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【OUTSCHOOL】外国の授業を日本で受けるオンライン留学システム

こんにちは、Pegです。
ブログ『わが家はインター。』を運営しながら、2人のバイリンガルキッズを育てています。

最近、オンライン英会話を退会したという記事を書きました。
家庭内で英語を使うようになり、子どものスピーキング力がメキメキついてきた頃、「世界中の人とコミュニケーションが取れるんだ」という学びを期待して、始めたオンライン英会話。

テキストを読むレッスンではなく、フリートークスタイルで、世界各国の先生方と何気ない会話を楽しんできました。
おかげで、老若男女どんな先生が相手でも怖気づくことなく、そして恥ずかしがることもなく、「Hi!」と元気よくレッスンを始められるまでになりました。

わたしは、留学当初でさえ誰かに英語で話しかけられるとドギマギしていたというのに、子どもたちは何の抵抗もなく、世界中の先生たちと英会話ができるようになっていたのです。
それだけで、オンライン英会話を毎日続けてきたことの収穫としては十二分でした。

そして、次のステップとして始めたのがOUTSCHOOLというサービス。
今日はこのOUTSCHOOLを活用し始めたわが家の、新たなおうち英語生活について記録していきたいと思います。

目から鱗!OUTSCHOOLというサービス

まず、OUTSCHOOLというサービス内容からご紹介していきますね。

簡単に言うと、海外で行われている授業をオンラインで受講することができるサービス。
これが、まるでオンライン留学をしているような充実度なんです!

先生1人に対し、生徒は1人だったり数人だったり。
世界各国から集まる子どもたちと一緒に、発表をしたり歌ったり踊ったりしながら、英語「で」授業を受けるという経験ができます。

オンライン英会話をやっていた頃は、先生とフリートークを楽しむ娯楽のような時間だった子どもたち。
OUTSCHOOLでは、フリートークなど自由なトピックではなくれっきとした「授業」を受けることで、より海外の文化やレッスンの雰囲気も分かるようになってきました。

OUTSCHOOL、どうやって使う?

OUTSCHOOLに登録するのはとても簡単で、保護者と生徒の名前や年齢をユーザー登録するだけ。
何かに入会するとか、入会金を支払ってから授業を受けるとか、そういう出費は一切ないんです!

登録したら、すぐ授業を探して予約することができます。

OUTSCHOOLにはどんな授業がある?

授業は大きく分けて2種類あります。

  • 毎週あるクラス

  • 1回きりのクラス

わが家で今実践しているのは、「1回きりのクラス」です。
まだ始めたばかりということで、とりあえずは単発クラスをたくさん受けてみて、子どもたちと相性の良い科目や先生に出会うことを目的としています。

「この授業、何回も受けたい!」と思えるクラスに出会えたら、毎週受けられるコースに登録してみようと思っています。

OUTSCHOOLの料金はいくら?

OUTSCHOOLの魅力は、授業料が科目ごとに設定されていること。
月額や年会費などではなく、1回の授業ごとに支払うことができるので、スケジュールや他の習いごとに影響することがあまりないんです。

しかも、1回300円台~という驚きの安さ。
アカデミックな内容になると数千円はしますが、それでも海外の授業を30分~1時間受講して2,000円程度だったら、めちゃめちゃ安くないですか!?

1年間留学するとなると、英語圏など人気の立地は100万円ほどお金がかかることもありますよね。

それが、オンラインで英語の授業を破格で受けることのできるOUTSCHOOLは、まさに今狙い目のサービスですよ。

OUTSCHOOLを受けるのに必要な英語力

OUTSCHOOLは、リアルな海外の授業を体験することができるサービス。
ある程度の英語力がついてからチャレンジすることをおすすめします。

OUTSCHOOLの先生はネイティブスピーカーですが、クラスの対象年齢に応じてゆっくりはっきり喋ってくれます。
分かりやすい単語を選んで、まさに英語圏の幼児に話しかけるように、同じ目線に立った会話を心掛けてくれます。

英語を聞き取り、ある程度返答もできるお子さん向けのクラスが多いようです。

アウトプットが出ていないお子さん、ネイティブの英語がまだ理解できないお子さんは、オンライン英会話などでそこを鍛えてから、OUTSCHOOLに移行することを検討してみてくださいね!

わが家がOUTSCHOOLに期待すること

わが家の子どもたちがOUTSCHOOLを始めたことで、今後のおうち英語プランも明確になってきました。

留学の疑似体験をしてほしい

すっかり英語を使いこなすようになった子どもたちには、ぜひとも海外の授業や生活を経験してほしいと思うかたわら、まだ6歳と5歳という幼い年齢がゆえ、それもあまり現実的ではないのが実情。

そんな状況でも、OUTSCHOOLがあればもう留学しなくても良いじゃん!と思うくらいには、充実したレッスンタイムを過ごしています。

わたしも英語の学習歴だけは長く、大学も英文科にいたというのに、いざカナダに留学すると、現地の授業スタイルにおののいてしまった過去があります。
「先生の話を聞く」「静かに過ごす」が美徳とされる日本の教育を受けてきたわたしにとって、ディベートやディスカッションがメインのカナダの授業は緊張そのものでした。

「先生に当てられないといいな」「下向いておこう」と、授業中の発言をできるだけ避けてきた日本人が、突然カナダの授業で「キミの週末について聞かせてくれ!」と発表を求められて、「私の週末に起きたハッピーな出来事についてシェアするわね!」なんて、ノリノリで発言することは到底できなかったのですから。

子どもたちには、OUTSCHOOLの授業に慣れてもらい、将来留学することがあっても堂々と授業に臨めるような、そんな環境を整えてあげたいと思っています。


英語「で」学んでほしい

OUTSCHOOLで叶うのは、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶという理想的なカリキュラム。
わたしもホームスクーリングをする中で、さまざまな科目に子どもたちと取り組みながら、英語「で」学べる環境を与えられるよう努めてはいますが、OUTSCHOOLが最強なのは、先生がそれぞれの専門分野を教えているという点。

たとえば、小1ムスコが気に入っていたアートのクラスでは、実際に現地で美術を教えている専門の先生が、スケッチから縁取り、絵の具の塗り方のコツまで、とてもきめ細やかに教えてくれました。
わたしが子どもたちと一緒に絵の具でお絵描きをするときは、ただ一緒に描くことを楽しむだけで、何かが上達する情報を提供してあげることができなかったので、OUTSCHOOLでアートを学べたことは大きな収穫になりました。

他にも、絵本作家をしているという先生が、ご自身の絵本を読み聞かせてくれながら、登場するキャラクターの描き方を教えてくれました。
プロに手取り足取り教えてもらうお絵描きというのはなんとも贅沢な時間でした。

こんなふうに、子どもたちには英語「で」いろんな科目を学ぶ時間をたっぷり取ってあげたい。
それが確実に本人たちの英語力、そして経験値、世界中の先生や生徒たちと意見交換しながら学びを深めていく、という新たな学びにつながると確信しています。


日本の授業にはないものを得てほしい

OUTSCHOOLで経験できるのは、英語に関する学びだけではありません。
日本で机に向かってひたすらノートを取ったり、先生の話を静かに聞くというスタイルの授業ではなく、積極的に意見を出し合い、互いを尊重しながら個性を出していく…そんな学び方もあるのだと、体感してほしいと思っています。

英語という言語自体が、積極的に話し、意見交換することが求められる言語。
その英語文化を大いに活用し、OUTSCHOOLの授業では、日本の授業ではなかなか出しにくい積極性を出し、どんどんおしゃべりになってほしいと期待しています(笑)


まとめ

わが家で、オンライン英会話の次に始めたOUTSCHOOLというサービスについてご紹介してきました。

まだまだ始めたてで、オススメのクラスや先生などデータが少ないので(笑)順次更新していこうと思います。

わが家のように、「オンライン英会話をしばらく続けているけど、もう少し上のレベルに進みたいな」と思っているご家庭の、良い情報源になれば嬉しいです。


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