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芸術あれこれ

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スタッフそれぞれの芸術への視点やこだわりなどを自由に綴ります。
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記事一覧

親方ーーー!キルギスにキミン・キムが!!!!!

 こんにちは、キルギス在住の幸夫です。  キルギスはまあまあ寒くなってきて、天候も崩れ気味。ちなみにキルギスは大 気汚染ランキングで世界1位(悪い意味で)という状況なので、酷い時は街一帯 が白い靄に包まれている様になっております・・・。そして道路事情も悪いの で、少し雨が降るとこんな感じです。  小川かな?????  うちのグループの中に、綺麗な水溜まりの写真を撮るとこで有名な方がいるけど、あの方 ならこの水溜まりも美しく撮影できるんだろうか・・・・。  そんないろいろ

ショスタコーヴィッチ作曲 オペラ「鼻」

 かねてより噂を聞き、ぜひ生で観たいと思っていたある演出のオペラ作品がある。それが、ショスタコーヴィッチ作曲のオペラ「鼻」のロンドンのコヴェントガーデン(ロイヤル・オペラ・ハウス)で上演されていた(16/17シーズンの記録が最後?)だ。言わずと知れたゴーゴリの同名の小説が原作。ペテルブルクものとよばれる作品で、ヴォズネツェンスキー通りの一角には小説内で「鼻」が歩いていた場所に鼻のモニュメントがある。学生当時メトロ・センナヤ駅から音楽院まで歩く道すがら、グリボエードフ運河の節操

皆独特!キルギスの三人の画家展

 こんにちは、キルギス在住の幸夫です。久しぶりにキルギスのデパートで面白そうな展覧会が開かれていたので、早速見に来ました。その名も、「画家展」!!!  ポスターを見てみると、どうやらキルギスの3人の画家の作品を紹介する展覧会の様です。これは面白そう。ということで、3人の絵について順番に一緒に見ていきましょう。 ●Жыргал Матураимов (ジルガル マトゥライモフ) タイトル:秋  はい、もう好き。この画家好きです。どうして良い絵って、綺麗なだけではなくて、影

とにかく楽しめ!「創造のタンデム」展

 こんにちは、キルギス在住の幸夫です。さて、いつもの会場で新しい展覧会をやってるはず!!今回はどんな絵画に出会えるんでしょうか。速足で会場に向かうと、サムネイルの看板が。  創造・・・の・・・タンデム・・・?タンデムって何だ???今回はシルクロード展じゃなかったっけ???まあいいや、展覧会に違いはない。とにかく楽しめ!!   というわけで今回最初に目に映ったのはこちら。  あ・・・難しいやつだ・・・。右の絵画はきっとアダムとイヴ・・・なのかな?下半身が馬だけど・・・。絵画

キルギス独立30周年記念。私たちの愛してるキルギス展

 皆さんこんにちは、キルギス在住の幸夫です。キルギスでは8月31日は独立記念日でした。それに合わせて、いつもの展示場で「キルギス独立30周年記念。私たちの愛してるキルギス展」という展覧会が開催されるというニュースを耳にしました。これは凄い絵が集まってそう!!  というわけで展覧会会場に着くと、サムネの看板がありました。ちなみにいつも来ているこの展示場はデパートの中にあるので、閲覧無料です。幸せ。早速入ります。  まず1枚目。はい、もう好き。やっぱりキルギスと言えば馬ですよ

クーラーの効いた部屋で夏を堪能!「夏」展

 暑っっっつい!!こんにちは、キルギス在住の幸夫です。最近のキルギスは大体日中の気温が36度。今まで経験したことのない暑さでバターの様に溶けてしまいそうです。  しかし、家にいるのはつまらないと思い、いつものチケットサイトをチェックしてみると、以前「ナリンクル・トゥルパノフ展」をやっていたデパートでまた別の展覧会をやっている様子。そういえばそのデパートの電気屋さんにも用事があった事を思い出したので、早速自転車でデパートに向かいました。  デパートに着くと、早速4階の展覧会会

日本でも人気出そう!キルギス人画家「ナリンクル トゥルパノフ展」

 キルギスのチケット情報を見ていたら、とある展覧会の広告が目に入りました。その名も、「ナリンクル トゥルパノフ展」。調べてみましたが、キルギス語の記事しか出てこない・・・。しかし、ということはきっとキルギスの画家なんだろう。入場料も無料らしく、デパート内の展覧会らしいので、買い物ついでに行ってきました。  デパートに着くと、早速4階の展覧会会場へ。  キルギスの画家ってことは、きっとキルギスの雄大な自然を描く画家なのかな、と思いをはせながら最初の絵をみたら、これ  街じゃ

ロシアの農奴劇場って?

 サンクト・ペテルブルクに住んでいれば一度は聞いたことがあるかもしれない「農奴劇場」。皆さんは行かれたこと、あります?  まだ、私がサンクト・ペテルブルク音楽院の学生だった頃、知人の紹介で研究者の人と知り合うことが多かった。その中で、愛知県立芸術大学の音楽学研究者Tさんが研究していらっしゃる内容がとても面白かったので今でも覚えている。  タイトルの「農奴劇場」だ。  なにやら物騒な名前の劇場だ。これは、一つの劇場の固有名詞ではなく、その当時多く存在した各領主の館に私設で

ヘレン・ミレン演じるエカチェリーナ2世

2019年10月にアメリカのHBOが公開した4作完結型のドラマ・シリーズ。 "Catherine the great" サンクト・ペテルブルクでのロケーション、時代考証など色々なところにこだわって制作された「映画」だ。それもあのヘレン・ミレンがエカチェリーナ2世を演じる。2020年12月の芸術講座「劇場へ行こう!」(「ペテルで劇場へ」主催のzoomレクチャー。参加無料。毎月月末日曜日に開催。)で、ベートーヴェンについて取り上げた際、少しだけご紹介した作品だ。 ポチョムキ

最近読んでおススメの本

 ソファーに座る私たち。  ポーランド出身の同級生、スザンナが唐突に教授に質問を投げかけた。  その頃の私たち指揮科の学生は教授の家で授業ということも珍しくなかった。ソルフェージュ(耳の訓練)や和声(作曲法の基礎になる和音の組立方を学ぶ)を教えるソコロフ教授の家で毎週2回レッスンを受けていた。時間に区切りをつけず、惜しみなく教えてくれた思い出深い教授である。音楽院から近い芸術家ばかりが住んでいる建物の3階に住んでおられ、私至っては音楽院受験前から習っていたのでとても親しみの

ペテルブルクゆかりの作曲家

・ミハイル・グリンカ ・ピョートル・チャイコフスキー ・モデスト・ムソルグスキー ・ドミトリー・ショスタコーヴィッチ ・セルゲイ・プロコフィエフ  ペテルブルクで学びペテルブルクでその創作活動を展開した作曲家というのは数知れない。ここに挙げた名前はクラシック音楽に通じていない人でもどこかで聞いたことがある名前だろう。しかしこれは一握りでしかない。この他にもサンクト・ペテルブルクにゆかりのある作曲家は無数にいる。  なぜか。  今現在の感覚であれば、首都はモスクワなのだし