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やじろべえ物語10

半沢直樹が面白い
相変わらず安定の面白さで、ついつい見入ってしまう。
バブル世代をガムシャラに働いて来た我々には、心を掴むシナリオがたまらなく響く。
いや、我々と書いたがオレだけか??

やじろべえの常連さんの作務衣さんと言うお客様が、タイの蝶さんの話を良く紹介してくれる。
タイへ赴任してすっかりタイの人である。
本当に羨ましい話をしてくれるのだが、話を聞くたびにタイのお国柄に魅了されて行くのだ。
まさしくアメージングThailandである。このヘッダー画像のチョイス
最高。


私のバブル期は何しろ働いていた。
夜勤をやり、残業は毎日4時間。そして月二回の土曜日出勤だ。
夜勤が隔週であったので、夜勤の週を除く昼勤の週の土曜日に休日出勤をしていたので、ほぼ日曜日しか休めないバブル期であった。
確かに金は入ったが、いつ使うのだ?
そんな悩みを抱えながら車を買い、家を買った。そして結婚して子供が出来、学費に消えて行くのだ。
当時はそれが普通だったと思うが、今となって、その反動が来ているのだろう。
そんなバブル期の時代を作務衣さんの話を聞くと思い出す。

職場では年に数回の親睦会が催され、毎回コンパニオンを呼んだ。
そして2時間の宴席から更に延長をお願いしていたものである。
それ以外にも有志で飲み会を行い、ただ飲みたいが為の"趣味の会"も結成された。
もちろん「何の趣味?」って聞かれた所で本意を答えるメンバーでは無かった。
もちろんアッチの趣味である。

毎度毎度の会社親睦会。
もちろん二次会は当たり前である。
当時、親睦会会費を毎月納めていたので、金はあった。
今は親睦会会費と言うのはパワハラに抵触するらしく廃止となった。
世知辛い世の中である。
会費からは二次会の予算も出て、オーバーした分を後日徴収だったので、もう金に糸目は付けてなかった気がした。
タイの蝶さん方の写真を見せて頂き、当時を懐かしむ。二次会へタイに行ければ良かったのだが、残念ながらフィリピンである。
フィリピン嬢はそこら中に居たと思う。
私達は二次会へいそいそと足を運ぶのだ。
そう言えば、今職場にいる若い後輩もフィリピンへ通ってると聞いた。
勿論フィリピンパブだが。
先輩風を吹かせて
「ハマるんじゃないよ」
と忠告だけはしておいた。
その頃フィリピン嬢にハマる人はごまんと居たと思う。ま、それも人生、悔いなく生きれば。
そんなフィリピンパブへ行くと、オーナーだろうか雇われ店長だろうか…どう見てもアチラの世界の人にしか見えない、そんな男が周囲の嬢を指示している。
もちろん客は鼻の下が伸びて、目はいささかギラついている様に感じる輩ばかりだ。
そぅ、私もそのうちの1人である。
フィリピンパブへ行けば誰もが社長さんになれる。
「シャチョさんいらっしゃい〜」みたいなノリだ。
嬢達にはきっと私らの額に ”$” のマークでも見えるのだろう。
その分ノリはいい。
作務衣さんの紹介してくれる蝶さんと同じく、タイトなミニに、胸元は見えそで見えないギリギリラインだ。それは多分指揮者の思惑か、その上の指示であろう。
オトコは本当に単純である。
分かってても…だ。
私達が足を運んだのはセット料金の明朗会計システム。1セット2時間5000円だっただろうか。安い上に広くて集客量も多かったので、当時は入り口で
「入れる?」ってのが合言葉だった。
それくらい賑わっていた。それがバブル。
少人数だとカウンター、そうで無ければBOX席へ案内される。
こう言う所はBOX席が良い。
嬢達は腹から下が見えないカウンター越しでは無く、BOX席なら隣へ来るからだ。手を伸ばせば触れる距離なのだ。
もちろんお触りは御法度である。アチラの世界から目を付けられてもかなわん。
嬢達が声を立てない程度にしておく、と言う約束事は自然と身に付いた。
そしておっさんズはデュエットをしたがる。
コレも大っぴらに触れる、からだと思う。
ま、デュエットなら腰に手を回しても良かろう。それが昔である。
が、今は知らん。

その今、であるが…
数ヶ月前に久しぶりに足を運んだ。
オレはこのミラーボールの回る華やかな雰囲気も好きだ。もちろんミラーボール輝く煌びやかな場所とは相反する落ち着いた雰囲気のココやじろべえも好きだ。
そこに居る嬢達はきっと色々な人生を抱えて日本に来ているのだろう。
日本で働く事に嫌悪感を抱かなければ良いのだが。
そんな事を考えながらオレは隣に座る嬢に挨拶する。
「初めまして〜何ちゃん?」
とお約束の声を掛けてシャビシャビの水割りを口に運ぶ。
まぁ作務衣さん御用達の蝶さん方とは違い、蛾が揃っている。
(蛾←実にベストマッチな素晴らしい表現で感動すら覚えた。)
こんな蛾、いや嬢達とオレは酒の勢いでスリスリしたりツンツンしたり、蛾と言えども出る所は出ていて、肌はツルツルと肉付きも良ければ気持ちいい肌触りである事は間違い無いのだ。

その中の1人にまだ新人さんっぽい嬢がいて、たまたまオレの隣に座って来た。
まぁアレコレ慣れてないのはウブっぽくてよろしい。
おっさんズの心を掴むよ。
それでいて出るモノがドカーンと出ている。
いわゆる巨乳ちゃんだ。
見た目は蛾なのだが…
それを許せる蛾である。
もちろんチッパイ派好みでなく、オレ好み。
そんな巨乳ちゃん、出る所が出てれば谷間もクッキリな訳で、ついつい目が釘付けなおっさんズ。
オレは思わず財布から1枚取り出し、スッと谷間に差し込んだった。
始めはハッとしていた巨乳嬢であったが、谷間に刺さった札を見て、これでもかと言う笑顔を返して来たよ。
ま、そんな事をして何があるとか、見返りは求めてはおらんけど、女の笑顔って良いもんだ。
もちろん諭吉では無いので、それ相応の笑顔だが。

そんな事をしてるおっさんズ達、気分もよろしくなって周りはそんなに見えていない。
同じ時間にそこに居る客みんなファミリーだ。
ランバダでも流れようモノなら誰かれ構わず乱れるのも愛嬌。そんな時代である。
その店は不思議とモノが無くなる店であった。
今回も誰かのアイコスと追加料金の一部が無くなった。ま、各自払いに行けばいいのだが、そこは持ち合わせの都合で、誰かが立て替えるとかしちゃうんだよね。
そんなまどろっこしい事してる酔っ払いが集めた金がまとまって行くとも思えず、紛失するのだ。
半沢くん、何とかしてくれ。

多分会計係が粉飾決算してその場は解散するのだが、後で問題となるのは目に見えてる。
が、その場が楽しきゃそれで良いのだ。
そしてオレは帰り際に巨乳ちゃんに見送られ、少し距離のある抱擁とチューを頂くのだ。
ささやかな見返りである。
まんまとスクープされていたので顔以外のトコを晒す。

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お分かり頂けるだろうか…?
谷間を。

ちょっと分かりづらいけど、良いチチしてました。

ま、蝶々さんでは無い蛾の方なので、これも、ご愛嬌って事にして下さい。
アメージングThailandの素晴らしい蝶々さんとは雲泥の差であるのは否めない悲しさ。

作務衣さんのお話を聞くたびに
クレイジーケンバンドの
タイに行きたい
バンコクの休日
が頭をクルクル巡ります。

実はタイ、行ったことあります。
タイのビールと言えばシンハーだと思いますが、
今回紹介するのはLEO
発泡酒ですね。

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なかなか飲めます。
日本人好みなのかもしれません。
どんなテイストかは作務衣さんに聞いたほうが良いです。
なので紹介はしません。ww
実はこれリトルワールドです。
世界各地に行けます。
そんな気分だけ味わえます。

シュールで魅惑的なタイ、是非一度は訪れてみたい国です。

「ママ、社員旅行はタイで決まりっすね」
「リトルワールドでいい?」
「ダメっす!!」