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高齢者免許講習は形だけ!警察や国は目的が違う。。これからもっと増えていく高齢者運転者の事故。

一応メディアに取り上げられた高齢者運転の事故が横浜であった。これもほんの一部であって全国ではものすごい数で起こっている。

よくコメントで「高齢者講習を1年ではなく半年にして!」とか書いてあるのを目にするが、はっきり言って警察の目的が違う。

高齢者講習をする目的は資金集めのみである。

どんなにひどい運転をしていても合格にしてしまうのが今の高齢者講習。。

本当にひどいものです。。

田舎に住んでいる僕の近所はほぼ高齢者運転者だらけです。近くのおじちゃんの車は見るたびにどんどん車の凹み数が増えていってます。

高齢者になると視野が狭くなるんです。。洞察力も鈍り、足の力も衰えます。

赤信号でブレーキを踏んでいる足の力が緩み前に進んで行っても本人は気づかなかったり、近所の人だとこちらではわかっていでもすれ違い側ではこちらには全く気づかない。。

向かってくる相手の車に誰が乗っているか。。。もうそんなことはわかりもしません。すれ違いさまにこっちが「おばあちゃん!」っと手を振っていても気づきません。。真正面を向いているだけ。。周りが見えてないんです。。

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去年85歳のおじいちゃんが我が家に間違えてやってきました。

僕を見たおじいちゃんは「久しぶり!」

僕は「誰ですか?」

おじいちゃんの僕のことを彼の同級生と間違え、しかも家も間違えています。。

「その人の家だったら3件隣です。。」

そう伝えると今度は恐ろしい車の運転でアクセル全開。。。

パーキング(P)のギアでで暴走族のように吹かす!

「ぶおーーーん!ぶおーーーん!!」

それを聞いた時に「おかしい。。。」っと思った瞬間。。

バックに入れて家のフェンスに直撃。。!

「がががーーー!」

そして当たっているのも気づかずに。。さらに

「がががーーー!」

僕:「嘘でしょ?」

本当にこんな人が運転しているのだと。。

そしてこんな人が全国に多くいるのはもうわかっていること。。

さらにこういう高齢ドライバーが増えていくのもわかっていること。。おじいちゃんの車を使ってまずおじいちゃんの家に僕が送っていきました。

まず車に乗ると驚いたこと。。

この真夏に暖房がガンガンかかっている。。

「おじいちゃん。。。暖房かかってるよ!」

外の気温は30度近い。。クーラーもしくは窓を開けていないといけないのに暖房をかけているということは温度感覚も無くなっているのだと気づいた。

おじちゃんとお話をすると「免許の更新は去年したようで、来年まで大丈夫だそうだ。」

恐ろしい。。。こんな人が普通の道路を運転しているのだ。。。

ある意味酔っ払い運転よりもたちが悪い。。なぜならば24時間こんな状態だからだ。。

近所の人に高齢者講習の内容を聞くと「誰でも受かる!」という。

教習所のコースを走るみたいだが、S字カーブなどに落ちても大丈夫みたいだ!

そうだろう。。若い免許講習を受ける人でもS字などは難しい。一度でも落ちると試験は不合格だ。でも高齢者講習はS字ガンガン落ちても大丈夫!ましてやS字などできるはずがない。。

なぜならばあんな道は存在しないからだ。今まで走ったことあるだろうか?

何のための講習?


つまり講習に来た人は合格なのだ。


僕が先日免許書き換えの時にある光景を見た。

写真撮影の順番を待っているとある老人が免許の書き換えにやってきていた。高齢者は動体視力のテストなどもある。モニターの中を覗き、真ん中に合った時に手元のボタンを押すものだ。

そのおじいちゃんは何度もできなくてその担当の警官は「タイミングが全くあってません。。これじゃ免許の更新できません」っと言っていた。

おじいちゃんは「家にメガネがあるからそれがあればできる。。」

警察官「それじゃ、その眼鏡を持ってまた来てください。」

嘘でしょ。。。

その危険な老人をまた一般道路に返すのか?


ここまでこの実力で運転してきただけでもすごく危険なことなのに、なぜ警官はこの人が免許の更新ができないレベルであるのに、また一般道に返すのだろうか。。

本当ならば、今おじいちゃんが運転できる状態じゃないことが分かったのならば「今の状態では車には乗ってはいけません。。タクシーを使ってメガネを取ってきてください。」というべきじゃないだろうか。。

そこで分かったのだ。。


警察は何もしない。。



こういう危険運転をしそうな人だと分かってたとしても一般道に放つのだ。

それは彼らの目的が高齢者の運転を守るというものではなく、ただの免許書き換えの更新料を頂く目的なのだ。つまり警察は何もしない。。

形だけなのだ。。


日本は本当に形が大好きだと思う。。

僕はヨーロッパの運転免許を持っているが、書き換えや更新などない。

一度作ったら一生その免許で乗れるのだ。

写真だって若い時のままだ。おじいちゃんになったって大丈夫。

何十年もヨーロッパはそうしてきて問題なくやれてきているのだ。できないことはない。。先進国のヨーロッパの国々がそうなのだ。

それでは日本が数年おきに免許の更新をする意味は何だろうか?


そう、資金集めだけだ。


ヨーロッパがそれで今まで何も問題なく通っている。日本のやり方がいいのならばヨーロッパでも真似する国が出てきてもいいだろうがそれもない。。

よく考えてみるとこんな小さな田舎の警察署でも免許更新の部署は最低5〜6人いる。ビデオ見せる人、受付二人、写真撮る人、会計、目の検査など。。

これが全国でいたらどれだけの人件費がかかるだろうか。。年間何百億円かそれ以上だ! 全国には約1100の警察署があるようだ。

そこで免許の更新ができるならば最低5人の人件費。公務員の年間費500万円としよう。1100箇所X500万円X5=2.750.000.000.000  2,75兆円!!

これは想像以上の経費だ。。信じられない。免許更新の部署だけでこんなにかかるのか。。。そうするとこの経費は我々からも徴収することになる。

我が小さな警察署でも1日200人くらいの人が免許更新でやってくる。

茨城県で運転免許保持者数は200万人だ。茨城県の人口280万人いるから70%以上。。僕の街のの人口は約6万人で70%としたら4万2000人。平均3年更新として42000人を3等分で1年間は14000人が免許の更新で1年間僕の街の警察署にやってくる。

免許の書き換えは平日のみだから365日ー120日(休日)=245日

14000人を245日で割れば1日にここの警察署に免許更新でやってくる人の人数が大体わかる。約五十七人だ。ここで更新料の平均3300円を57人分で188,000円、五人の日給3万円だとしても十分だろう。ましてや税金で公務員の給料は支払われるのだからこれらの収入は一体どこへ。。。カード代金や写真撮影費用か。。?


結局払わなくていいお金を国民から集めてその行先がわからない。。

想像つくだろう。ヨーロッパはその人件費がなくて済むのだ。

そして訳のわからない交通安全委員会の会費の勧め。。

意味がない。。


高齢者マークも本当に意味がない!


高齢者マークを見れるのは大概その車が前に走っている時だ。

高齢者が急ブレイキでもかける!?そんなことは滅多にない。。

高齢者運転で大きな問題は急に出てくるところだ。

よく見かけるのが交差点などでこちらが直進で走っていて高齢者が曲がりたくて待っている。。こちらはこの感覚ならもう曲がってはこないと思いきや車が動き出し曲がってくる。。

これはどういうことか。。。


動体視力である。高齢者は向かってくる車のスピードがわからない。。

そして判断力も鈍る。その組み合わせで起きる。。

つまり反対側から走ってくる車は高齢者マークなど見えないのだ。。

本当に必要なのは高齢者ドライバーの「」だろう。

ライトの両脇あたりにしっかり靡くように立てておく。そうすれば反対車線の車もこの人は高齢者だとわかって注意する。

目的が周りの人にわからせるためのマークであるならば旗なのだが、シールのようなものはただの形でしかない。

田舎を運転していると高齢者ドライバー運転の事故は本当によく目にする。。ニュースなどほんの氷山の一角だ。。

だけども高齢者は運転をやめようとはしない。。。

事故を起こすまで乗り続けるのだろうか。。

今まで事故を起こしていないのだから大丈夫と思っている人も多いし、車がないとどこにもいけないというのも事実だ。

昔はバスがよく走っていたけども田舎ではバスはほとんどない。。

でももう分かっている。。このままではこの近所の人も事故を起こすまで乗るのをやめないだろう。。

自爆ならまだいい。。小さい子供や若い人たち、これから日本を支えていく人たちを引いてしまったらどうしようもない。。

また本人だけではない。その家族もずっと代償を払わなくてはならない。。

自動運転技術は残念ながらここ数年は追いつかない。。

こちらがどれだけ安全に運転していても高齢者がぶつかってきては本当にどうにもならないのだ。。。

それではどうすればいいのか。。?

「車をマニュアル車限定にする」

これはヨーロッパがそうなのだが、ヨーロッパではオートマ車が少ない。

マニュアル車が多くほとんどの人がこの車だ。高齢になってくると足の力が弱くなってきてクラッチが踏めなくなってくる。そうすると車は動かなくなるのだ。。

その時が車を運転できない時とヨーロッパの人は判断できるのだ。

それとは違って日本ではオートマ車。アクセルを踏めば何百キロでも走る。

多くの高齢者問題はアクセルとブレーキの踏み違いだ。

クラッチがあればこれはなくなる。。坂道発進だってクラッチができなければ下がってしまう。そこらでコツンとぶつけて引退した方が利口じゃないだろうか。。

国や警察は何もしない。

だからこそ「考えて行動する」

もしあなたの家族で恒例の方が運転している人がいたらどうしますか?

きっと子供や孫が「乗らないで」と言っても聞かないでしょう。。

僕は自分の親にも言っています。

「きっと子供のいうことは聞かないから、誰か一人ボケていない時に決めておいて。。その人が乗るな!と言ったらもう乗らない。。免許を返納する。。」

人間はボケてくると頑固になってくる人が多くいるといいます。つまりボケてしまったらもう話し合いなどできないんです。。。

僕も他人事ではないんです。。。

もし親が誰かを引いてしまったのならば。。

車は便利な乗り物だけども危険と隣り合わせなのです。

自動運転がもう少し早くやってくればいいのに。。でも日本の自動運転に対する道路の法律も追いついてない。。

アメリカで許可されていることが日本ではされてないんです。

都会の生活はまだいいかもしれません。。

田舎での生活はこれからが本番です!

これを読んで家族と話し合うきっかけになればいいと思います。






全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。