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【エンジニアインタビュー④】「プロエンジニアになり『仲間』と呼べる人たちと出会えました」フリーランス歴10年目のエンジニアが語る、長く活躍するためのコツとは。

◇エンジニア歴
小学生の頃からPCに興味を持ち、ITエンジニアの道を考えるように。
システム開発会社に就職し、アプリやインフラ、プロジェクト管理など、プログラマとして一通りの経験を積み、2013年にフリーランスとして独立。
 
◇フリーランス歴
2013年よりプロエンジニアとしての活動を開始し今年で10年目。
現在はAWSを使って大手住宅設備関係企業のインフラ周りのクラウドサービスの設計、環境構築をしている。

“ITエンジニアとして一通りの経験を積み、フリーランスに転身しました”

ITエンジニアになろうと思ったきっかけをお聞かせください。

小学生の頃からPCを触っていて面白いなと感じていたので、当時からIT関連の仕事に就くだろうと思っていました。ちょうどドラクエなどのファミコンが流行っていた時期だったので、ゲームプログラマもいいなと思っていましたが、企業向けのシステム開発の会社に就職しました。何度か転職もした中で特に印象に残っているのは、30代で担当した大手携帯キャリアの販売店に納めるシステムを作る仕事で、アプリやインフラ、プロジェクトの管理、お客さまとの折衝、トラブル対応などを一通り学べたことです。

会社をやめてITフリーランスになった理由をお聞かせください。

大手携帯キャリアの仕事をしていたときに出会ったフリーランスエンジニアから、PE-BANK(当時の首都圏コンピューター技術者協同組合)という団体があるという話を聞いており、会社を辞めてフリーランスになり営業活動が厳しくなってきたときに思い出し、問い合わせをしたのがきっかけです。

“プロエンジニアになり『仲間』と呼べる人たちと出会えました”

ITフリーランスになることに対して不安はありませんでしたか。

むしろ大手のIT企業を辞めて小さな会社を転々としていた時の方が不安でした。小さい会社は業務内容が多いわりに報酬が低いことが多かったので、フリーランスになってからはそういった不安はクリアになりました。

ITフリーランスになってみてどんな点が良かったと感じていますか。

自分が力を発揮できるポジションで適切な対価がもらえることです。PE-BANKのプロエンジニアになってよかった点としては、PE-BANKのスタッフさんや他のプロエンジニアさんと交流ができることです。フリーランスは孤独に感じるかもと最初は思っていましたが、PE-BANKに入ってすぐにイベントに参加して同じような境遇の人とお話しができ、会社勤めにあるような上司や部下などの関係性を超える「仲間」と呼べる人たちと知り合えたことは非常に良かったと思います。
プライベートでは子供が大きくなり、これからの老後の趣味としてバイク、キャンプ、キャンピングカーなどにお金を回せるようになりました。

フリーランスの横の繋がりを作るために取り組んでいることはありますか。

PE-BANKのイベント参加以外にも、所属している中部のFacebookグループで同じ趣味(バイク・キャンプ)の人を集めて実際にバイクのツーリングやキャンプに行っています。

スキルアップのために取り組んでいること、またフリーランスとして長く活躍するためのコツはありますか。

「フリーランスだから」というわけではないですが、仕事をとるため、できるようにするため、きちんと納められるようにするために、お客さんやエンジニアさん、ときにはプロジェクトを通して仲良くなった別の会社のパートナーさんなどと飲みに行くなど人間関係の構築は意識的に行っています。また、さまざまな技術が時代の流れで変わっていくので自分の中でアップデートをするようにしています。
継続してきちんとやっていれば自ずと結果はついてくるものかなと思います。継続することは簡単なようで一番難しいですから。

今後の展望をお聞かせください。

少し気が早いですが、老後の準備をして行きたいなと思います。旅をしながら仕事もするというような「究極のノマド」が実現できればいいなと思っています。PE-BANKの支店めぐりもしてみたいですね。北海道から九州まであるので日本を縦断できますもんね。

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