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シフォンケーキ

レシピの覚え
シフォンケーキ(やらかした件)
これはどうしても書いておかなくてはいけないレシピなので。だが、やらかした件ですんで。

もうこれ何度焼いた事か。
失敗もあり成功もありでホントに製菓の奥深さを感じるのである。
今回は見事に失敗!
('ω')ノ

型17cmのシフォン型
元祖大物じーちゃんのアルミ型17cmとか言うふざけた型だ。

天才パティシエノアちゃんへと記事を書いたときすっかり型のサイズを忘れて放置してたので今回は型の紹介から。

ではレシピ。
私はどんなケーキも基本は全卵使用、ベーキングパウダーは使わない主義。
もちろんクッキーやラングドシャはそれぞれ黄身のみ白身のみの使用だけど。

卵              3個
水              40g
サラダ油   50g
薄力粉       65g
砂糖           65g
バニラエッセンス少々

卵は黄身と白身に分ける。
砂糖は卵黄生地に10g、卵白生地(メレンゲ)に55gに分ける。

そこまで準備出来たらスタート
オーブンの予熱を180℃で始める事。

シフォンケーキといえど基本的に材料を混ぜるのみである。

1: 卵黄に砂糖を入れてよく混ぜる。砂糖のシャリシャリが無くなるまで混ぜる。ホントは白くモッタリするまで混ぜると良いんだろうがそこまでしなくてもなんとかなる。
2: 次は水の投入。そしてサラダ油、バニラエッセンスを入れ都度良く混ぜる。
水と油は卵黄の効果で乳化させる。なので良く混ぜる事。
3: んで振るった薄力粉を入れ、これまた良く混ぜる。
粉を入れたら粉けが消えてモッタリした生地になると思う。

とにかくここまで材料をぶっこんで混ぜてるだけ。
順番とか気にしなくてもいいと思う。
これで卵黄生地は完了。ラップでもして放置プレイ。

4: お次は卵白生地。
シフォンケーキはこのメレンゲが命。
しっかりしたメレンゲが出来れば恐れることはない。
多分ケーキらしくなるはず。
気を付けるのは…
分けた卵白に水分、油分を入れぬこと。
これかなり大事。
卵を卵黄卵白に分ける時にボウルに残った水分、水滴などを混入させない。
また分けるのに失敗して卵黄を少しでも入れたらアウトだと思って欲しい。
それくらい気を使って卵白を分けて欲しい。
この取り分けた卵白は少し凍らせて置くと良いとかも見かけるが、私はそんなことはしたことないです。面倒で…。
さてメレンゲ。
取り分けた卵白をハンドミキサーでほぐす。
泡だって来たら砂糖の半分を入れ高速で混ぜる。
白くホイップ出来てきたら残りの半分を投入。
さらに混ぜる。ま、ここら辺メレンゲの作り方は略。
卵白と砂糖をひたすら撹拌するだけである。
角が立ってうんたらかんたらになれば良い。

メレンゲと放置プレイしておいた卵黄生地をおもむろに並べる。
後はこれを合体させるだけだ。
そろそろオーブンの予熱も完了している頃だろうか。
ハンドミキサーをスパチュラ?ゴムベラだな…に持ち替えて混ぜる。
5: まずメレンゲをすくって卵黄生地へ入れ混ぜる。ここは全体が馴染みやすい様に捨てメレンゲだと思ってしっかり混ぜる。

さらにもうひとすくい行っとこうか。
程よく卵黄生地が緩くなってると思う。
そしたらメレンゲ生地の方へ緩くなった卵黄生地を流し込む。

流し込んだらここはガシガシ混ぜずにメレンゲの気泡を少しでも消さないように混ぜて欲しい。
勿論メレンゲの塊とか白い筋が残っていない様に丁寧に。
両方が綺麗に混ざってほんのり艶と弾力のある生地が出来ただろうか。

6: 後は慎重に型に流してオーブンへ。
型に流した生地には空気を入れない事、大きな隙間があるとそのまま空洞として焼きあがる。メレンゲの塊も同様に空洞となる。
だがここまで来るともう中の様子は確認できないので諦めよう。
オーブンへ入れる前に生地の入った型をトントンして空気抜きもしておこう。
竹串で生地をクルクルするのも手らしい。
が、私はした事ないっすね。
面倒で…ww

さて
生地が型に収まったら後はオーブンにお任せしましょう。
生地がかなり低温なので庫内の温度は入れると下がると思います。
160℃~170℃設定で30分目安に設定しておけばいいと思います。
もちろんオーブンの癖が出るので見極めは各自で。
私が使ってるオーブンはオーブン単機能なコンベクションオーブン。
まぁ温度設定は言う事聞いてくれないし、熱源は近いしで手のかかる子供みたいに庫内を眺めていなくてはいけません。
ま、生地が膨らむ様子を眺めてるだけでも楽しいんですけどね。


さて焼けた

… 。。よね??

やっちまったなぁ…

ホントやっちまったよなぁ

そろそろかと思って庫内見たら上ヒーターがガンガン赤色になってる…
おおぉぉ…勘弁してくれー
って慌てて取り出したが時すでにお寿司。

見事に焦げました。
ちゃんと花割れしとるし膨らみも申し分ないのだがマジで残念だ。

て事で
焦げたトコはやむ無くカットさせてもらう事にしよう…

あ、書き忘れたが、オーブンから出したらビンなど使って逆さにして焼き縮みを防いでおくんなまし。
型はテフロンとかツルツルするのはダメよ。生地が型にへばり付いて膨らんで、縮むのも防げる、そんなアルミ型が良いかと思う。
材料も製法も型も、それぞれのケーキにとって意味が有るもの。レシピもそう。
オリジナルでレシピを加工するのも良いが、結局はそのケーキの範囲を超えても足らなくても成り立たない。
夫婦の繋がりとか、相思相愛とか、そんなトコにも繋がるのかも知れん。
ある程度のルールは守らんと、モノにはならんのやろな。

カットしてみた。
これでたまーに穴がポッカリ空いてたり、冷却中に悲しいくらい凹んだり。
あ、それオレか??
冷却中にもしかして凹むんかもなぁ…。
あぁ。オレって凹むんだろなぁ。

ま、いいや。
悲しいけどそれがオレやな。

て事で
ホイップして
美味しく頂きましたとさ。

まぁそれでも
なんと美味しいんだろ。
ホントにホイップクリームとか
ケーキとか

この世知辛い時代に
ありがたいっすなぁ。