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RSウイルスの新しいワクチンの話:ほむスペ文字起こし

ほむスペ(Twitterのスペース)を
定期的におこなっています。
その文字起こしです。
広く公開する記事に比較し
より個人的な見解を含む場合があります。
そのため、限定公開としています。
誤字・脱字はご了承くださいませ。
※この記事は、マガジン
音声メディアの文字起こしマガジン
に収録しています。

2022年11月3日のスペースの文字起こしです。

はい、こんばんは。
今回はRSウイルスの新しいワクチンに関してニュースがありましたので、その話をしようと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/339b32e37c953250b1d50b61bf374737642166f6

今回、SNSが早かったですよね。


RSウイルスのワクチンに関しては、開発がかなり進んでいるっていうことはある程度わかっていたところだったんですけど、その第三フェーズ試験でいい結果が出たって話が今回のお話です。

RSウイルスワクチンの話をさせていただく時に、今までもワクチンあったんじゃないですか?と話をされる方もいらっしゃいます。
一方で、そもそもRSウイルスって?や、RSウイルスのワクチンって?などいろいろ疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

RSウイルスワクチン開発には歴史が長くあって、実は新型コロナのワクチンの開発にも生かされているような部分もあったりします。

少しそういった話もさせていただきたいと思います。

とは言え、わたしは感染症専門医ではありませんし、あと何より今日当直明けなのでうまく話をできるかどうか微妙な気もしますけれども、大事な話かなと思い、今回はそういった話をさせて頂きたいと思っています。
宜しくお願いします。

RSウイルスは、年齢が低いお子さんの初めての感染で重症化しやすい


RSウイルスには、生後2歳までのほぼ100%が感染をするするとされています。

一回目の感染、初感染を起こすということですね。
そして、初感染よりも二回目の感染の方が、二回目よりは三回目の方が徐々に症状が軽くなっていくことが多いということが知られています。
ですので大人では比較的重症化少ないんですね。
けれども、お年寄りになってくるとまた重症化する方が増えてくることも分かっています。

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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊