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Disgusting Food Museum Berlin

その名もDisgusting Food Museum。

世界中から不快な食べ物を一堂に集めて展示するという博物館。しかも匂いまで「展示」するという驚きの文句に、つい釣られて行ってみた。

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コロナもありチケット予約制(だが、当日ふらりと行っても空きがある場合はその場でチケットを買えるよう)。

ワンフロアに世界の驚愕料理、缶詰、飲料など様々なものが展示されている。おぞましい料理や食品は世界にたくさんあるのだろうが、パッと思いつくのは虫くらいだった。特に以前旧満州の長春で仕事に行った時に、接待されこれを食べろと虫を出されたことがある。恐る恐る食べると、これが意外にタンパクで美味しかった。流石にその時は揚げてあったのだが、生で食べることもあるというから驚愕した思い出がある。

そんな「不快」食品も、世界にはどんなものがあるのかと気になって出かけてみた次第。

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例えば、ネズミ酒。中国のものだそうだが、あえてネズミを酒に入れて飲む感覚は説明を読んでもわからなかった。。。

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こちらはモンゴルの羊の目玉ジュース。これ、置いてあるのはレプリカ、ではなく本物です。匂いも若干漂い。。。

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この白い液体。何やら見慣れた文字で書かれたкумыс。うーん、確かにロシア産のようだ。だが調べてみると、どちらかというとモンゴル遊牧民系の飲み物らしい。馬の乳から作られた酒だそうで。どんな味がするのか気になるところ。ペテルブルクでも売っているのだろうか。。。

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こちらはドイツのダニ入りチーズ。それもザクセン=アンハルト州のヴュルツヴィッツという村のみで作られているそう。ザクセン=アンハルト州ということはベルリンからもそんなに遠くはない。車で3時間程度か。ライプツィヒの南に位置する小さな町。これは怖いもの見たさ(?)で食べたみたいかも。

まぁ、この他にも色々とあって匂いのきついものまで展示物の量はそんなに多くはないものの、ものすごい充実感のある博物館だった。

日本のものももちろんあり、白子(レプリカ展示のみ)、沖縄のマムシ酒、魚の生き作り(映像)などが紹介されていた。他の文化の食べ物に嫌悪感を持つのは簡単だが、意外にも自国の食べ物もよくよく考えてみればおかしなものが多いことに気付いたり。なんとも不思議な体験をさせられた。

さて、あなたのお気に入りの「不快な食べ物」は?

byメータ

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