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原点へ(見学最終日と振り返り)

いよいよ、この見学も最終日。
1週間なんて、瞬きしてたらすぐ終わってしまう。
貴重で大切で、自分を見つめ直すきっかけになった1週間でした。

最終日は
窯入れ
サクリ(無人販売)の用意
水曜日の計量

窯については、塚原さんの背中を見て、薪くべの姿勢をじーっくり見せていただいた。
昨日より少し薪くべを多めにさせてもらった。
弟子の構えについて、
例えばわたしは、薪をくべるときの塚原さんの膝のつき方と逆だったことに気付く。しゃがむ場所は同じだと思うけど、ここでも自分が出ていたんだなぁって。
それでも、そこに気付けた自分を大げさに褒めてあげようとしよう。これからのためにも。
もちろん1ミリにも満たない程度だけど、次に向かうためのステージだと思って。(ポケモンで言えば、まだマサラタウンで、オーキド博士に出会ったあたりかもしれない。これから旅に出るところ。)

そして、今日は群馬にあるnojiさんもいらっしゃって、先輩との時間も過ごすことができた。
群馬の桐生市、今度伺います!!
やはりそこはおとぎ話であってもいいかもしれない。それくらい、ドリアンを通じて出会う人は優しくて空気がふわぁって温かくなって。もちろんそれは師匠、田村さんがそうであるように。
初めましてのわたしはすっかりドリアンでつくられる時間とそこにいる人たちにゾッコンになってしまったわけで。

お昼休みには、めでたく⁈屋号(仮)も決まり、
実現が難しそうとつまづいていた課題も、
みなさんのユーモアとセンスに背中を押されていったわけです。

帰ったら、う〜んと夫と話し合う内容と考えることが多いと思うと、後退りしそうにもなりますが、
やっぱり初日の朝にながれた曲のように、
止められないし止まらないんじゃー!!という喝を自分に入れていこうと思います。

どこに進むべきか悩んでいるわたしでしたが、
たくさん見せて教えてくださり、たくさんのアドバイスをくださり、本当にありがとうございました。
皆さんと握手してお別れです。
こういう時に、言葉が出ないわたし。
これはもう、実現していって感謝を伝えるしかない!

徹子のパンも上へ上へと膨らんでいました。

上へ行く前には、うーんとしゃがんで、びよーんとジャンプするように、
まず原点に戻ろうと思います。
自分にたくさん質問して掘り下げて、そして納得したことを進めていったらいいんだなって。

余談ですが、帰りの飛行機ですっかり眠ってしまい、目が覚めると機長のアナウンスが流れていた。
偶然なのか、それともこの数日を見かねたパンの神様からのエールなのか。

「夢に向かい一歩一歩進んでいってください」

旅の締めくくりに相応しいアナウンスでした。
ありがとうございました。





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