見出し画像

ぺテルで「スプートニクV」、2回目

前回の記事、『ぺテルで「スプートニクV」』はこちら。

あれから早ひと月が経ち、2回目の接種をうける時がやってまいりました。

画像2

1回目接種後は
発熱なし・明らかな倦怠感なし(いつもだるいっちゃだるいので)。

副反応といえそうなものはせいぜい
「ぶっ刺した注射針周辺につねられたような痛み」ということくらいですが、
筋肉注射ならこんなもんでは?という気もする。

「1度目の副反応が軽い人は2度目の副反応が強い」
は本当か。我が身をもって確認してみたいと思います。


それにしても不思議なのが予約時間。
初めての予約の際、フリーダイヤルで直接オペレーターとやりとりしたのですが、居住地区の病院が混んでいて3〜4軒紹介されたとき、言われた時間がすべて
 ”11時15分”。

「こっちの病院はどう?〇〇日に11時15分で」
「大丈夫です」
「あらっ、ここいっぱいだったわ。じゃあこっちの病院はどう?
 △△日に11時15分で」
「大丈夫です」
「あらっ、ここ」…と数回繰り返し

月内は居住地区内の病院の予約がいっぱいで隣の地区の病院に決まったのですが、
時間は当然 ”11時15分”。

なぜ?と疑問に思っていたのですが2回目はさらに不思議。

1回目接種の問診の際に診察室でお医者さんが2回目接種の予約を入れてくれるのですが、提案された時間はなんと”14時23分”。

画像1

(いくら備忘的にくれるだけの紙切れとはいえ切り方が適当すぎる。)

一体どういうシステムに基づいて予約取ってるんだろう?
時間を整理番号化しているんだろうか? 
でも日付が違っても頑なに同じ時間を振ってくるのがよくわかりません。
そしていうまでもなく現場で時間が厳格に守られてるわけでもない。
まあここはロシア、不思議なことは枚挙にいとまがないので次に行こう。

接種日当日、14:23めがけて前回と同じ病院へ。

今回はなぜか日本好き?のスタッフにばかり当たってしまい、
受付で看護師さんにパスポート(身分証明)渡したら

「わー、これホンモノの日本のパスポート?すごーい」

と言われる。
90年代や0年代ならともかく、2021年にこの反応は驚きです。

問診のため診察室に入ると、私の書類を見たお医者さん(女性)がいきなりヒロミ・ゴーばりの発音で

「ジャぺァ〜ン!」

と…(絶句)
あまりのことになんと返していいかわからず、でも先生が満面の笑顔でこっちを見てくるので仕方なく

「ジャぺァ〜ン」

と繰り返すより他になかった。
前回血圧高くて受診を勧められましたが、今回は120の80でホッと安心。
酸素はなんと99%、あと1%で100だったのにとなにか悔しい。

処置室に入ると体格のいい社交的な看護師さんに
「日本から来たの?」と聞かれ(なんなんだ今日は?)MAX。

「ロシア語が上手だね!どうして?パパとかママがロシアなの?」
とまるで子供に対するように聞かれてしまう。
「いやもう17年も住んでるんで。それでいくらか話せるようになっただけで」
念の為書いておきますが、私のロシア語はべつにネイティヴとみまごうほどのクオリティではありません。
ちょっとペラペラっと喋ると流暢かな?と思わせるが、長く喋ってるとだんだんボロが出てくる典型的な外人語。

今回の看護師さんはよく喋る人で、動作の理由をいちいち説明して教えてくれる。
例えば、前回の看護師さんがワクチンの入ったアンプルを何度も握りこんでいるのを見て(なにをしているのだろう?)と思っていたが、凍った状態で保管されているワクチンを手で握って温めて溶かしているのだそうだ(!)
アンプルの上下をなんども返して見てたのは溶け具合を確認してたんですね。

そして左の腕を念入りに消毒してからおもむろに
「どっちの腕がいい?」と聞いてくる。
「左でいいです…」

今回はちょっと「ドスッ」という感じで刺され(あんなに細い針なのに衝撃が)
注入もややゆっくり。前回より痛かった(気がする)。

前回は接種後30分院内で待つように言われたが、今回は15分でした。

特に何事もおこらなかったので徒歩で帰宅。

さあ気になる副反応は…

前回同様とくにナシ!むしろ慣れた?分、前回よりなんでもなし。

発熱も顕著なだるさもなく、腕は痛いっちゃ痛いが筋肉注射の痛みという程度。

なんなんでしょう?効いてるんでしょうか?

ワクチン打った友人知人も増えてきたので聞いてみたのですが、
副反応の出方はほんとにいろいろ、人それぞれとしか言いようがない。

私に限っては、「1回目の副反応が弱い人は2回目強く出る」説は当てはまらなかったようです。By けーいち

ぺテルで劇場へ行こう!』、ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?