見出し画像

馴れ馴れしい営業さん

「担当が替わったので、ご挨拶をさせてください」
とのことで、「営業さん」がみえられました。

2年近く継続してのお取引ではありますが、
ご来館いただく度に、
「営業さん」が変わってるようなお付き合いで、
且つ、前任者から異動の挨拶等があったわけでも
なく、アポイントの電話を受けた際は、
唐突感はいなめなかったのですが、
質問したいこともあり、
「分かりましたー」とアポイントメント。

ただ、今度の「営業さん」は、
電話から妙に馴れ馴れしく、
「よしざきさんはー」の連呼。
しかも、それが、
「よっしざっきさーーんうわー」
という感じの口調で
電話の段階で、早くも全身鳥肌。。。

2年近くのお取引でのお付き合いや、
前担当者までの「関係性の貯金」からの
親しみを持っての行動かと思い
我慢していたのですが、、、、

直前になって、
「よっしざっきさーーん、『末広館』さんや『みゆき』さん
という看板はあるのですが、『NENGO HOTELS』の看板が
見当たらなく、場所がわっかりませーーーん♪
どっこでっすかーーー♪」
と、お電話。。

(ぷちっ)←心の中でぶちきれる。
(うちには「日進月歩」という屋号があるんですが、、、
どういうビジネスをしていて、
自分の商材がどう関わっているのか、、
知らないなっ、この人。。。)←気付いてしまう。

「関係性の貯金」がマボロシであったことに気付き、
馴れ馴れしく、「場所を聞く」ように依存(ラク)
まで、されたことに頭が来て、これは無理だと思い。
よそよそしく、場所をお伝えし電話を切る。

2分後……「営業さん」登場。
「こんにちはー。よっしざっきさーーん、
 はっじめましてーー。●●社の●●です。」
と120%の親しみで、玄関で、名刺を出され、
こちらは0%の親しみで名刺交換。

何かを話そうとする彼に勝る瞬発力で、

「うちが宿泊業であることさえ知らないあなたに、
なんで、友達のような話しかけられ方をボクは、
されなければいけないですか?」とご質問。

何が起こったか把握できず、呆然とした表情で、
「すいません、、よっしざっきさーーんではなく、
様ですかね。。。」

(そこじゃないんだけどなーーー。。)
と思いながら、
「今日は、何かご用があるのですか?。」と
最大限のよそよそしさで問いかけると。

「交代のご挨拶と、(口角↑)
商品を買っていただきたくて!!(口角↑120%)」

(ハートつよっ)
ということで、直接表現が必要と思い、
「あったとしても、あなたからは買いたくないです。
困っていても、あなたからは提案を受けたくないです。
(口角↓120%)」
と一言、お伝えして、お帰りいただきました。

言わなくても言いことを言い
自己嫌悪、反省というか、、気分は良くないですし、、、
何かあった時の手間は色々増える予感はするのですが、
まぁ、我慢して、お付き合いしても、
この「営業さん」は、
一事が万事こんな感じだろうかなー
と思い、後悔はありません。

彼からの学びとして、
改めて、「営業」の
「初回の入り方」を復習しました。
・最低限の情報はきちんと調べる、
・引継ぎなら「お付き合い」を確認しておく、
・関係性ができるまでは丁寧に。
こんなところですかね。

他にも、

お客様に安心感と信頼感を持っていただくために、
「距離」は詰めようとしますが、
「入り」は「遠目」から、、
初回は「距離」を詰めることを最重要項目に
するなぁ、、、

営業(だけじゃないかもしれませんが)は
相手へのリスペクトがないといけないなぁ

などと、「営業学」の復習を色々と。。。。

「営業さん」、勉強になりました。ありがとうございます。
(調べない「営業さん」はこれを読まれることはないでしょうが、
 ここで御礼を伝えさせていただきます)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?