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ホロコースト・ナチズムとヨーロッパ

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身近で手に入る本や、映画、ドキュメンタリーなどで、学べること、学んだことを、少しずつ整理してみます。
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ナチスの台頭から第二次世界大戦後にかけてのヨーロッパについてのマガジンです。 わたしは研…

ドイツ、大本営に武官派遣計画 同盟日本反発、実現せず 共同通信社 2021/08/07 10:17

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/ドイツ、大本営に武官派遣計画-同盟日本反発、実現せず…

「上海ゲットー」とドイツ

写真は上海、虹口地区 「上海ゲットー」とドイツーナチス の「圧力」は存在したのかー  田…

チェコスラヴァキアとナチス: 「独裁者のブーツ」、映画「ハイドリヒを撃て」など

写真はプラハ、モラヴィア地方 「独裁者のブーツ イラストは抵抗する」は、チェコのイラスト…

映画「ヒトラーの忘れもの」: 戦後のドイツ少年兵 (2016年)

監督: マーチン・サントフリート デンマーク・ドイツ 2020.10月末でAmazonプライム無料が終…

SSの結婚と優生思想 : « The S.S. Officer’s Armchair » (SSのひじ掛け椅子) II …

何万人もいた「その他大勢」のSSについては記録も少なく、末端の機構や役割の詳細はすべてわか…

アメリカ奴隷制とナチス: « The S.S. Officer’s Armchair » (SSのひじ掛け椅子) I ダニエル・リー

(本書内の black はそのまま黒人と訳します) ダニエル・リーはアメリカ人歴史学者で、フランス・ペタン政権下における反ユダヤ運動についての著作がある。 彼が今年2020年にアメリカで上梓したのが本書。 オランダはアムステルダム、ある婦人が古いひじ掛け椅子を修理に出したところ、シートの下から1人のSS隊員に関する文書が見つかる。 ロバート・グリージンガー身分証にはそう記されていた。 椅子の持ち主の婦人はチェコ出身。 なぜこの椅子にナチの書類が入っていたのか、このS

日本とホロコースト

この記事の対象者は記事の最後のリンク参照 日本では一般に読まれやすいフィクションや映画の…

反ナチス=反・反ユダヤではない

この記事の対象者については記事最後に貼付 ヒトラー暗殺やナチ政権に抵抗した人たちを描いた…

ホロコースト、ナチスの本 2

この記事の対象者は記事の最後のリンク参照 「ホロコースト、ナチスの本 1」で紹介した 「夜…

ホロコースト、ナチスの本 1

この記事の対象者は記事の最後のリンク参照 第二次世界大戦前から戦後のドイツについての本で…

読書マップ2:ナチス・ホロコースト

この記事の対象者は記事の最後のリンク参照 前回の「読書マップ1」で欠けていた、ホロコース…

読書マップ1:ナチス・ホロコースト

この記事の対象者は記事の最後のリンク参照 読んできた本を少しまとめて紹介します。 岩波書…

「ホロコーストを学びたい人のために」 ヴォルフガング・ベンツ

柏書房「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」と兄弟以上に激似の装丁。 こちらも柏書房、同じ装丁家。 石田勇治著「ヒトラーとナチ・ドイツ」同様、様々な文献を読んだいまになって知って読みましたが、小説や児童文学、映画などでホロコーストについて触れた人には、とても勉強になる一冊です。 フィクションはせめて包括的に史実を捉えた良い文献で、補うことをお勧めします。 なんでああいうことが起きたのかを放置していると、同じことが起きたときに加担する可能性が高いと思います。 気づかないから。 自覚