#マワレ に参加して感じたこと
こんにちは、チョコミント大好きみついです！
今まさに取り組んでいる「マワレプロジェクト」が自分にとって、会社にとって、とても有意義だと感じたため、みなさんにもこのプロジェクトのすばらしさ、魅力を少しでも知っていただきたいと思い、報告がてらnoteに書きたいと思います。
「マワレ」プロジェクトは、薬剤師の視野を広げることを目指し、企業間の人材交流と連携を実現する新しいプラットフォームです。対象は入社数年の従業員で、在籍型出向の形態で他企業にて一定期間の研修を行います。
研修はOJTまたはプロジェクト型で行われ、企業間の交流と人材交流の促進、そしてノウハウの公開と共有が期待されています。
マワレプロジェクトに参画した理由
2期マワレプロジェクトとして、弊社とメディカルリンク(三重県)とで社員を相互に出向させていただき、研修(約3週間)を実施しました。
メディカルリンクの楢井社長、すばらしい研修を本当にありがとうございます！
弊社が参画した目的としては、「自店以外の会社を経験することで、社風、経験、人間関係など、社員にもっと技能の引き出しを増やし、広い視野を持ってもらいたい」と思ったからです。
参画した目的と期待
1. ガラパゴス化しやすい薬局業務や人間関係に変化を与える
2. 薬剤師業務の引き出しを増やし、より効果的なシステムやノウハウを持って帰る
なぜそうした目的を持ったのかというと、私自身、薬局薬剤師として少ないながらもいくつかの会社・薬局で働いてきました。1人薬剤師での勤務、規模の大きい門前薬局や在宅専門薬局などを経験する中で、どの薬局も全く同じ運用をしているわけではなく、それぞれの業務特性や考え方に合わせて運用が異なっていました。
それらの経験を踏まえて感じたことは、
「1つの会社・店舗で居続けることは、知識経験思考の幅が狭くなり、運用などに関して発展しにくくなる」
ということです。もちろんそれ自体が悪いこととは思いませんし、同じ会社・店舗でも日々研鑽を重ね、運用方法もさらに良い方法に向かって改善されているところもあるかと思います。
ただ、そうしたところが多いとは感じませんし、自社に関していえば、まだまだ発展途上であるので、他社で行われている素晴らしい考え方や方法はどんどん取り入れていく必要があると感じています。
何分、弊社はまだ1店舗ですし、自社のやり方が最善とも思っていません。私自身も尊敬する経営者の皆さんが運営されている薬局さんを見学させていただくと、必ずその経験を自店に持ち帰ることができるのでどんどん見学に向かいたいと思っています。
ただ、私だけが行くよりも、社員が実際に出ていった方が感じることも違うでしょうし、何よりマワレに参画している企業さんはどの会社も私が憧れる会社なので、そこでの世界観を知ってもらうことは自分が行くより大きなメリットになるのではないか、と考えたことがマワレに参加する！と決めた理由になります
前回のnoteで書きましたが、人生は誰と出会うかで決まります。社員がマワレでの様々な経験を通じて、自らの進むべき道を見つけてくれれば、それ以上の財産は無いですよね。
マワレプロジェクトを終えて、改めてこの企画に参加して本当に良かったと感じています。
マワレを通じて感じたこと
1. 社員が他社企業・店舗の運用、店舗特性、見ず知らずの土地にいく体験ができた
2. 自社に研修に来てもらうことで、より自社理解が深まった
3. 規模間の異なる会社の組織の雰囲気が知れた
実際、社員を出向させて勉強させるつもりが、間違いなく一番勉強になったのは私だと思います。笑
1． 他社企業・店舗の運用、店舗特性、見ず知らずの土地にいく体験ができた
これは当初の目的の通りですが、弊社でも、外来、在宅業務などを行っていますが、実際に他の会社ではどのように運用しているか？などを他社の視点で経験できたことは大きい財産です。
特に、株式会社メディカルリンクの健やか薬局さんでは外来中心の薬局、在宅専門の薬局といったうちではあまり関わる事の少ない特定診療科の薬局、など大変多くの経験をさせていただきました。
元々私は、薬局薬剤師キャリアの1つに専門性を持つこと、高めることが大切であると感じていて、今回出向させた社員にも何か1つ自分の得意を作ってほしい、とかねてから言っていたのですが、今回の出向を期に、自分の進むべき道、キャリアモデルを見つけたようです（この出来事がとにかく嬉しい）。
2．自社に研修に来てもらうことで、より自社理解が深まった
自社で研修を実施するにあたり、自社でしかできないこと、自社の強み・特徴は何だろうか？ということを改めて考えることができました。
自店舗は集中率20％も満たない面薬局で、OTCやおむつなど商品も積極的に販売している店舗ですが、面になりえている理由は何か？なぜ商品の売り上げが維持できているのか？行政含めた他企業との取引がなぜ続いているのか？など歴史ある薬局を引き継いできたからこそあまり意識していなかったことに目を向けることができました。
３．規模感の異なる会社の組織の雰囲気が知れた
メディカルリンクさんのような30店舗企業ともなれば当然本部機能も整備されており、機能ごとの担当者さんがいたり、社長が自ら社員に直接関わる機会も、1店舗で薬剤師業務も兼任している私に比べれば社員との距離感も変わってきます。
メディカルリンク社長の楢井さんとはマワレのメタルファーマシー金太郎薬局大阪視察①、②がきっかけで仲良くさせておりますが、私が見ている楢井社長と、社員さんから見る楢井社長は見えている姿や距離感が当然違うのだということは良い意味で大きな収穫でした。
ということで、楢井さんファンクラブ会員のみついは、社員さんにどれだけ楢井さんが素晴らしいか、楢井さんのことが大好きなのかを毎日、毎日こんこんとお伝え致しました。社員さんは若干、いやかなり？引いてました。
まだまだ細かいことを言えばもっとマワレの良さはあるのですが、今回はマワレ研修を通じて感じたみついの所感とさせていただきます。
今後もまた、今後も新しく社員が入社した際にはぜひマワレ出向に行ってもらいたいと思いますし、行った先で学んだ経験を自社に持ち込んでもらうことで、マワレ企業同士でさらなる発展をしていきたいと思っております。
以上、#マワレ に参加して感じたこと、でした。
相互出向を終えて…。
相互出向最終日（R6.03.01）にメディカルリンク‐ふぁるめどおよびマワレ関係者でプレ報告会を行いました。3週間という短い期間ながらも、出向者お互いがそれまでと全く異なる環境にて研修を行い、学んだことを発表しました。
そこでは、各々が新しい発見や学び、変化した考え方などを発表してくれましたが、社長として嬉しかったことは、社員の成長を感じられたことが一番の収穫でした。
メディカルリンクさんからの評価もありがたいことにポジティブな評価を多くいただけて、自分が社員にしてきた教育は間違っていなかったんだな、と再認識でき、そして社員が褒められたことが素直にうれしかったです。個人的にはまだまだこれから伸びしろのある社員だと思っているので、今後も引き続き本人の臨む目標に向かって努力を後押ししていく所存です。
ここまでお読みいただきありがとうございます！もし、マワレに興味を持っていただいた薬剤師さん、薬学生さん、企業様は3/24マワレフェスで今回の出向報告会がありますので、ぜひ参加いただき、雰囲気を感じ取っていただければと思います。
あとがき
今回、自社で研修を実施するにあたり、自社1店舗だけでの経験では勿体無いと感じ、近隣で活躍されている、はなまる薬局毛塚社長、なかいまち薬局漆畑社長、総合P 原田さんにもご指導の一助をいただきました、感謝申し上げます。
ではまた！
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