子どもの気持ちに寄り添う声掛け
母歴21年、小児科医で子育てコーチである私。
さぞかし立派な子育てをしてる?と思われるかもしれませんが、
喜怒哀楽、感情表現豊かな小5次男に日々、悪戦苦闘しています。
親のひとことが彼の怒りのスイッチを入れてしまうことも多々。
なにがスイッチなるんだろ〜と観察して感じたことをシェアします。
case1
次男「○○に腹パン(お腹にパンチすること)したら、泣きそうになってた」とポツリ
低学年の頃、喧嘩で足や手が出て、親子で学校に呼び出しがあり、「手をだすと大事になる」と学んだはず〜
私「手を出さないと決めたんじゃなかったっけ?」
優しく言ったつもりのこの一言で
次男「うっせ〜んだよ!!」
と怒りスイッチオン
case2
手をけがして手がしみるからお風呂に入れない。と言い張る次男。
手袋して水に濡れないようにして〜と
どんなに私がアイデアを提示しても頑な。
私「怪我した時、傷の泥出すときめちゃくちゃ痛かったんじゃない?」
次男「うん」
私「痛いのよく頑張ったね〜」
しばらくしてお風呂に誘うとすんなり入りました。
さらに自分から水に手をつけてみて、
「絆創膏貼ってるから大丈夫だ〜」
この違いはなんだろう?
case1 親の言いたいことをただ伝えた。
case2 子どもが嫌だった気持ち、頑張ったことに共感した。
case1で、もし私が
「あなたが腹パンするなんて、よっぽど腹が立ったんだね〜。」と言っていたら
展開はちがったな〜と感じます。
まずは
子どもの気持ちに共感する。
相手の思いを受け取る。
そこから始まるんだよな〜
case1で
次男は私に何かを伝えたかったはず
怒りは伝わったけれど
コミュニケーションとしてはやりとりは生まれなかった
残念…
親の体調や時間的な余裕と気持ちの余裕があるか?は大きいと思います。
大人がフラットで許容範囲がひろい。
それがコミュニケーションに違うを生むのかな〜?
パパやママがフラットでいられるように
子どもがいてよかった〜
子どものおかげで毎日面白い!楽しい〜と
思える
そんな暮らしを
小児科医として、子育てコーチとして
私の失敗談をシェアしながら
サポート・伴走していきますよ〜