日常写真を撮るということ
先日書いた「男子を撮る」が思いの外大きな反響をいただきまして
みなさまどうもありがとうございます。
先日Twitterでも呟いたんですが、こういう日常写真ってエモくも映えもしないんですよね。でも私はこういう写真を撮る。なぜなら親として私自身が残したい、残っていたら嬉しい写真だから。
写真館で撮った写真には可愛いはしっかり残るんです。でも逆をいうと可愛いしか残らないの。(もちろんそういう写真も大好きですよ)でもこういう日常写真には当日の空気、雰囲気、子供のクセ、言っている言葉、もちろん可愛さも、全部残るんですよ。本当に些細な日常。でも些細すぎてすぐ忘れちゃうんです。「あー、一生懸命コップ持って、あんな小さな手で、顔にコップのあとが付くくらいの勢いで、美味しそうに牛乳飲んでるなぁ。。。」なんて思った1秒後に大惨事になってるなんて日常茶飯事ですから。
でね、その直後には忘れちゃうんです。その幸せな想い。でもこうやって残しておけば忘れない。見返して、写真に写っているもの以外の、当時の気持ちも思い出すことができる。誰のための写真か、って明確です。単純に、親のための写真でしかない。親自身が忘れたくないから残す、その一択です。
七五三のお支度撮影も、なんでおすすめなの?って聞かれるんですが、どう考えてもおすすめでしょ!!!(答えになってない)親やカメラマンに指示されたちょっと堅苦しい感じの笑顔だけが残っているより、その日一日どうやって家族が過ごして、どんな想いだったか、言葉としては残らないけどその空気をたくさん残しておくことで、当日の本当の子供の姿や成長を写真を見返すことで感じられると思うんです。
本当に残したい瞬間ってだいたい子供の世話に追われて残すことができないんですよ。ああーーカメラ持っておけば!よかった!でも!それよりちょっと君たち待ちなさいよ!!!!って親の顔の自分しか出てこない。自分の子の七五三も大好きなカメラマンさんを呼んで残して頂きました。(自分は一眼レフは愚かスマホですら一枚も写真を撮らなかった)
たまにのタイミングで、プロにそういう写真残してもらうの本当におすすめです。自分で撮れるのが一番だけど、自分が撮る時は親である自分に余裕がなくなるから、子供のいい表情収めるの難しいんですよ。親の余裕が子の笑顔を引き出すんです。この話はまた今度・・・
フォトグラファー acco
ニューボーンフォトや家族写真撮ってます。
家には3男児がいます。子供の日常過ぎる日常が大好きです。
【Peek photo works】https://www.peekphotoworks.com
ニューボーンフォト→ https://instagram.com/peek_photo_works/
家族写真→ https://instagram.com/peek_family_photo/
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