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2023年8月10日 オープン食物負荷試験と二重盲検食物負荷試験の精度は差があるか?

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m)


食物負荷試験は、『オープン法?』『ブラインド?』

■ 食物経口負荷試験は、食物アレルギーの確定診断・安全に摂取できる量・耐性獲得の判断などのために、とても重要な検査です。

https://www.foodallergy.jp/wp-content/themes/foodallergy/pdf/manual-OFC2020.pdf


■ 食物経口負荷試験には、オープン法とブラインド法があります。

■ オープン法は、負荷をしている医療者にも、食べている患者さんにも、『食べているものが何かわかる』という食物負荷試験の方法です。

■ 一方、ブラインド法は、シングルブラインド法とダブルブラインド法があります。シングルブラインド法は患者さんがわからない状態で負荷をする、ダブルブラインド法は患者さんも医療者もわからないようにする方法です。

■ ⽇常診療においてはオープン法が⼀般的です。しかし、⼼因反応の関与が疑われる症例ではブラインド法で実施することになります。

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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊