の自分は、結局ブースの予約をせずに電話を切ったそうです。

でも全く記憶にないんですよね。

電話をかけたもうひとりの私は一体どんな感じで話をしているのでしょう…


他に学生の頃にも
「こないだの日曜日、三宮で見かけたから声かけたのに知らん顔やったね」や、「どこそこを無表情で早歩きで歩いとった」とか。

もう1人の自分は大概、無表情で歩いているみたいなんですが(顔色も青白いらしい)

コンビニの大学生くんの「うん…。でも…」が気になるところではあります(笑)

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