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今さら聞けない。「ヴィーガン」って何?

こんにちは。
小林佳奈です。

今回の、「今さら聞けない!」シリーズは、【ヴィーガン】について理解を深める時間にしていきたいと思います。

ヴィーガンとは?

ヴィーガンとは、野菜や果物を中心とした食生活を送るライフスタイルのこと。肉や魚はもちろん、卵や乳製品、はちみつといったすべての動物性由来の食材を使った食べ物を取り入れないことを主義としています。
ベジタリアンが菜食主義者の総称といわれるのに対して、ヴィーガンは“完全菜食主義者”といわれます。食生活だけでなく衣類(毛皮やニットを使わない)や化粧品(製造過程で動物実験をしていない)など、生活の中で使うものにおいても動物性由来のものを避ける生活を送る人をエシカル・ヴィーガンと呼ぶことも。
体質的に肉や魚が合わないという理由で取り入れる方もいますが、海外では宗教上の理由や動物愛護の精神から始める人がほとんどだそうです。
(参考)https://www.ozmall.co.jp/sdgs/sustainablechallenge/vegan/

なぜ今、ヴィーガンなのか?

いまヴィーガンが注目される理由のひとつとして、「SDGsへの関心の高まり」が大きいのではないでしょうか。

 ーSDGsについてはこちら👇

SDGsへの関心が高まる中で、そのSDGsの2030年ビジョン達成に向けたアクションのひとつとして、【ヴィーガン】が効果的であると考え選択している人が増えてきているように感じます。
それでは、ヴィーガンに取り組むことが、SDGsのどの項目の目標達成につながるのでしょうか。

  • 目標1.「貧困をなくそう」
    ヴィーガン人口が増えれば牧畜のための土地も必要なくなり、貧困をなくすことにもつながります。

  • 目標2.「飢餓をゼロに」
    牛のための飼料を人が食べるための穀物に変えて換算すれば、肉食1人分の食事は菜食10人分にも匹敵します。飢餓をなくすためには、当たり前に食べている肉食を見直す必要があります。

  • 目標6.「安全な水とトイレを世界中に」

  • 食べるための家畜を飼うということは膨大な水が必要で、かつ、畜産業は水質汚染の大きな原因になっています。

  • 目標12.「つくる責任 使う責任」
    日本では年間646万トンもの食料が破棄されています。これは企業や外食産業のみならず、家庭における食品ロスも含まれています。
    ヴィーガンを実践することで、少なくとも肉や魚といった生鮮食品の食品ロスは減らすことができます。

  • 目標14.15.「海や陸の豊かさを守ろう」
    ヴィーガンは「すべての動物の命を尊厳し、犠牲を強いることのないライフスタイル」を提唱しています。
    動物を守ることは、それらが住む森や海を守ることにもつながります。

(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000072527.html

まとめ

「ヴィーガン=野菜しか食べられない」というイメージでしたが、1週間に1日だけでもヴィーガンであることを選択することにより、さまざまな社会課題にも貢献できるのだと感じました。

いまできる自分のアクションを、少しずつ起こしていきたいものです。

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