無意識に親のご機嫌取りをしているあなたへ

先日、永田カビさんの

「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」

を読みまして、

前から何度も書店で見かけていたけれど

「あ~またPixivからの書籍化か~」くらいの

まぁ、なんていうかちょっとした嫉妬心や反抗心を持ったいて

読むことはなかったんです。

だけど、公務員試験の失敗やこれからの進路、今から民間の就職活動を始めるのか?教員を目指すのか(免許は持ってる)?フリーターしながら公務員浪人か?とかいろいろ悩んでで、本当に悩んでて、実家に帰って親と話し合っても、友達と会っても、答えなんてまるで出なくて。

そしたら

「あれ?私って本当に公務員になりたいのか?教員免許取る予定だけど先生になりたいのか?院に行くとしても、今やってる卒論のテーマを一生勉強していきたいのか?民間企業っていってもどこに行きたいのか?」


・・・


結局、私って何がやりたいんだ????


ってなってね、もう、何が何だか本当にわからなくて

もう大学4年だよ?いい年した大人なのにこんな初歩の部分で悩んで、

進路が不透明だからなのもあると思うんだけど

どうして努力できなかったのかとか

落ちた/受かった の結果に落胆してるんじゃなくて

目標までの努力ができなかった自分が本当に嫌で、

みんなより遅れて公務員試験の勉強を始めたとはいえ、

半年くらい時間はあったわけで、

なのに、どうして、なんで頑張れなかったのかなって。


そんなフッラフラした状態で再びこの本を手に取って、「今、今これを読むしかない。読むべきだ。読んだら絶対、絶対何か変わる気がする。」って思ったんだよね。


・・・



結果、

終始、大号泣。


始めっから終わりまで、もうわんわん泣いてた。

家で読んだんだけど、途中から堪えきれなくなって大声で泣いた(隣人ごめん)。

今の状況とぴったりで、ちょうど前の日に実家から帰ってくる新幹線の中で見た心理学系のツイートと同じこと言ってて、あぁやっぱりそうだよな、そうなんだよ、私は変わらなきゃいけないって思ったのね。


他人からがんばりを認められないと 実際どれだけがんばろうと    がんばった事にならないと私は思っていた


結果がどうであれ、常に頑張ろうと思って生きてきた。

できないこともできるように、って。

だけど一番じゃないと褒めてもらえなかった。

多分褒めてくれたのかもしれないけど、褒められた、認められたっていう実感はなかった。子どもだからよくわからないけど。

運動はできなかったし、物心ついたときには周りの子より太ってたし、顔も可愛くない、勉強くらいしかできることなんてなかったから、「人より勉強ができる」っていう優越感だけで生きてた。

でも一番じゃなかった。

親に「一番じゃなくてもいいのよ」っていう気持ちがあったかなかったかは知らないけど、一番じゃないとダメなんだって思ってた。

自分にとって親の評価が絶対だった

親が良いって言うなら、違うと思っても、嫌でもそれを守らないとって思ってた。内心ムカついてたけど。絶対なるもんかって思ってたけど、結局認めてくれる存在は親しかいなかったからさ、彼氏もいないしね。

親から認められたい がんばらなくても許されたい          それだけが原動力で動いていた

中学三年間は結構勉強した。可愛い同級生、細い同級生、スポーツ万能な同級生を横目に絶対入りたい高校があったから、そこに入れば見た目だけで判断されない!教養や頭脳を認めてくれる!制服も校則もないし、自分の好きなようにお洒落だってできる!偏差値も負けない!それだけは絶対に負けたくない!って思って頑張ったよ。

そして無事合格。

でも、入ってから全てのやる気が消え失せた。

勉強したくない、学校行きたくない、何もしたくない

最高の無気力状態。

今でも原因なんて分からない。なんで急にできなくなったのかも分からない。部活は運動音痴ながら、急に激しい運動部に入って頑張ったけど、人間関係でいつも揉めてたし、先生からは怒られるも何も見放されてたし。(ここら辺は割愛、重いから。)


それでも、それでも親にはいつも味方でいてほしかった。

「○○は悪くないよ」ってさ。

だけど親は職業柄、それが言えなかったんだと思う。

平等、公平、努力・・・

分かるけどさ、例えなんとなく私が悪いとしても、理不尽にキレてるとしても、最初だけは「うんうん」って全部聞いて、包み込んでほしかったなって思うんだよね。別に相手のことを一緒になって罵倒なんてしなくてもいいから、ただ話を聞いてほしかった。善悪の判断は全部の話聞いた後でいいから。


それは「自分の為に」時間や手間やお金を使う事で 自分をきれいに保つ事は自分を大切にする事だと思った

ブスだから、デブだから、性格も可愛くないし、って逃げてた。

今も半ば逃げてるけど。

中3の時は急に見返したい欲が高まって5キロくらい痩せて、標準体型以下になって気がするけど、高2くらいから徐々に戻っちゃって。

大学入って、いろいろあって(割愛)、ブスが努力したところで無駄じゃね?って思ったし、痩せたところで…の気持ちが消えなくて、でもそれは自分を大切にしてないことなんだって。

大3の終わりくらいから今まで抑制してた(むしろ嫌悪してた)2次元にハマったのも、駄目だなってわかってても、それにお金を費やすことでしかその瞬間の心は満たされなかった。それは今もだけどね。

油断するとすぐ「親のごきげんとりたい私」が権力を取り戻しそうになる

自分の思うように生きる!って思っても、結局安定志向に引き戻される。

公務員や教員がそう。


公務員にも教員にもなりたくない。よくわからない会社で働きたくもない。やりたくないことしたくない。いつまでも子供じゃないんだぞって言われても、やりたくないことを、親のご機嫌取るために、褒められるために自分の長い長い人生つぎ込むのなんで馬鹿げてる。

自分の判断で生きたい。

すごく怖い。

失敗したらどうしよう。

でもいつまでもやりたいこと、好きなことを隠して

親の言うとおりに動くのなんて嫌。


現に今、楽しくない。

過程ですら楽しくない。

本当にやりたいことへの道なら、途中の道程が辛くても希望が見えるはず。

モチベーションもくそもないよ。


嫌だ。やりたくない。


まだまだ悩む。でも、多分、今私は変わらなきゃいけないんだと思うんだよね。

本読んだ感想noteにしようと思ったけど、結局支離滅裂だね。

久々に書くから、仕方ないか。


怖がらないで、生きていきたい。

思っていることを発信していきたい。

一人じゃないって思いたい。

エゴを捨てたい。

幸せになりたい。


もう一度、幸せになりたいよ。



今日はここでおしまい。




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