見出し画像

2023年4月30日 【最新論文紹介】そばアレルギーは、そば特異的IgE抗体価単独ではなく、総IgE値との比のほうが診断精度が高い?

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m)


そばアレルギーの人に、そば特異的IgE抗体価を検査をしても、症状を予測することが難しいという問題。

■ そばアレルギーに関しては、過去、なんどか記事にしてきました。

■ すなわち、そばアレルギーは、ソバ特異的IgE抗体価(一般的にアレルギーの予測をするために行われる血液検査の値)が、実際の症状を予測しがたいことがわかっています。

■ おそらく今後、コンポーネント検査が必要になってくることが予想されますが、残念ながら、現状では保険適用でないという問題点が残っています。

■ そこで、その陽性予測を上げるための工夫が行われてきましたが、最近、その精度をあげるための要素が報告されました。

ここから先は

2,433字 / 3画像
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊