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シェアキッチンから広がるコミニュケーション@川崎日進アパートメント”85”

先日、「シェアハウスを始めたいので、話を聞かせてください」というご連絡があり、川崎日進アパートメント”85”をご案内させていただきました。日々バタバタと運営しており、なかなか「立ち止まって振り返る」という機会がなく、このような場を通じて、自分のやっていることの振り返りや整理ができます。そのお話を忘れないように、、ということでnoteもさせていただきます。

コミニュケーションには「きっかけ」が必要であり、「きっかけの場」としてのキッチンの役割は大きい

新しい入居者が入った際は、入居者のLineグループで「自己紹介」をお願いすることと同時に、「冷蔵庫の飲み物を取るだけでいいので、なるべくキッチンに足を運ぶ機会を増やしてください。できるだけキッチンを使ってください」というお声がけをしております。同時に、キッチンの最低限の使用法・注意事項はお伝えしますが、「詳しくは入居者さんに聞いてください」というようにして、全てを伝えないようにしております。同じ入居者とはいえ、話すきっかけがないと話しかけるのは難しいと感じる方が多いだろう。
というところから、このようなやり方をとっております。

キッチン(料理)のよいところは、話しかけやすいところ、話題がふくらみやすいところ

キッチンで、料理だったり、洗い物をしているときは、「集中」していたり、「自分の世界に入っている」ということは滅多になく、「話しかけやすく」「答えやすい」タイミングであることが多いと思います。同じ共用部であっても、洗面所だと顔を洗ったり、歯を磨いていたりと「答えにくい状況」であることが多く、リビングだと会話やゲームをしていたりと「話しかけにくい状況」であるタイミングであったりします。

また、キッチンの場合は、「何作っているのですか?」とか「自炊は良くするのですか?」と話しかける内容に困らないというところもあるかと思います。

シェアキッチン(開業時の写真)

ここでの学びから、シェアハウスでのコミニュケーションは「キッチン」を中心に考えております。

パーティの準備中

シェアハウス内のコミニュケーションを設計する際に、「イベント」を中心に考えることが多いように感じますが、飲み会等のイベントは全員参加する訳ではなく、イベントに対する温度感が個人差がありますので、個人的には「日常」の中でコミニュケーションを取りやすいきっかけを設計(設ける)するべきだと思います。川崎日進アパートメント”85”でも、「リビング」「中庭」「リノベーション」というような他にも「つながり」の選択肢がありますが、使用する頻度・話のしやすさから、キッチンがコミニュケーションのつなぎ役になることが多く、そこを中心として考えることで、活発なコミニュケーションが生まれるようになったかなと思っております。

シェアハウスは、共用キッチンを広く・充実させるのがおススメです。

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