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漫画家志望者が出張編集部から帰ってやるべき5つのこと

漫画を描くって楽しい! ペガサスハイドです!


8月18日にコミティアがありましたので、そこの出張編集部に行ったという人もいると思います。出張編集部は1度にたくさんの編集部に回れるので、複数の編集さんに自分の漫画を見てもらったという人もいるでしょう。


しかし、編集さんに自分の漫画を見てもらっただけでは成長することはありません。大事なのは家に帰ってからなのです。

皆さんが出張編集部に行くのはどうしてですか? 自分の漫画の改善すべきところに気づき、面白い漫画が描けるように成長するためですよね?

出張編集部に漫画を持って行くだけで満足していてはダメです。

通常の持ち込みも含め、「編集者に漫画を見てもらうこと」をゴールにしてしまっている人もいますが、それでは自分が成長することはありません。編集者に漫画を見てもらったあとが大事なのです。

編集者の漫画の感想や助言を元に新しい漫画を描き、そこでより魅力的な漫画に改善しようと行動するから成長できるのです。

編集者に漫画を見せる意味はそこにあります。

漫画を描く
⬇︎
編集者に見せる
⬇︎
改善を目指して新しい漫画を描く
⬇︎
編集者に見せる

これを繰り返すことで成長できるのです。


多くの人は編集者と会話しただけで満足してしまい、あとは放置します。それではいつまでたっても成長できません。

漫画を描いている多くの人は、「成長するために、改善すべき指摘を受けに行く」というよりも、「自分を認めてもらいたくて行く」という人が多いように思います。

だから「編集さんに何を言われるか、怖い」という人や、「持ち込みが怖い」とい人は、自分が褒められることしか受け入れられないとか、認めてもらうことしか期待していないという、幼児性があるから。インナーチャルドが大きすぎるからだと気がつくことができます。

しかし安心して下さい。

この「出張編集部に行った後にすること」について知っていれば、自分がやるべきことが見えてきますし、何も考えず漫画を描くよりも、早く成長することができます。

このブログがあとでどこに行ったかわからなくならないように、今のうちにフォローをよろしくお願い致します!

あなたのマインドがプロの漫画と同じレベルになる覚悟はできましたか?
それではいきましょう!


① 名刺をもらっただけで喜ばない

編集者から名刺をもらっただけで喜ぶ人が多いですが、名刺をもらったからと言って担当編集者になってくれたわけではありません。

名刺なんてサラリーマンは挨拶がわりに誰にでも配るものです。ここで喜ぶと恥ずかしい思いをすることもありますので、誤解しないようにしましょう。

②担当なのか確認しよう 

名刺をもらって、担当編集者かどうかわからないという人は確認しましょう。

それは編集者のセリフで簡単に確認することができます。

「ネームで見てあげるよ」➡︎ ⭕️担当
「原稿ができたら持ってきてね」➡︎❌担当じゃない

基本的に編集者は、漫画は完成原稿でしか見てくれません。ネームで見てもらえることは、それたけで「特別扱い」ということになります。

しかし「新しい漫画ができたら持ってきてね」というような言い方をされたら、つまり新しい漫画が完成したら見せてねという言い方をされたら担当編集者ではありません。

ネームを送ってみて「完成したら持ってきて」と言われたら担当ではありません。

③ 改善点をまとめる 

編集者に言われたことはメモするようにしましょう。特に改善点は重要です。

複数の編集者に見てもらった人は、共通して言われたことがあるはずです。それが特に優先して改善するべきこととなります。何故ならそれは自分の漫画を誰が見ても、そう思われるということだからです。

例えば「画力がまだまだだね」ということを、どの編集者にも言われたのだとしたら、それが1番の改善点になります。

④ 1つだけ直そう 

改善すべき点はおそらく1づけではないはずです。
「アイディアが平凡」「ストーリーの盛り上がりに欠ける」「背景が描けていない」「主人公に魅力がない」など、複数言われたとします。

しかしそれらを全部パーフェクトに直すことは難しいです。なので新作漫画では、言われた中の1つだけを直すようにしましょう。

例えばこの中の「次は背景だけは頑張って描くぞ」とか「つぎはストーリーを盛り上げることだけに集中しよう」などです。

それを繰り返すことで、全体の漫画力が上がっていきます。

⑤褒められたところも集計しよう 

自分の漫画の褒められたことよりも、注意された所ばかり気になると思いますが、
褒められたところも集計しましょう。

例えば「君はストーリーはまだまだだけど、女の子は可愛く描けているね」と言われたとしたら、そこが自分の長所や強みになります。

次回作でも、褒められた部分はもったまま、もしくはそこを強化することで
自分の漫画を認められやすくなります。

まとめ

① 名刺をもらっても担当になってくれたわけではない
② 担当かどうか確認する
③ どこが悪かったのか反省点をまとめる
④ 全てを直すことはできないので、新作では5個いわれたうちの1個だけ改善するようにする
⑤悪いところだけでなく褒められたところも集計し、そこを持続、もしくは伸ばそうとする

最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。

僕も漫画家になるために、持ち込みと投稿は何度も繰り返しましたし、担当編集者がついてからは、1週間に1回はネームを提出するようにしていました。担当編集者がついたということだけで満足せず、そこから改善を繰り返し、何度も何度も編集者にぶつかって行ったからこそ、プロになれたと思っています。

漫画をよくしようとするだけでなく、ワガママをなくし、自分という人間も、漫画と共に成長できる人が、プロとして認められると思っています。

この話はこちらの動画でもわかりやすく解説していますので、どうぞご覧になって下さい。

これからも「漫画を描くって楽しい!」をテーマに、漫画の描き方や、漫画家になりたい方へ有益な情報を発信していきますので、応援よろしくお願い致します。


最後まで読んでくれてありがとうございました。

僕は漫画が描きたいとか、漫画家になりたいという人を応援するために「ペガサス大学漫画学部」というものを作っています。漫画を描くことが大好きな方や、本気で漫画家を目指している方、現在連載中のプロの漫画家も僕の所で学びながら単行本を出している方もおられます。

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